ユーザー視点で率直に言うと、Fatermythは古代から現代までを舞台にした、運命を賭ける壮大な物語と、ダイスとカードを組み合わせたユニークな戦闘が魅力のインディータイトルです、
翻訳や細かなバグが目立つものの、各キャラクターに用意された個別の戦闘スタイルや多彩なサイドクエスト、そして装備とスキルの組み合わせで自分だけのビルドを作る楽しさが強く残っています、
短時間で次々と視点が切り替わる構成は飽きさせず、運要素と戦略性がバランスよく混ざったバトルは繰り返し遊びたくなる魅力があり、
英語表記は「English (Alpha)」となっているため今後の改善に期待しつつ、気になる点を受け入れられるなら十分おすすめできる作品です、
どんなゲーム?
Fatermythは、謎の人物に命を救われた主人公が、父の未完の使命と残虐な支配を覆すために運命に導かれる壮大な旅に出る、ナラティブ重視のRPGです、
盤古の天地創造から夏・商の時代までを背景に、神々や異形の種族が入り混じる世界観で、七人のキャラクターそれぞれの運命が絡み合う物語が描かれます、
ゲームシステムはダイスとカードを組み合わせた戦闘が特徴で、ダイスの出目で戦況が左右される一方、装備やスキル選択で自分なりの戦術を構築できます、
各キャラは固有の戦闘スタイルを持ち、レベルアップで高レベルスキルを選ぶ楽しみがあり、
サイドクエストやランダムイベント、ダンジョン挑戦などコンテンツも豊富で、短いチャプターを繰り返して進めることで物語がループしながら全体像が見えてくる構成です、
プロモーション動画
Fatermythの評価は?
ユーザーレビューを見ると、ゲームデザインやキャラクター、戦闘システムに好意的な意見が多い一方で、翻訳の品質と未翻訳テキスト、いくつかのバグによる不満が目立ちます、
以下に、実際のユーザーレビューを日本語に翻訳して引用します、
「これは翻訳について多くの文句から始まりますが、私は本当にこのゲームを楽しみました、
このゲームは特別な何かだと思います、私はこのゲームがOctopath Travelerのような作品よりあらゆる面で優れていると断言します、(Octopathはクソなのでプレイしないでください)設定では現在の英語モードが「English (Alpha)」となっており、今後より良い(あるいは少なくとも整った)翻訳が来ることを期待しています、現状でもゲームは読めますが、文法や用法の間違いが散在しています、例えば王が息子に「You may as well don’t participate if you feel bad」と言ったり、「You have no more tears for a weep and no more voice for a cry」や、「What are them?」や、「Stop fancying!」を「冗談をやめろ」とする表現、そしてフォーマルな場面で「kid」を多用する誤り、「fair boy」を嘲りで使うなど、ネイティブなら「pretty boy」を選ぶ場面があること、白痴サイドクエストの数学問題が曖昧で選択肢を全部検算しないと解けないこと、Xiaoの初期スキルに「WTH do u mean?」というカードや「idiot」を検閲したような表記があり、しかもコミックサンズで表示されるなどの例が挙げられます、さらに「She smiles as she shaves your nose with a finger playfully」のようなタイプミスもあります、いくつかのテキストボックスは未翻訳で中国語のまま表示されています、
もう少し手直しが欲しい点として、プレイ中に右クリックでカードを自動割り当てした際に、カードの選択を解除できず敵をターゲットできなくなり戦闘でソフトロックするバグに数回遭遇しました、ターン終了しても動けない状態が続くことがありました、また小さな整合性の誤りとして、[ネタバレ]Xin Jiaoのストーリー終盤のボス戦でKuiが両腕で描かれている場面があります、[/ネタバレ]、
とはいえ、翻訳の欠点を補って余りあるほどゲームプレイは楽しく、キャラクターたちも魅力的です、文章が特別素晴らしいとは言いませんし、いくつかのキャラクターの物語の出来は疑問ですが、コンテンツのバリエーションは豊富で、いくつかの巧妙なルドナラティブ的仕掛けもあり、目的が明確なので没入感があります、
各キャラのアークは新しい戦闘スタイルと多様なサイドクエスト(推理、戦闘、クイズ、運試しなど)を伴い、各キャラのアークの一部だけをプレイして次のキャラに切り替え、最後に戻って全てを繋げるため、常に変化があります、
戦闘は複雑ではなく、死に対して寛容な設計なので苦手な人もいるかもしれませんが、ダイスベースの運要素が面白く、コストベースのスキルカスタマイズは戦略の幅を与えています、行き詰まった時は装備やスキル構成を練り直してシナジーを作ると突破でき、これは非常に満足できます、
特にOctopathのような期待外れの作品に失望した人にはお勧めします、私はとても楽しめました、([ネタバレ]Jing Yinが医療権限を利用して一人の男性を性的に嫌がらせし、別の男性に対しては明らかな性的暴行を行う場面があり、その人物は命を救ったばかりで、しかも彼女の最終的な運命の相手として描かれているのは何なんだ、[/ネタバレ]非常に驚きました、[ネタバレ]彼女のストーリーは最弱で、最後のあの蛇のような女をなぜ殺せないのか??[/ネタバレ])、少なくとも一人でもプレイしてみようという人が増えることを願っています、」
「トップレビューはこう言っています、’まず大きな疑問、翻訳は良いか? はい、良いです’、これは嘘です、ひどく露骨な嘘です、ゲームはボタンやチュートリアル画面など翻訳されていない部分が大量にあります、英語しかできない人には文字通りプレイ不能です、」
総評としては、物語とゲーム性を高く評価する声があり、翻訳と一部の技術問題で評価が割れている印象です、
英語表示は「Alpha」と明記されているため改善を期待する声も強く、翻訳の不備を許容できるかが購入の分かれ目になりそうです、
DLCはある?
