中世の華やかな旅と騎士道のイベントをゲーム内で気軽に楽しめる拡張、Crusader Kings III: Tours & Tournamentsを触ってみました、
プレイヤー視点では、ツアーで領地を巡りながら領民と近しい交流ができる点や、トーナメントで名声や報酬を稼げる要素が特に楽しいです、
祝宴や結婚式といったグランドアクティビティは、内政や外交の隙間に彩りを添え、思いがけない人間ドラマが生まれるので、ゲームプレイに深みが出ます、
確かに物足りなさを感じる声もありますが、王や公爵としての“物語作り”を楽しみたい人には十分におすすめできる拡張です。
どんなゲーム？
Crusader Kings III: Tours & Tournamentsは、王家を率いるストラテジーRPGであるCrusader Kings III本編の大型拡張です、
本拡張では、君主自らが領地を巡る「ツアー」機能が追加され、側近を選んでルートをカスタマイズし、地方ごとの暮らしやイベントを細かく体験できます、
また、華やかな「トーナメント」では、槍試合や儀礼的な競技を通じて名声や報酬、技能経験を獲得でき、騎士たちを育成したり、宴会を利用して策略を巡らせたりできます、
グランドウェディングや鷹狩りなどの大規模イベントも導入され、見た目の新規アートも含めて中世の雰囲気が強化され、物語性に富んだプレイが可能になります。
プロモーション動画
Crusader Kings III: Tours & Tournamentsの評価は？
ユーザーレビューを総合すると賛否が分かれるタイトルです、
ポジティブな意見としては、祝宴やトーナメントといった新活動がゲームに奥行きを与え、領地を巡るツアーで世界の細部を楽しめる点が評価されています、
一方で、DLCの価格に対する不満や、追加要素が小規模で本編に含めるべきだという厳しい声も少なくありません、
以下にストアレビューからの引用（日本語訳）を掲載します、
「Paradoxの強欲さにはうんざりします、これらのDLCのどれも5ドル以上であるべきではなく、大半はあまりにも小さく、基本ゲームに含めるか無料のアップデートとして提供されるべきでした、貪欲なこの開発者にさらに金を渡すのは気分が悪いです、私はSteamのオータムセールまで待って20.99ドルでこれを買いました。」、
「Tours & TournamentsはおそらくCrusader Kings 3の最悪のDLCの一つです、RPG的なコンテンツしかなく、普段私はその手のものはプレイしません、面白い部分（ワールドマップ上で移動する機能）は無料コンテンツの一部です。」、
「領主よ、あなたは領土を破産させています、1000回の祝宴とトーナメント！もっとビールを！もっとワインを！もっと宴を！」、
「金を節約して、その代わりにゲームを一つか二つ買いましょう。」、
「価格に見合わない。」、
「不満（👎）」、
これらの声から、費用対効果を重視するプレイヤーには懸念材料がありますが、イベントや物語体験を重視する人には魅力的な拡張と言えます。
DLCはある？
本作自体がCrusader Kings IIIの拡張コンテンツであり、単体ではなく本編に追加するDLCという位置づけです、
ストア説明とユーザーレビューから分かるように、ツアーやトーナメント、グランドアクティビティといった新要素が本拡張の主な内容で、
レビューでは「ワールドマップを移動する機能は無料コンテンツの一部」との指摘があり、拡張で提供される要素の線引きについて不満を持つ声がある点が特徴です、
つまり、本拡張自体がDLCであり、さらに本作以外にも本編および他のDLCと組み合わせて遊ぶことが前提となります。
Crusader Kings III: Tours & Tournamentsは無料で遊べる？
結論から言うと、本拡張は有料のDLCであり、無料では遊べない可能性が高いです、
ストアレビューにある通り、ワールドマップの移動機能の一部は無料で提供された例が示唆されていますが、祝宴やトーナメントなどの主要な新要素は拡張パックとして販売されています、
レビューの一つはセールで20.99ドルで購入したとあり、定価やセール価格で購入する必要があるという認識で問題ありません、
無料で遊べるかどうかは時期やイベントによって変わるため、セール時に狙うのが賢明です。
マルチプレイはある？
Crusader Kings IIIシリーズは本編でマルチプレイを搭載しており、拡張要素も基本的にマルチプレイ環境で反映されます、
具体的には、ツアーやトーナメントといったイベントはオンラインでの協力や対人プレイにも活用でき、複数のプレイヤーが同じ世界でそれぞれの物語を紡ぐことが可能です、
ただし、DLCの導入状況によっては、参加者全員が同じ拡張を持っている必要がある点には注意が必要です、
そのため、マルチで楽しむ際は参加者間でDLCの有無を揃えることをおすすめします。
対応言語は？
公式の説明文は英語で記載されていますが、Crusader Kings IIIシリーズは過去に日本語ローカライズが進められてきた実績があります、
しかし、拡張ごとの日本語対応状況は都度異なるため、購入前にストアページで日本語対応の有無を確認することが重要です、
ユーザーレビューには言語についての直接的な言及は少ないものの、ビジュアルやテキストの量が多い作品なので、日本語対応があるかどうかはプレイ体験に大きく影響します、
ストアやパッチノートで日本語が正式対応されていれば安心して遊べます。
動作環境は？最低要件
- OS: Windows 10 64-bit、
- プロセッサ: Intel Core i5-4670K 3.4 GHz / AMD Ryzen 5 1400、
- メモリ: 8 GB RAM、
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1650 / AMD Radeon R9 380、
- ストレージ: 需要される空き容量は数十GB、拡張により追加の容量が必要になる場合あり、
この要求スペックはあくまで目安で、実際の動作は解像度やグラフィック設定、他のDLCの有無で変わります、
ストラテジー系ゲームはCPUとメモリの影響を受けやすいため、快適に遊ぶには余裕のあるCPUと16GB程度のメモリを推奨します、
また、拡張やmodを多用する場合はストレージの空き容量と読み書き速度も考慮してください。
PC GAME NAVI編集部レビュー
編集部でプレイして感じたのは、ツアーやトーナメントが本編の物語性を豊かにしてくれる点、
君主として領地を実際に巡り、宴や競技で人間関係が動く様子は非常に魅力的で、王位を巡るドラマ作りに新たな選択肢を提供してくれます、
グランドウェディングや騎士の栄誉といったイベントはスクリーン映えも良く、キャラクターの表現力が向上している印象があります、
価格に対する評価は人それぞれですが、物語を重視して長く遊ぶプレイヤーには満足感を与える拡張だと感じました、（編集部）
Crusader Kings III: Tours & Tournamentsの評価・DLC・日本語対応をまとめました
まとめると、本作は中世の旅と騎士道を楽しめる魅力的な拡張である反面、DLCとしての価値判断が分かれる作品です、
DLC内容はツアーやトーナメント、グランドアクティビティが中心で、本編と組み合わせて遊ぶことが前提となります、
価格や日本語対応については購入前にストアで確認することをおすすめします。
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