長くウィッシュリストに入れて期待していた、協力型のエクストラクションホラー「Macabre」を、実際のユーザー感想を踏まえてざっくり紹介します、
オープン以来「荒削りだけど光る部分がある」と評価されている本作は、ランダムに変化するマップと、プレイヤーの行動に反応するとされるモンスターが売りのタイトルです、
実際にはAIやバグで不満の声も上がっていますが、環境演出や雰囲気、チームでの緊張感といったホラー体験の核はしっかりしており、
少人数でワイワイ遊ぶもよし、ハードモードで緊張感を味わうもよし、今後のアップデートで化ける可能性を感じさせる作品です、
価格もローンチ後に引き下げられ手に取りやすくなっており、インディーならではのポテンシャルを楽しめる人にはおすすめできます、
どんなゲーム?
Macabreは、高リスク・高報酬の協力型エクストラクションホラーです、
プレイヤーは「リフト」と呼ばれる異常空間に入り、散らばるアーティファクトや資源を集めつつ、制限時間内に離脱ポイント(Extract)へ向かうことを目的とします、
マップは毎回再構成され、目的や配置が変化するため、同じ周回が続いても緊張感は保たれやすく設計されています、
特徴的なのは「ステルス重視」の設計で、銃で撃ち合って突破するタイプではなく、音や光でモンスターを引き付けたり、隠れたり、時間を稼いだりして生き延びることが求められます、
また、ゲーム内にはバンジョー(Banjo)という案内役がいて、装備やアップグレードを提供し、得た資源で自分たちの立ち回りを強化できます、
「裏切り」要素も示唆されており、チームワークで生き残るか、自分の利益を優先して仲間を見捨てるかといった緊張感も醸成されます、
Macabreの評価は?
ユーザーレビューを見ると、賛否が分かれているのが現状です、
好意的な声は「雰囲気が良い」「マップが広く探索の手応えがある」「難度を上げると非常に緊張感がある」といった点で、実際に「ナイトメアやMacabre難易度では一発で死ぬことがあり、非常にスリリングになる」という感想もあります、
一方で批判的な意見は「モンスターAIが未完成」「バグやグリッチが多い」「リソースやミッションのバリエーションが不足している」といった点に集中しています、
例えばあるレビューは「モンスターAIが最も弱い部分で、学習・適応すると宣伝されていたがプレイではそう感じられなかった、壁をすり抜けて攻撃したり、拾った瓶に急に反応して追跡を止めたりした」と述べており、
別の声では「マップの雰囲気や照明は良いが、モンスターの鳴き声のバリエーションが少ない」「アニメーションがトレーラーほど派手ではない」といった具体的な指摘もあります、
開発チームはEarly Accessの段階でAI改善やバグ修正、難易度調整を優先項目に挙げており、実際にローンチ後のパッチで改善を行っているという報告もあるため、今後のアップデート次第で評価は変わり得るというのが総評です、
DLCはある?
現時点でレビューや公式説明を確認する限り、リリース時に公開済みの追加DLCは明記されていません、
ただし、開発元であるWeforge Studioはアーリーアクセスでの収益を開発資金に再投資し、今後「新しいマップ、モンスター、パズル、チャプター」を追加していく計画を公言しています、
ユーザーレビューからも「追加のモンスターやマップが来ればさらに楽しめそうだ」という期待の声が多く、DLC的な大規模コンテンツ追加や無料アップデートが今後のロードマップに含まれる可能性は高いと見られます、
現状はDLCは未確認ですが、継続的なコンテンツ拡充が公式な方針である点は押さえておきましょう、
Macabreは無料で遊べる?
Macabreは現在、基本プレイ無料ではなく有料のEarly Accessタイトルです、
ローンチ時には価格が設定され、その後コミュニティのフィードバックを受けて価格が引き下げられた例がレビュー内で言及されています、
したがって無料で永続的に遊べるわけではありませんが、価格が手頃に調整されたこともあり、体験してみやすい環境にはなっています、
セールや割引が行われることもあるので、気になる方はストアで価格推移をチェックするのがおすすめです、
マルチプレイはある?
本作は協力プレイを主眼に置いたタイトルで、ボイスチャットを含むマルチプレイ要素が重要な設計になっています、
ユーザーレビューでは「協力してリフトを安定させる緊張感が楽しい」「ただしノーマル難度ではモンスターが出現しにくく、緊張感が薄れる」という意見や、「ボイスシステムが不安定で使いづらい場面があった」との指摘も見られます、
また、ソロでもプレイは可能ですが、多くのレビューが“友達と遊ぶことで面白さが引き立つ”と語っており、マルチプレイこそが本作の醍醐味と言えるでしょう、
将来的にはオンラインマッチングの改善やパーティ間のキック機能など、マルチプレイ体験の向上も望まれている状況です、
対応言語は?
公式の説明では主に英語の情報が中心で、日本語対応の有無は明確にされていません、
レビュー群にも「言語対応についての言及」は少なく、UIやチュートリアルが英語のままという前提でプレイしているプレイヤーが多い印象です、
アーリーアクセス作品であるため、将来的に日本語ローカライズが追加される可能性はありますが、現時点では英語がメインであると考えたほうが無難です、
日本語対応状況はストアページや公式アナウンスで随時確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
以下は現時点での推定・目安の最低要件です、
- OS: Windows 10 64bit 以降、
- CPU: Intel Core i5 相当以上、または AMD 同等品、
- メモリ: 8GB RAM 以上、
- グラフィック: NVIDIA GTX 970 / AMD RX 580 相当以上、DirectX 11 対応、
- ストレージ: 20GB 以上の空き容量、
- ネットワーク: オンラインマルチプレイのため常時接続推奨、
レビューには高設定でのフレームドロップやツール使用時の一時停止が報告されており、
開発側もパフォーマンス最適化を優先課題として挙げていますので、ミドル~ハイレンジのGPUと余裕あるCPUを用意すると快適に遊べるでしょう、
PC GAME NAVI編集部レビュー
編集部で触れてみた印象をユーザー目線でまとめると、まず雰囲気作りとマップのスケールは本当に魅力的で、
夜の森や廃墟で味わえる「見えない恐怖」は他のインディー作にも負けない出来です、
一方で現状はアーリーアクセス特有の粗さが残り、モンスター挙動や一部の操作感で不満を感じる場面もありますが、
価格面とデベロッパーの対応姿勢を踏まえると、今後のアップデートで化ける可能性を感じる作品です、
協力プレイでの緊張感を楽しみたい方には試す価値があり、今後の成長が非常に楽しみなタイトルです、(編集部)
Macabreの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価: 現時点では賛否両論、雰囲気や設計は好評、AIやバグ、コンテンツ量に不満がある、
DLC: 現時点で公式DLCは未発表だが、開発は新マップやモンスター追加を予定している、
日本語対応: 現状は英語中心、将来的なローカライズは未確定、ストアの情報更新に注意、
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