ダークファンタジーの地下世界で、神々に仕えながら自分の帝国を築く――そんな魅力的な設計のThe Deadly Pathは、ローグライクとリアルタイムの拡張が合わさった一風変わったビルド&マネージメントゲームです、
システムは一見とっつきやすく作られていますが、プレイするほどに深みが増していく設計で、まるでCultist Simulatorのような「世界観に浸りつつロジックを楽しむ」タイプの作品に感じられます、
本作の見どころは多彩な“Dread Deities”との相互作用や、地中から掘り出すタイルによって変化する戦略性、そしてミニオンを操作して資源を集め、神々を昇天させるというユニークな勝利条件です、
ただしプレイ感覚はやや硬派で、レアタイルの探索やセーブ仕様など好みの分かれる要素もありますが、独特の雰囲気と試行錯誤で育て上げる楽しさは確かに魅力的で、じっくりプレイできる方にはおすすめできる逸品です、
どんなゲーム?
The Deadly Pathは、建設管理要素とローグライク要素、リアルタイムの戦略性を融合させたゲームです、
プレイヤーはCustodian(管理者)として、恐るべきDread Pantheonの神々に仕えながら、地下世界を掘り広げ、建物やファブリケーターを建設し、ミニオンを管理して資源を確保します、
目標は各神を満足させて昇天を導くことにあり、そのために特定のタイルや素材、強力な偶像を作る必要があるため、探索と拡張が常に重要になります、
ゲームの流れは簡単に始められますが奥深く、時には厳しい要求がプレイヤーを試すため、戦略の練り直しや優先順位付けが鍵になります、
マップは「Entombed Tiles」として様々な特徴を持つタイルがあり、それらを掘り当てることで新たな建物や資源、シナリオ達成に必要な要素が解放されていきます、
また、各Dread Deityは固有のプレイスタイルや勝利条件を持っており、何度もプレイして異なる神々に仕えることで、プレイ体験は大きく変化します、
グラフィックや音響は妖しげで雰囲気作りが上手く、ダークな世界観に没入しやすい作りになっている点も特長です、
プロモーション動画
The Deadly Pathの評価は?
Steamの実際のユーザーレビューを参考にすると、本作はアイデアの良さや世界観、システムの手触りを評価する声があり、推薦する意見も少なくありません、
一方で、ゲームプレイの進行に影響する「レアタイルの見つけにくさ」や「ラン中のセーブができない仕様」など、特定の設計がプレイ体験を阻害していると感じるプレイヤーもいるようです、
具体的には、作者のレビューでは「3回ほどのランで経済管理や目標達成のための準備を整えても、墓地や深淵といった必要なレアタイルを見つけるために膨大なタイルを掘らされるスロッグになる」と指摘されており、
また「中断して保存できない」ため、まとまった時間が取れない人には辛い設計という意見もありました、
ただし同レビューは否定的な面が多く書かれているものの、開発者が良いアイデアを持っている点や、システムの可能性を評価する姿勢も示しており、アップデートや調整次第で評価がさらに高まる余地があるとも言えます、
以下は、該当ユーザーレビューの日本語訳です、
「これは主に否定的なレビューですが、それでも「おすすめ」評価です、ゲームが存在すること自体が奇跡だからです、開発者はアンレコメンドには値しません、良いアイデアを持ち込んでいるからです、あなたが私には見えない形でこのゲームを好きになる可能性もあります」、
「このゲームで私が離脱した理由は二つあります」、
「1)時代を進めたりシナリオを完了するために必要な、レアなタイルを見つけるのが少し難しすぎます、私がプレイした約3回のランでは、経済を管理し、何をすべきかを理解して準備を整えたにもかかわらず、墓地や深淵などを十分に見つけるために非常に多くのタイルを発掘するスロッグに陥りました、ボードの領域をハイライトしてレアタイルを示す能力や、リソースを得るために選んだタイルを「召喚」する能力など、もう少し制御できる仕組みがあればバランスが良くなるでしょう」、
「2)ランの途中でセーブができない、なぜですか???」、
「残念な点もありますが、私はここで起きていることを本当に気に入りました、開発者はCultist-Simulatorスタイルのゲームを目指しているようで、より不透明でない作りによって、リアルタイム寄りのシティビルダーのように管理できるようにしているようです、システムは分岐し複雑化して非常に満足できるものに成り得ますが、私が考えるのは、より深く進むために必要なレアタイルを見つけるためのあの嫌なスロッグだけでした、バグやUIの扱いにくさもありますが、上記の問題が調整されていれば耐えられたでしょう」、
「最終的に私はこのゲームを試すことを推奨します、テンポに耐えられるなら本当に楽しめるかもしれません」、
DLCはある?
