第一次世界大戦を舞台にしたターン制ストラテジー、Commander: The Great Warを遊んでみると、史実の空気感がしっかりと再現されていて驚きます、
広大なヘックスマップと多彩なユニット、指揮官システムが噛み合い、指揮を執る楽しさが味わえます、
研究ツリーや装備の進化が戦況に影響を与え、戦略的判断がゲームを左右するため、膠着した戦線を少しずつ動かしていく手応えがあります、
さらにモッダーが作った「Potblitz」のような拡張MODが存在し、深堀り派にも遊び甲斐のある環境が整っています、
レトロ感のあるUIと堅実なゲーム性が好きな方には特におすすめの作品です。
どんなゲーム?
Commander: The Great Warは、第一次世界大戦全般を扱ったヘックスベースのターン制戦略ゲームです、
プレイヤーは1914年から1918年までの主要戦域を跨ぐ大規模なグランドキャンペーンで国家を指揮し、歩兵、騎兵、装甲車、戦車、砲兵、鉄道砲や装甲列車、海軍や航空部隊まで多彩なユニットを運用します、
ユニットごとに得手不得手が設定され、補給、士気、地形、指揮能力、装備や訓練状況などの要素が詳細にモデル化されているため、歴史的な重みを感じるプレイが可能です、
5つのスタートシナリオ(1914〜1918)が用意され、史実イベントや「what-if」イベントも豊富で、Luaによる高いモッディング性がゲームの長寿性を支えています、
またPBEM++を使ったメール/サーバーベースのマルチプレイや、iPad版とのクロスプレイにも対応しています。
Commander: The Great Warの評価は?
ユーザーレビューを総合すると、本作は第一次世界大戦の雰囲気をよく再現した戦略ゲームとして高評価を得ています、
原文レビューの翻訳として、「これは優れた第一次世界大戦ストラテジーゲームです、
戦争の感覚を本当に捉えています、
さらに、『Potblitz』という優れたMODがあり、ゲームをより深いメカニクスで拡張してくれるので、ゲームを本当に愛している人にはたまらないです、
唯一のネガは外交システムが欠けていることで、国家を影響下に置く方法がなく、宣戦布告しかできない点です、
これはPotblitz MODが追加するもので、基本ゲームは依然として素晴らしい歴史体験ですが、非歴史的なサンドボックス的可能性は制限されます、
ごく小さな不満は友軍港のバフ範囲が広すぎる点で、英仏海峡でドイツ軍が戦いにくくなることですが、対処は可能で大きな問題ではありません」とあります、
総じて基本システムと史実再現、そしてMODコミュニティの存在が高評価の主因になっており、欠点はあるもののコアな戦略体験を求める人には満足度が高い作品です。
DLCはある?
公式の追加DLCに関する明確な記載は見当たりません、
開発元のサポートは既に終了しており、最終パッチは2015年であるため、新規の公式DLCは期待しにくい状況です、
しかしユーザーコミュニティやモッダーによる拡張、例えばレビューで言及されている「Potblitz」のようなMODが実質的な拡張コンテンツとして機能しています、
公式DLCが少ない代わりに、Luaスクリプトによる高いMOD対応力があるため、有志の追加要素でゲームを拡張する楽しみがあります。
Commander: The Great Warは無料で遊べる?
本作は通常の商用タイトルであり、基本的には有料で販売されていると推測されます、
ストア説明や機能紹介が有料製品の体裁で記載されており、iPad版やPC版のクロスプラットフォーム対応といった特徴もあるため、無料配布される常態のタイトルではない可能性が高いです、
ただし時折セールやバンドル、プロモーションで割引されることはあるため、購入を検討する際はストアでのセール情報を確認することをおすすめします。
マルチプレイはある?
はい、マルチプレイ機能が用意されています、
Slitherineが提供するPBEM++(Play By E-Mail++)サーバーシステムを使った非同期型の対戦が可能で、交戦の駆け引きをじっくり楽しめます、
さらにiPad版を含むクロスプラットフォーム対戦がサポートされているため、異なるデバイス間での対戦も可能です、
この方式は長期戦や手番制の対人戦に適しており、リプレイ性の高い対戦体験を提供します。
対応言語は?
公式説明やストア情報は英語で提供されていることが多く、日本語対応については明示されていません、
そのため、現時点では日本語に公式対応していない可能性が高いと考えられます、
インターフェースやテキストが英語中心である場合、英語が読めるか、もしくは有志翻訳やMODによる日本語化の有無を確認する必要があります、
購入前に対応言語をストアページで再確認することをおすすめします。
動作環境は?最低要件
公式に細かなスペックが明記されていない場合が多いですが、ゲームの性質と記載された最低解像度から推測すると、比較的軽量な動作が期待できます、
以下は推定の最低要件です、
- OS: Windows 7/8/10 64bit相当、
- CPU: デュアルコア 1.8GHz 相当、
- メモリ: 2GB以上、
- グラフィック: DirectX 9互換、VRAM 256MB以上、
- 解像度: 1024×600以上をサポート、
- ストレージ: 1GB以上の空き容量、
コメントとしては、ゲームはヘックスベースで多くの演算はCPUで処理されるため、極端な高性能GPUは不要です、
しかし多数ユニットや大規模マップを扱うとCPU負荷は増すため、快適に遊ぶなら現代的なCPUと余裕あるメモリの環境を推奨します、
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にしばらくプレイしてみると、第一次世界大戦の重厚な戦略シミュレーションとしての魅力が伝わってきます、
ヘックスによる戦域把握、指揮官やユニットの多様性、研究と装備の進化が戦局に深みを与え、戦術的決断の重みを楽しめます、
MODコミュニティの存在がゲームを長く遊べる要素になっており、特に「Potblitz」のような拡張はコアなファンに刺さる内容です、
初心者にも入りやすい設計でありながら奥深さがあり、歴史系ストラテジーが好きな方にはぜひ触れてほしい作品です、(編集部)
Commander: The Great Warの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価は史実再現と戦略性の高さで好評、
公式DLCは期待しにくいがMODで拡張可能、
日本語対応は不明瞭で英語中心の可能性が高い、
有料タイトルだがセールで手に入れやすく、戦略ゲーム好きにおすすめです。
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