ニュースの要約
- サグリ株式会社がVerraに申請中の改良農地管理に基づくカーボンクレジット創出プロジェクトが、パブリックコメント期間に入ったことを発表
- 本プロジェクトはデジタル土壌マッピング技術を活用し、農家の負担を軽減しながらプロジェクトの規模拡大を目指す
- 出光興産株式会社およびLam Son Sugar Joint Stock Corporation (LASUCO)との協業に基づき、ベトナムのサトウキビ畑での改良農地管理を通じたカーボンクレジット創出を目標とする
概要
サグリ株式会社は、Verraに対し申請中の改良農地管理(Methodology for Improved Agricultural Land Management, VM0042)に基づくカーボンクレジット創出プロジェクト(プロジェクトID: 5663)が、パブリックコメント(意見公募)期間に入ったことを発表しました。
本プロジェクトは、サグリが持つ衛星データ解析技術と、Verraが2025年8月26日に新たに承認(リリース)した方法論モジュール「VT0014 (Methodology for Digital Soil Mapping)」を組み合わせた先進的な取り組みです。VT0014は、デジタル土壌マッピング技術を用いて土壌有機炭素(SOC)の変動を測定・監視するもので、従来必要とされていた広範な実地での土壌サンプリング作業を大幅に削減できるため、プロジェクトに参加する農家の負担を最小限に抑えながら、プロジェクトの対象地域を効率的に拡大することが可能になります。
本プロジェクトは、出光興産株式会社およびLam Son Sugar Joint Stock Corporation (LASUCO)との協業に基づくもので、ベトナムにおけるサトウキビ畑での改良農地管理を通じたカーボンクレジット創出を目指しています。サグリは、このパブリックコメント期間を通じてプロジェクトの妥当性を高め、Verraによる正式な登録を目指していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
サグリ株式会社:Verra (VM0042) プロジェクトのパブリックコメント開始を発表についてまとめました
サグリ株式会社は、Verraに対し申請中の改良農地管理に基づくカーボンクレジット創出プロジェクトが、パブリックコメント期間に入ったことを発表しました。本プロジェクトは、サグリの衛星データ解析技術とVerraの新しい方法論モジュールVT0014を組み合わせた先進的な取り組みです。VT0014は、デジタル土壌マッピング技術を活用することで、従来必要だった広範な土壌サンプリングを大幅に削減し、プロジェクトへの農家の参加を促進することを目指しています。また、出光興産やLASUCOとの協業に基づき、ベトナムのサトウキビ畑での改良農地管理を通じたカーボンクレジット創出を目標としています。サグリは、このパブリックコメント期間を通じてプロジェクトの妥当性を高め、Verraの正式な登録を目指していきます。
この取り組みは、デジタル技術の活用によって従来の作業負担を大幅に軽減しつつ、プロジェクトの拡大を図る点で、持続可能な農業実現への一つのモデルケースと考えられます。また、外部からの意見を取り入れながらVerraの認証を目指す姿勢にも注目が集まるでしょう。サグリは国内外の企業との協業を進め、アジア地域での実践につなげていくことで、脱炭素社会実現への貢献が期待されています。
参照元:>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000040885.html















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