ニュースの要約
- 日本発グローバル半導体大手ルネサス エレクトロニクスと協力し、待機電力ゼロの「ZSP技術」を搭載したGaN充電器「Belkin Cubic Charger」が予約販売開始
- 最大50Wまで出力可能で、2つのUSBポートを搭載し、高出力急速充電に対応
- 環境配慮として、90%のリサイクルプラスチック素材を使用し、年間最大95%の省電力を実現
概要
米カリフォルニア発のスマートフォン・PC関連製品ブランド「Belkin」の日本法人であるベルキン株式会社は、日本発グローバル半導体大手のルネサス エレクトロニクスと共同開発した、世界初のZero-Standby Power(ZSP)技術チップセットを搭載するGaN充電器「Belkin Cubic Charger」の予約販売を8月26日より開始しました。
本製品は、ZSPチップと高効率D-mode GaNという画期的なGaN技術の融合により、小型・高出力・超低消費電力を高次元で両立しており、充電器の効率基準を再定義しています。また、従来の充電器はアイドリング状態でも継続的な電力消費が課題でしたが、「Belkin Cubic Charger」はZSP技術を活用して待機電力をほぼゼロ(0.005W未満)まで削減することで、年間最大95%の省電力を実現しています。加えて、90%のリサイクルプラスチック素材を使用する環境配慮設計となっています。
編集部の感想
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充電器の待機電力が極端に少ないのは環境に優しい取り組みだと思います。電子機器の無駄な電力消費は大きな問題なので、こうした技術革新は喜ばしいですね。
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GaNテクノロジーの活用で小型・高出力・低消費電力を両立しているのがすばらしいです。複数デバイスの同時急速充電にも対応しているので、ビジネスパーソンにもおすすめですね。
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リサイクル素材の使用など、製品設計段階から環境への配慮がなされているのは評価できます。消費者のニーズに合わせて、エコと利便性を両立した製品づくりが重要だと思います。
編集部のまとめ
Belkin Cubic Charger:世界初!待機電力ゼロ技術搭載USB GaN充電器の予約販売開始についてまとめました
今回発表されたBelkin Cubic Chargerは、次世代GaNテクノロジーと待機電力ゼロのZSP技術を融合させることで、小型・高出力・超省電力を実現した画期的な充電器です。電子機器のスタンバイ時の無駄な電力消費は大きな課題ですが、Cubic Chargerは充電がアイドリング状態でも待機電力を実質ゼロに抑えることで、年間最大95%の省電力を実現しています。また、リサイクル素材を90%も使用しており、環境への配慮も徹底されています。2ポートを備え最大50Wの出力が可能なので、モバイルデバイスはもちろん、ノートPCなどの高出力機器の急速充電にも対応しており、ビジネスユースにも最適だと言えます。Belkinの技術力と環境配慮への取り組みが光る製品だと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000017218.html
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