レトロなホラーコメディが好きなら、The Quiveringは見逃せない一作です、
古き良きポイント&クリックの手触りを残しつつ、ブラックユーモアと英国風のボイス演技が光る作品で、
遊んでいるとついクスリと笑ってしまう場面がたくさんあります、
難解なパズルや意外な死にどころも多く、昔ながらの緊張感と達成感が味わえる点も魅力です、
エミュレータで動作するオリジナル仕様のため環境によって挙動に差があるものの、
昔のアドベンチャーの空気感を楽しみたいプレイヤーには強くおすすめできます。
どんなゲーム?
The Quiveringは、古典的なポイント&クリック方式のアドベンチャーゲームで、
舞台は不気味な村ワーティー・ホロウ、
主人公の若きスパッドが、叔父オリヴェッティ・フランケン=スタンプを救うため、
地獄からやってきた“ビッグD”とその手下たちが引き起こす怪奇を追う物語です、
ゲーム中には狼男やミイラ、アンデッド、悪魔、吸血鬼、ゾンビ、骸骨、沼の怪物など、
クラシックなホラーを思わせるモンスターが多数登場し、ユーモアと怖さが混じった独特の世界観が展開します、
操作はアイテムを組み合わせたり、環境と対話したりする定番のアドベンチャー方式で、
多数のカットシーンと英語のボイス演技が作品の魅力を高めています、
ただしSteam版はオリジナルのバイナリをDOSBoxで動かす形になっており、
そのため現代OSとの相性や一部画面遷移でのグラフィックの乱れなど、環境依存の挙動に注意が必要です。
プロモーション動画
The Quiveringの評価は?
ユーザーレビューを総合すると、The Quiveringは好みが分かれる作品で、
レトロな作風やブラックユーモア、英国風のボイス演技を高く評価する声が多い一方、
オリジナルの設計による理不尽な死や独特のセーブシステムをネガティブに捉える声も少なくありません、
以下はストアレビューからの抜粋翻訳です、
「リメイクではなく、調整されたバージョンでもなく、単にオリジナルのバイナリがDOSBox x86エミュレータで動作しているだけです、
Windowsタブレットではスムーズに動くとは期待しないでください、
私のi5-4440でもスムーズに動きません、
テキスト出力がなく、英語以外のプレイヤーには会話を追うのが難しいことがあります、
まだ約30分しかプレイしていないので、おすすめもできません。」「私はまだクリアしていませんが、否定的なレビューの多くは的外れだと感じます、
Windows10でプレイしていますが、遷移画面での軽微なグラフィックの乱れ以外は問題ありません、
マニュアルを読まないと操作が分かりにくいですが、英国風のユーモアと物語は楽しめます、
セーブが制限されている点は独特で、思わぬ死に方が多いのでやや厄介です。」「アンダーテールにゾンビをもっと加えたような感じです、11/10」
「このゲームは恐ろしい、沼の迷路は死にたくなるし、インプによるセーブシステムは非常にフラストレーションが溜まる、
でも毎日思い出すほど印象的だ、
10/10 必須プレイ。」「フランケン・エルヴィスがネザーワールド・ファンパークで暴れるような素晴らしい作品です、
ダークユーモアや英国のボイス演技が最高で、インプを絡めたセーブシステムは初章にサバイバルホラー的な緊張感を与える、
DiscworldやZack McKrackenを彷彿とさせる名作で、$4なら掘り出し物です。」「子供の頃の名作がSteamで配信されているとは信じられませんでした、
ボイス演技とユーモアが本当に秀逸で、オペラの幽霊のキャラクターが特に好きです、
カットシーンも多くて現代でも楽しめます、
開発チームが小さかったという話も聞き、感謝しています。」「古臭いところもあるし90年代感が強いけれど、それでも私は楽しめました。」
「この冒険を是非おすすめしたい気持ちはあるが、時代の古い設計上の欠点が多く、安易な死やひどいセーブシステムのためにフラストレーションが溜まる、
無限セーブの方法を理解して根気があれば楽しめるかもしれない。」「可愛いインプを倒してセーブするのは好きじゃなかったけど、羊の本が好きだった、5/10」
「素晴らしいコメディ系ポイント&クリックゲームだ。」
総じて、レトロスタイルやブラックユーモア、声優の演技を楽しめるかどうかが評価の分かれ目になっており、
昔ながらの挑戦的なアドベンチャーを楽しみたい方には好評、
一方で現代的な快適さや親切なセーブ仕様を求める人には向かない、
といった評価が多く見られます。
DLCはある?
公開されているストアレビューや概要から判断すると、公式の追加コンテンツDLCは確認できません、
ユーザーのレビューでもDLCに関する言及は見当たらず、
オリジナル版をそのまま再配布している形のため、追加ストーリーや有料拡張は基本的に無いと考えて差し支えないでしょう、
今後セールやバンドルで別タイトルと一緒に扱われる可能性はありますが、DLCによる拡張は現状無さそうです。
The Quiveringは無料で遊べる?
The Quiveringは基本的に有料タイトルで、
レビュー内でも「$4なら掘り出し物」という記述があることから、
通常は小額で販売されているレトロゲームとして扱われています、
定期的にセール対象になることが多いジャンルのため、セール時にさらに安く買える機会があるでしょう、
無料で常時遊べるという情報は見当たりませんでした。
マルチプレイはある?
The Quiveringはシングルプレイ専用のアドベンチャーゲームで、
レビューやゲーム内容からも協力プレイや対戦といったマルチプレイ要素は存在しません、
物語をじっくり楽しむタイプの作品のため、一人で世界観やパズルを噛み締める作りになっています。
対応言語は?
レビューにある通り、ボイスやテキストは英語が主体で、
「テキスト出力がないため英語以外のプレイヤーには会話を追うのが難しい」との指摘があるため、
日本語のフルローカライズはされていない可能性が高いです、
ゲーム中の音声は英国風の演技が評価されている一方で、英語が苦手な方にはやや敷居が高いと言えるでしょう。
動作環境は?最低要件
本作はオリジナルのバイナリをDOSBoxで動作させる形になっているため、
最低要件は非常に低めですが、環境によっては挙動の違いが出る点に注意が必要です、
以下は想定される最低要件の例です、
- 対応OS: Windows 7/8/10 以降(DOSBoxで動作)
- プロセッサ: 1.5GHz 相当以上(現代の低スペックPCで動作することが多い)
- メモリ: 2GB RAM 以上
- ストレージ: 100MB程度の空き容量(カットシーン等を含むので余裕を持って)
- 入力デバイス: マウス必須、キーボード推奨
解説コメント: DOSBox上で動作するため基本的には軽いですが、
タブレットや特殊なハードウェアでは動作が安定しないとの報告があり、
現代の標準的なデスクトップやノートPCでのプレイが最も無難です。
PC GAME NAVI編集部レビュー
当編集部でのプレイ感想です、
古き良きポイント&クリックの雰囲気とブラックユーモアが心地よく、
英国風のボイス演技や多数のカットシーンが物語を引き立てます、
パズルは骨があり、達成感を味わえるタイプの作りで、
レトロゲームらしい理不尽さも含めて「遊びごたえ」がある作品でした、
DOSBoxで動作する関係で環境差はあるものの、クラシックアドベンチャーを愛する人にはおすすめできる一本です、(編集部)
The Quiveringの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価: レトロな作風とユーモアが楽しめる一方、セーブ周りや古い設計に由来するフラストレーションがある、
DLC: 現状公式の追加コンテンツは確認できない、
日本語対応: 日本語フル対応は無く、英語主体のため英語読解が必要、
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