ドットが愛らしいレトロ感と、地上探索と自機でのシューティングを行き来するギミックが楽しい『A.N.N.E.』、プレイしていて思わずニヤリとしてしまう瞬間が多い一作です、
ユーザーレビューにはバグやアップデートでの問題を指摘する声もありますが、探索の手応えや世界観、音楽のクオリティに魅了されたプレイヤーも多く、
「ロボットと人間が共存する世界観」や「飛行と横スクアクションの融合」といった特徴は、レトロゲーム好きやメトロイドヴァニア好きには刺さる要素です、
小粒ながらも作り込まれたアドベンチャーを味わいたい方におすすめできる一作だと感じました、
どんなゲーム?
『A.N.N.E.』は、足で探索するプラットフォーマーと自機でのシューティング要素を融合させた探索アクションゲームです、
8ビット/16ビット時代のゲームにインスパイアされたドット絵と、現代の技術による滑らかな演出がミックスされていて、懐かしさと新鮮さが同居しています、
物語は「ラブウイルス」に感染したロボットを隔離する連邦の方針を巡るもので、プレイヤーは散り散りになった仲間A.N.N.E.を探して凍てつく惑星ゴミを探索します、
フィールドは手作り感のあるマップで構成され、洞窟や廃墟の内部を徒歩で探索したり、自機で重いオブジェクトを動かして先に進むなど、探索の幅が広いのが魅力です、
また、Basiscape(坂本英史ら)の音楽が彩りを添え、20体以上のボス、25種類の武器組み合わせ、5つのアビリティといった要素でやりこみ要素も用意されています、
プロモーション動画
A.N.N.Eの評価は?
ユーザーレビューを見ると、ゲームの評価は賛否が分かれています、
良い点としては「ドットグラフィックの魅力」や「メトロイドヴァニアとしての手触り」「魅力的な音楽」を挙げる声があり、実際に「とても面白い、ピクセルグラフィックが素晴らしい」といった好意的な意見が見られます、
一方で、早期アクセス期間中のバグや操作周りの不具合、アップデート後に新規環境でプレイ不可になったという報告も散見され、プレイ体験が安定していないという懸念が指摘されています、
以下はストアレビューからの抜粋翻訳です、
「開発者はもうゲームに取り組みたくなかったと言う人がいるが、パンデミックは開発者を直撃した、開発者も人間だということを忘れてはいけない」、
(ユーザーは開発の事情を推測しつつも配慮を示しています)、
「本当にプレイしたいが、これはひどく壊れたアルファで、修正される兆しがまったくない、ツールチップが画面に残り消えず、コントローラサポートが不安定で、画面遷移が正しく動作しない」、
(操作や表示まわりの深刻なバグを訴える声)、
「最後のアップデートでプレイ不可になった、古いセーブがあるなら問題ないが、新規プレイヤーは注意」、
(アップデートによる新規環境での不具合報告)、
「マップ表示に問題がある、コア断片のチェストを示す感嘆符が開けた後も残り、戻って同じ場所を何度も調べてしまう、マップに置ける印は1つだけで不便」、
(探索を助けるUI周りへの改善要望)、
「早期アクセスで金を取って完成品を出さない、もう二度と早期アクセスを支援しない」、
(早期アクセス運営に対する不満の声)
これらを総合すると、作品自体のアイデアやビジュアル、音楽には評価が集まりやすい一方、品質の安定化やバグ対応に不満があるため、現時点では賛否が分かれるタイトルと言えます、
DLCはある?
公開情報やユーザーレビューの範囲では、明確なDLCの情報は見当たりません、
ゲーム説明ではコンテンツとしてボス数や武器組み合わせといった要素が挙げられており、追加コンテンツに関する言及はありませんでした、
そのため、現状では公式の大型DLCは確認できない、もしくは未発表である可能性が高いと推測されます、
A.N.N.Eは無料で遊べる?
レビュー内には「$15」や「$70」といった価格に関する言及があり、無料で遊べるタイトルではないことが示唆されています、
説明文やレビューメモから推測すると、有料で販売されるインディー作品であり、セール時に割引で購入するプレイヤーもいるようです、
したがって、現時点で無料で遊べるという情報はなく、購入して遊ぶタイプのゲームだと考えてよいでしょう、
マルチプレイはある?
ゲームの説明やユーザーレビューの記述を見る限り、マルチプレイに関する記載は確認できません、
特徴や機能説明はソロでの探索と自機操作、ボス戦といった一人用の要素にフォーカスしているため、本作はシングルプレイを想定した作品と考えられます、
対応言語は?
ストア説明は英語で書かれており、ユーザーレビューも英語が中心です、
レビューや提供情報から日本語対応が明示されている記述は見当たらないため、日本語完全対応は期待できない可能性があります、
ただし、メニューやテキスト量が比較的少ないインディータイトルでは、英語のままでもプレイ可能な場合が多いので、英語が苦手な方は注意が必要です、
動作環境は?最低要件
公式の厳密な動作環境が提示されていないため、ゲームのジャンルとグラフィック表現を踏まえた推定最低要件を記載します、
・OS:Windows 7/8/10 64bit以上、
・CPU:デュアルコア 2.0GHz相当以上、
・メモリ:4GB RAM以上、
・グラフィック:Intel HD 4000相当以上、VRAM 512MB以上、
・ストレージ:最低2GBの空き容量、
要求スペックは高くなく、比較的軽量な2Dドットゲーム寄りの構成です、
ただし、アップデートや将来的な追加要素で要求が変わる可能性があるため、購入前にストアの最新情報を確認することをおすすめします、
PC GAME NAVI編集部レビュー
私たち編集部が触って感じたのは、レトロ風味のドットアートと自機を使ったギミックの組み合わせが純粋に楽しいという点です、
探索して新しいルートを見つけたときの達成感や、Basiscapeによる音楽の演出が世界観に馴染んでいて没入感があります、
早期アクセスの時期には不具合が目立つ場面もありましたが、作品としてのポテンシャルは高く、レトロゲームが好きな人にはぜひ触れてほしい一作です、
手軽に遊べるアクション寄りの探索ゲームを探している方に推奨します、(編集部)
A.N.N.Eの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価:ビジュアルとアイデアは高評価だが、バグや安定性で賛否が分かれる、
DLC:現時点で公式なDLC情報は確認できない、
日本語対応:明示されておらず、日本語未対応の可能性が高い、
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