スタンドアロンの拡張パックとしてリリースされたMight and Magic: Heroes VII – Trial by Fireは、元のHeroes VIIの良さをそのままに、少しだけ新要素を加えた作品です、
ドワーフ主体の「フォートレス」勢力や新たなキャンペーン、追加クリーチャーやアーティファクトで既存の遊びを延長できるので、元作を楽しめた人には素直におすすめできます、
ゲームの基本はターン制ストラテジーとRPGの良いところ取りで、そのままの操作感や戦術性を保ちながら、新しいヒーローやルーン魔法が加わることにより、戦略の幅が広がるのが嬉しいです、
技術面での不満や起動周りの煩わしさを指摘する声もありますが、じっくり腰を据えて遊べば満足感の高い作品に仕上がっています、
どんなゲーム?
Might and Magic: Heroes VII – Trial by Fireは、Heroes VIIの世界観とゲームシステムを基盤にしたスタンドアロンの拡張パックです、
オリジナルのキャンペーンに加えて、新たに2本のキャンペーン(本編とエピローグ)を収録しており、物語を少しだけ厚くして遊べます、
最大の目玉は「フォートレス」勢力で、ドワーフたちが新ユニット、タウンスクリーン、そしてルーン魔法や火属性寄りの戦術を備えて登場します、
ターン制のマップ上で拠点を育て、英雄を育成し、戦闘でユニットを運用するというシリーズ独特のループは健在で、改良されたメカニクスや追加マップによってリプレイ性も高められています、
ファンには嬉しい過去作へのオマージュやイースターエッグも含まれており、シリーズ経験者は発見を楽しめる作りです、
Might and Magic: Heroes VII – Trial by Fireの評価は?
ユーザーレビューを見ると、全体的には「好きな人にはたまらないが、目新しさは限定的」という印象が強いです、
長めのレビューでは「基本的にはHeroes VIIとほとんど同じで、小さな追加があるだけ」といった意見が目立ち、拡張というよりはサイドストーリー寄りだと評価されています、
「Heroes VIIのスタンドアロン拡張です、ほぼ同じゲームで、小さな追加があるだけです、フォートレス(ドワーフ)の追加や新しいキャンペーン、アイテムが増えていますが、大きな変更はありません、達成要項や技術的な挙動は本編と同様です、」
「ゲームが動作しなくなりました、Steamは返金してくれません、すごく残念です、」
「Heroes 7,5 Modに感謝します、これがなければこのゲームはおすすめしません、」
「慣れれば素晴らしいゲームです、」
総評としては、コアな戦略要素や世界観を楽しめる人には満足度が高く、特にフォートレスの堅実な守備寄りプレイスタイルが気に入ると長く遊べるタイトルです、
一方で、根本的なゲーム体験を大きく変えるほどの新規要素は少ないため、完全新作を期待すると肩透かしを食らう可能性があります、
DLCはある?
Trial by Fire自体がスタンドアロンの拡張であり、追加のミニDLCも存在します、
レビューでも触れられているように、Heroes IVをテーマにしたミニDLCキャンペーンが付属しており、これは本編の設定とは直接つながらないボーナス的な内容です、
また、本拡張に含まれる要素としては、新勢力フォートレス(ドワーフ)、新キャンペーン、本編では見られなかったアイテムや敵などが追加されており、ファン向けの追加コンテンツとして機能しています、
注意点として、実績に関する仕様がやや特殊で、メインゲームを所有している場合はメイン経由で起動しないと実績が解除されないケースがあるという報告がある点も併せて押さえておきましょう、
Might and Magic: Heroes VII – Trial by Fireは無料で遊べる?
本作はストアで配布されている有料の拡張パックであり、無料で遊べるタイトルではないと考えられます、
レビューの多くが「購入して遊んだ」前提の内容であり、返金関連や起動の不具合に関する不満も購入者の声として挙がっているため、実際には有料タイトルであることが明白です、
セール時には割引購入で手に入れるのがコスパ的におすすめで、元のHeroes VIIを所有している場合は本拡張を通じてさらに遊びを広げられる一方で、無料で配布されることは通常ありません、
マルチプレイはある?
シリーズの伝統どおり、ターン制ストラテジーらしいマルチプレイ要素が存在すると推測されます、
Skirmishやカスタムマップでの対戦、協力プレイなど、フレンドと戦術を競い合えるモードが楽しめる可能性が高いです、
レビュー本文ではマルチプレイの詳細に触れている声は少ないものの、マップ追加やバランス調整の恩恵を受けてマルチ対戦の幅も広がる点は喜ばしいところです、
対応言語は?
公開されている情報やレビューは英語での記載が多く、公式説明にも英語が中心に見受けられます、
現状、主要な対応言語として英語を含む複数言語が想定されますが、日本語対応については明確な情報が見つかりにくく、購入前にストアページで日本語表示やローカライズの有無を確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
下記は一般的なターン制ストラテジーの拡張に求められる最低要件の目安です、
- OS: Windows 7/8/10 64ビット以上、
- CPU: デュアルコア相当のプロセッサ(推奨はクアッドコア)、
- メモリ: 4GB以上、
- グラフィック: VRAM1GB以上のDirectX 11対応GPU、
- ストレージ: インストール用に10GB以上の空き容量、
要求スペックについてのコメント、
本作はグラフィック重視の最新タイトルほど高スペックを要求しない傾向にあり、ミドルレンジのPCでも快適に動くことが期待できます、
ただし、多数のユニットや大規模な戦闘が発生するシーンではCPUやメモリの負荷が増えるため、快適に遊ぶなら推奨スペック相当の環境を用意するのが安心です、
PC GAME NAVI編集部レビュー
拡張の形で届けられたTrial by Fireは、既存のHeroes VIIの良さを継承しつつ、ドワーフ勢力や追加キャンペーンで遊びの幅を手軽に広げられる作品でした、
戦略性のあるターン制戦闘と英雄育成の楽しさは健在で、シリーズファンならすぐに馴染める作りです、
技術的な問題や起動周りの手間を感じる声もありますが、遊び込めばその戦術の深さに引き込まれる魅力があります、
セール時に手に入れてじっくり腰を据えて遊ぶのがおすすめの一作です、(編集部)
Might and Magic: Heroes VII – Trial by Fireの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価、DLC、日本語対応のまとめです、
評価は「Heroes VIIの良さをそのまま楽しめる拡張」として概ね好意的ですが、劇的な変化は少ない点が指摘されています、
DLC的要素としてはHeroes IVテーマのミニキャンペーンや新勢力フォートレスなどが含まれており、ファン向けの追加コンテンツが揃っています、
日本語対応については不確定な点があるため、購入前にストアページでローカライズの有無を確認することを推奨します、
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