ニュースの要約
- NEC社が業務プロセス標準化と人事システムの刷新でPendoを導入し、業務効率化を実現
- 業務プロセス標準化では操作ガイドとプロセスマイニングの活用で作業時間を約30%削減
- 人事システムでは従業員向けリソースセンターの設置とパーソナライズガイドで業務を効率化
概要
IT大手のNECが、全社レベルのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中で、ソフトウェア体験管理(SXM)プラットフォームを提供するPendoを導入しました。
NECは業務プロセスの標準化やデータの共通言語化、システムのモダナイゼーションなどに取り組んでおり、その一環として「経営・ファイナンスプロセス刷新プロジェクト」を進めていました。しかし、新システムの使いづらさから現場からの問い合わせが急増する課題に直面していました。
そこでNECは、Pendoのガイド機能を活用し、システムの操作性を改善することで、作業時間を約30%削減することに成功しました。また、Pendoとプロセスマイニングツールを組み合わせて業務の実態を可視化し、プロセス改善に役立てることができたと説明しています。
さらに、NEC本体と主要グループ会社5社の約48,000人が利用する人事システムでも、Pendoを導入してリソースセンターの設置やパーソナライズガイドの提供などを行い、業務効率化を図りました。時間に換算して約2,500時間分の工数削減に成功しました。
編集部の感想
編集部のまとめ
Pendo. io Japan株式会社:NEC、Pendoの導入で全社規模のDXを加速についてまとめました
NECは長年にわたり、ITサービスや社会インフラ事業を展開してきた大手企業です。同社は2021年からコーポレート・トランスフォーメーションに本格的に取り組んでおり、デジタル技術を活用した業務プロセスの標準化やデータ統合に尽力しています。
今回の事例では、そうした変革の取り組みの中で、SXMプラットフォームのPendoが大きな役割を果たしたことが分かりました。業務プロセスの可視化とガイド機能の活用で業務効率化に成功し、さらに人事システムでもUXの改善につなげることができたのは、Pendoの導入が現場の生産性向上に大きく貢献したと評価できるでしょう。
プレスリリースでは具体的な数値目標の達成状況も明らかにされており、NECのデジタル変革の取り組みが着実に進んでいることが理解できます。今後、他企業にも参考になる事例になると期待できそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000074774.html
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