早期アクセスで登場したFringes of the Empireは、一人の開発者が作り上げる地道なタイトルという背景があり、レトロ感のあるビジュアルとローグライク+トップダウンシューティングという組み合わせが魅力です、
実際にプレイしてみると、時折テンポがゆっくりに感じることもありますが、それも含めて探索や収集、改造の楽しさがじんわり染みるタイプの作品だと感じました、
価格は発売時に有料で提供されており、筆者はシングルプレイのローグライクシューティングが好きなので、その価値を感じて楽しめました、
ミニマップで敵の位置が見える設計や、多彩な敵船・フレンドリーユニット、武器やクルー育成などのRPG的要素があり、遊びの幅が広い点も好印象です、
今後はレベルエディタやモッド対応などでコミュニティが盛り上がれば、コンテンツ量はさらに拡張される潜在力があり、気長に育てていくタイプのインディータイトルとしておすすめできる作品です、
どんなゲーム?
Fringes of the Empireは、SFポストアポカリプス世界を舞台にしたローグライクRPGとトップダウンシューティングを融合した作品で、2600年という荒廃した未来が舞台になっています、
プレイヤーは300年以上の冷凍睡眠から目覚め、先祖の残した前戦争時代の船「UFS Intrepid」のパイロットとして星間を探索することになります、
ゲームプレイは2Dレトロ風の見下ろし型シューティングが基礎で、武器や船、クルーの育成要素があり、資源採掘や惑星探索、敵との戦闘を通じて装備や拠点を拡張していきます、
ピクセルアートと3D/2.5Dライティングを組み合わせた独自の表現や、Windows向けのカスタムエンジンによる動作、PC用XBOXコントローラ対応などが特徴です、
またレベルエディタや将来的なワークショップ対応など、プレイヤーが独自のコンテンツを作れるモッディング機能も想定されており、物語に参加しながら自分だけの冒険を作る遊び方が可能です、
プロモーション動画
Fringes of the Empireの評価は?
ユーザーレビューを参考にすると、全体的に「丁寧に作られたインディー作品」という評価が多く見られます、
原文レビューからの引用を翻訳すると、「Fringes of the Empireは11月にアーリーアクセスでリリースされ、開発者によれば少なくとも数年間はアーリーアクセスのままでいる見込みです、なぜならこのタイトルは一人の開発者(Mad Merv)が開発しているからです、」という説明があります、
同レビューは「当初の完全版価格は£14.99で、私はシングルプレイのローグライクシューティングが好きなので支払って満足した」と続けており、プレイ時間をかけて発見や成長を楽しめる点が好意的に受け止められています、
一方で「一部約束された要素、例えば乗り込んで戦う『船内戦闘』はまだ実装されておらず、現時点ではレーザーやフォトン、ロケット等の通常の船対船戦闘が中心である」といった未完成部分への言及もあり、今後のアップデートでの拡充が期待されています、
開発者側の返答も翻訳して紹介すると、「価格は上げないだろう、元々19.99USDで出したかったが現在の価格で満足している、完成させて値段に見合う内容にしたい」とあり、開発者の情熱と規模感が評価に影響しています、
DLCはある?
現時点で公式の追加DLCの案内は特に見当たりません、
しかしゲームにはレベルエディタが搭載されており、将来的にワークショップ対応などでプレイヤー作成の拡張コンテンツやモッドが流通する計画があると説明されています、
つまり公式DLCという形ではないものの、コミュニティベースの追加コンテンツで遊びが広がるポテンシャルが示唆されており、モッダーや長期的に遊びたいプレイヤーには期待できる状況です、
Fringes of the Empireは無料で遊べる?
このゲームは無料ではなく、アーリーアクセスの有料タイトルとして販売されています、
レビューでは当時の価格が£14.99と記載されており、有料購入が前提の作品です、
開発者は価格を上げる可能性は低いと述べており、早期アクセスでのサポートが完成に向けた助けになる旨も伝えています、
マルチプレイはある?
本作は主にシングルプレイのローグライク要素とストーリードリブンな探索を重視した作品です、
レビューや公式説明でマルチプレイの実装については触れられておらず、現段階では協力プレイや対戦といったオンラインマルチプレイ機能は確認できません、
そのため一人でじっくり進めるタイプのプレイを想定して楽しむのが良さそうです、
対応言語は?
公式の説明やレビューは英語での情報が中心で、日本語対応については明示されていません、
ストアや開発者のコミュニケーションも英語主体であるため、現時点では英語がメイン言語であると考えられます、
日本語インターフェースや日本語字幕が必要な場合は注意が必要ですが、コミュニティや将来のアップデートで追加される可能性は否定できません、
動作環境は?最低要件
下記は想定される最低要件の一例です、
- OS: Windows 7 / 8 / 10、
- CPU: デュアルコア相当、2.0GHz以上、
- メモリ: 4GB RAM、
- グラフィック: 内蔵GPUでも動作可能な2D描画対応、DirectX 9相当、
- ストレージ: 約500MB以上の空き容量、
解説としては、Fringes of the Empireは2Dや一部2.5D表現を使った小規模なインディータイトルであるため、最新のハイエンドPCは不要です、
ただし将来的なアップデートやモッド導入でコンテンツ量や負荷が増える可能性があるため、余裕のあるストレージと安定したCPU・メモリ環境を用意しておくと安心です、
PC GAME NAVI編集部レビュー
少人数開発ならではの温かみと愛情が感じられる作品で、レトロ風味のビジュアルとゆったりした探索が心地よくマッチしています、
ミニマップで敵の位置を把握しつつ、武器やクルーを育てて自分なりのプレイスタイルを築く楽しさがあり、発見の要素が多い点が魅力です、
未実装の要素もありますが、現状でも遊べるコンテンツは豊富で、将来的なモッディングやエディタによる拡張性も期待できます、
じっくり遊べるシングルプレイ体験を求める方にはおすすめのインディー作品です、(編集部)
Fringes of the Empireの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価は「丁寧に作られたインディー作、今後のアップデートでさらに良くなる可能性あり」、
DLCは公式の追加パックは確認されていないが、レベルエディタや将来的なワークショップ対応でユーザー生成コンテンツが期待できる、
日本語対応は未確認で英語中心の情報が多いため、現時点では日本語未対応の可能性が高い、
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