この小さな独立系開発スタジオが作り出した隠れた名作、「Back to Dust – Hold it Together」は、生き抜くための難しい決断を迫られるサバイバルゲームです。荒涼とした舞台設定の中で、自分の家族を守りながら、他の難民を助けるかどうかを選択していく緊迫感溢れる体験が待っています。
どんなゲーム？
舞台は紛争地域。主人公である父親と娘は、隣国への国境に向かって移動しなければなりません。しかし、道中には次々と助けを求めてくる他の難民たちが現れ、彼らを助けるか見捨てるかの難しい選択を迫られます。難民を増やせば増やすほど、移動がより困難になっていきます。限られた資源の中で、自分の家族を守りつつ、他者への思いやりを忘れずにいられるでしょうか。人道心と自己保存心のジレンマに悩まされながら、最終的にはどのような結末を迎えられるのでしょうか。
Back to Dust – Hold it Togetherの評価は？
このゲームには、「This War of Mine」に通ずるものがありますが、より現代的で現実的な設定が特徴です。登場人物の性格や背景が丁寧に描かれており、彼らの運命に深く共感せずにはいられません。プレイヤーが下した決断が、キャラクターたちの物語に大きな影響を及ぼしていく様子に緊張感が漂います。シンプルながらも効果的なゲームメカニクスと、美しい2Dアートが、難民の過酷な状況を生き生きと描き出しています。このゲームを通して、状況に応じて使い分けるべき思いやりと自己防衛のバランスを考えさせられるでしょう。
DLCはある？
現時点では、DLCの提供は予定されていないようです。ただし、開発スタジオのKombitsは、今後新しいコンテンツを追加していくかもしれません。現在のところ、購入時のゲーム本編のみが楽しめる状況です。
Back to Dust – Hold it Togetherは無料で遊べる？
Steam上で販売されており、課金制ではありません。つまり、有料ゲームということになります。
マルチプレイはある？
このゲームはシングルプレイのみに対応しています。複数人で協力してプレイするようなマルチプレイ機能はありません。一人で難民たちの物語を紡いでいくことになります。
対応言語は？
ゲームのストアページによると、英語に加えて日本語にも対応しているようです。プレイヤーは母語で楽しめるはずです。
動作環境は？最低要件
– OS: Windows 7 SP1 64-bit, Windows 8.1 64-bit, Windows 10 64-bit
– Processor: Intel Core i3-2100 / AMD FX-6300
– Memory: 4 GB RAM
– Graphics: NVIDIA GeForce GTX 750 Ti / AMD Radeon R7 260X
– Storage: 3 GB available space
比較的低スペックなPCでも問題なく動作するようです。軽めのゲームプレイが特徴なので、多くのユーザーが快適にプレイできるはずです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
難民の過酷な現実を反映したリアルな設定と、難しい選択を迫られる緊迫感のある展開が魅力的。登場人物への共感を深めながら、自分なりの生き残り方を模索するのは、心を掴まれる体験となります。シンプルな操作性ながら、状況に応じた柔軟な対応が求められるゲームシステムも秀逸。このゲームを通して、状況に応じた思いやりの実践について考えさせられます。（編集部）
Back to Dust – Hold it Togetherの評価・DLC・日本語対応をまとめました
このインディーゲームは、難民の置かれた状況を生々しく再現しながら、思いやりと自己防衛のバランスを問う緊迫感のある体験を提供しています。DLCの提供予定はありませんが、本編のみでも十分にプレイ価値があります。日本語にも対応しているので、多くのユーザーが安心して楽しめるでしょう。
人気記事