現時点で公式の説明文やユーザーレビューにDLCの情報は明示されていません、
ゲームの紹介には多数のクエストやキャラクター固有のコンテンツ、ランダムイベントやダンジョンがあると記載されていますが、拡張コンテンツや有料DLCの存在についての表記は確認できません、
今後人気が出れば追加シナリオや装備パックといったDLCが来る可能性はありますが、現状は本編のみで遊べるボリュームがメインと考えてよいでしょう、
Fatermythは無料で遊べる?
レビューの記載やストアの文面から判断すると、Fatermythは基本的に有料のパッケージタイトルである可能性が高いです、
実際に購入しているユーザーのレビューがあり、無料で「文字通りプレイ不能」といった指摘があるため、基本プレイ無料という表記は見当たりません、
したがって現時点では有料で購入するタイプのゲームと推測されます、
マルチプレイはある?
公式の説明やレビューを見る限り、Fatermythはシングルプレイヤー中心の物語重視RPGです、
説明には七人のキャラクターの運命やシナリオ進行、ダイス+カードの戦闘やダンジョン挑戦が強調されており、マルチプレイやオンライン協力に関する記載はありません、
そのため、本作はソロで物語を楽しむタイプのゲームと考えて差し支えないでしょう、
対応言語は?
ストアの説明とユーザーレビューから、現時点では中国語(簡体字等)と英語表示が確認されています、
ただし英語は「English (Alpha)」と表記されており、翻訳は未完成または暫定的で、ゲーム内に未翻訳の中国語テキストが残っているとの報告があります、
日本語対応についての言及は見当たらないため、日本語は未対応と判断されます、
今後のアップデートで英語翻訳の改善や、もし人気が出れば日本語対応の追加も期待できるかもしれませんが、現時点では日本語非対応と見てよいでしょう、
動作環境は?最低要件
以下は推定の最低要件です、
- OS:Windows 7/8/10 64ビット、
- プロセッサ:Dual-Core 2.0GHz 以上、
- メモリ:4GB RAM、
- グラフィック:Intel HD 以上の統合GPU、もしくは同等の低~中性能GPU、
- DirectX:バージョン11、
- ストレージ:最低2GBの空き容量、
コメント:本作はドットや2Dグラフィック中心、カード+ダイスの戦闘を主軸にしたインディータイトルのため、要求スペックは高くありません、
古めのノートPCや低~中性能のデスクトップでも快適に動作する可能性が高いですが、解像度設定や描画オプションでパフォーマンスを調整できると安心です、
PC GAME NAVI編集部レビュー
Fatermythは古典神話と異形の種族が入り混じる独特の世界観と、ダイス+カードという遊び心ある戦闘が光る作品です、
キャラごとに違う戦闘スタイルを試して、装備とスキルを組み合わせる楽しさがしっかりと味わえます、
翻訳や一部バグは確かに気になりますが、物語の骨組みと戦闘の快感はそれを上回る魅力があり、
短時間で色々なシチュエーションを体験したい方には特におすすめです、(編集部)
Fatermythの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価:物語性と戦闘システムは高評価、翻訳と一部の技術的問題で評価は割れる、
DLC:現時点で公式なDLC情報はなし、将来的な追加は不明、
日本語対応:未対応、英語は「Alpha」で一部未翻訳の中国語テキストが残る可能性あり、
総評:ゲーム性に魅力がある反面、翻訳品質や細かなバグを許容できるかが購入のポイント、















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