現時点で公式ストアの説明やユーザーレビューから見る限り、リリース時点では大規模なDLCの情報は見当たりません、
ゲーム自体が多彩な「Dread Deities」やタイル、建築要素を備えているため、将来的に新たな神やタイル、ミニオンを追加するDLCが出る可能性は十分にあります、
開発元が今後アップデートや追加コンテンツを配信することで、ゲームの幅がさらに広がる余地がある点も期待できるポイントです、
The Deadly Pathは無料で遊べる?
ゲームの説明文やSteamでの販売状況から推測すると、The Deadly Pathは基本的に有料タイトルである可能性が高いです、
Steamの製品ページにムービーや詳細な機能紹介、またユーザーレビューが存在する点から、通常のパッケージ販売もしくはローンチ時に価格が設定されているタイトルと考えられます、
時折セールや割引が行われることも予想されるため、興味がある方はストアページをチェックするとよいでしょう、
マルチプレイはある?
公式の説明やレビューに基づくと、The Deadly Pathは主にシングルプレイヤー向けの設計であり、マルチプレイ要素は主要な売りとしては触れられていません、
ゲーム内容がミニオン管理やタイル探索、神への奉仕といった単独の運営に重きが置かれているため、協力や対戦といったマルチプレイは現状では実装されていないか、限定的な要素に留まると考えられます、
対応言語は?
ストアの説明は英語で詳細が記載されていますが、現状日本語対応について明確な記載は見当たりません、
そのため、UIやテキストは英語中心の可能性が高く、日本語ローカライズが行われていない場合は英語でのプレイが前提となるでしょう、
ただし将来的なアップデートで日本語対応が追加される可能性もあるため、購入前にストアの対応言語欄を確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
以下は想定される最低要件の例です、実際の要件はストアページを参照してください、
- OS: Windows 10 64-bit 以上、
- プロセッサ: Intel Core i5 相当以上、もしくは同等のAMD CPU、
- メモリ: 8GB RAM、
- グラフィック: NVIDIA GTX 960 / AMD R9 380 相当以上、
- ストレージ: 10GB 以上の空き容量、
- DirectX: Version 11、
要求スペックについての簡単な説明、本作は重厚な3D描画というよりはタイルベースの探索と多数のAI(ミニオン)処理が発生するため、CPUとメモリの影響を受けやすいです、
そのため快適に遊ぶには中級クラス以上のCPUと十分なメモリを備えた環境を推奨します、またグラフィック性能は高要件ではないことが多いですが、解像度やエフェクトを上げると負荷が増える点に注意してください、
PC GAME NAVI編集部レビュー
暗闇の中で少しずつ自分だけの領域を築き上げていく手応えが楽しいです、
多様なDread Deityごとの勝利条件がプレイの幅を広げ、繰り返し遊びたくなる魅力があります、
タイル発見のランダム性やセーブ仕様など好みが分かれる要素はありますが、世界観とシステムの噛み合わせがとても良く、じっくりと腰を据えて遊ぶ人には特に刺さる内容です、
雰囲気重視でじっくり楽しめるローグライク兼リアルタイム戦略が好きな方にはぜひ触ってほしい一作です、(編集部)
The Deadly Pathの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価はアイデアと世界観を高く評価する声がある一方、レアタイル探索のしづらさやセーブの仕様で賛否が分かれます、
DLCは現時点で大きな発表はないものの、将来的な追加コンテンツの可能性はあります、
日本語対応は明確ではなく、現状は英語中心の表記が想定されるため購入前に対応言語を確認することをおすすめします、
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