ニュースの要約
- Windows 10のサポート終了を「知らなかった」と4割強が回答
- Windows 11にアップデートできないPC、3人に1人以上が新品への買い替えを選択・意向
- Windows 10のサポート終了後もLinuxの派生OS「Ubuntu」や「ChromeOS Flex」に置き換えることで、同じPCを使い続けられることを知らなかった人は7割以上
概要
世界最大級のリファービッシュ電子機器に特化したマーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社は、全国の20~60代の男女1,000名を対象に、Windows 10のサポート終了に伴う行動・意識調査を2025年9月に実施しました。
調査結果によると、Windows 10のサポート終了について「知っていた」と答えたのは53.7%にとどまり、約4割の人が「よく知らなかった」や「知らなかった」と回答しています。
また、Windows 11にアップグレードできないPCを所有している人に対応策を聞いたところ、すでに買い替えた人は22%、サポート終了を受けて買い替える予定の人は15%となり、3人に1人以上がサポート終了をきっかけに買い替えを決断していることが明らかになりました。
一方で、Windows 10のサポート終了後もLinuxの派生OS「Ubuntu」や「ChromeOS Flex」に置き換えることで、同じPCを使い続けられることを知らなかった人は7割以上に上りました。しかし、この方法を知った後には、「現在のPCを使い続けたい」と回答した人が76.8%に達し、7割以上が「Ubuntu」や「ChromeOS Flex」へのアップデートに前向きであることが分かりました。
Back Marketは、サポート終了で4億台のPCが廃棄されるのを防ぐため、旧式PCの再活用を促す特設ページを公開しました。
編集部の感想
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Windows 10のサポート終了を知らない人が多いのは意外だったな。PCを廃棄するのではなく、別OSに乗り換えることでも使い続けられるのは良い選択肢だと思います。
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旧式PCの再活用を提案するBack Marketの取り組みは、環境負荷を軽減する点でも評価できる。企業の姿勢にも好感が持てる。
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PCの買い替えよりも現行PCの延長使用を選択する人が増えると良いですね。リユース・リサイクルの重要性が浸透するといいと思います。
編集部のまとめ
Back Market:Windows 10のサポート終了に伴う意識調査を発表。サポート終了による約4億台のPC廃棄を防ぐため、旧式PCの再活用に関する特設ページも公開についてまとめました
今回のBack Marketの調査結果からは、Windows 10のサポート終了について、まだ多くの人が十分に認知できていないことが明らかになりました。
新しい環境への買い替えを選ぶ人もいる一方で、現行のPCをLinuxベースのOSに乗り換えることで継続使用できるという選択肢があることも、多くの人が知らないことが分かりました。
PCの買い替えではなく、リユースやリサイクルを促すBack Marketの取り組みは、環境への配慮や家計への負担を軽減できる点でユーザーにとってもメリットがあると思います。
Windows 10のサポート終了を契機に、PCのライフサイクル延長化への関心が高まることを期待したいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000103337.html
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