都会の喧騒から一歩離れて、心安らぐ景色を楽しめるVRアプリがあります。その名も「City VR」。大都市の建築物や美しい風景を、まるで自分が巨人になったかのように眺めることができるユニークな体験が味わえます。
どんなゲーム?
「City VR」は、HTC Viveでプレイできる没入型VRアプリです。サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークといった有名都市の3Dモデルを再現し、まるで自分が空中から街を俯瞰しているかのような感覚を味わえます。建物の詳細な造りや美しい夕焼け、優雅な雲の流れなど、VR ならではの迫力ある映像を楽しめます。時間経過に合わせて昼夜のサイクルが変化するのも魅力の1つです。街を自由に歩き回ったり、上空から眺めたりと、好奇心をそそられる体験が待っています。
City VRの評価は?
ユーザーからは評価が分かれているようです。サンフランシスコの再現度は高く評価されていますが、一方で夜間の照明やアニメーション、テクスチャ表現などに課題もあるようです。都市の一部しか収録されていないなど、まだ完成度に改善の余地があるようです。ただし、VR ならではの視点体験は非常に魅力的で、都市への思い入れのある人にとっては貴重な体験になるでしょう。
DLCはある?
City VRでは現在、サンフランシスコのみが収録されていますが、今後シカゴやニューヨークなどの有名都市をDLCとして順次追加していく予定です。各都市は別売りとなり、単体でも購入できるようです。VRならではの視点で、世界各地の美しい都市景観を堪能できるのが大きな魅力と言えるでしょう。
City VRは無料で遊べる?
現時点ではCity VRはSteamで有料販売されています。フリープレイ版やデモ版はないようなので、プレイするには購入が必要です。ただし、同様の機能を備えたGoogle Earth VRが無料で提供されているため、City VRの有料化については議論の余地があるかもしれません。
マルチプレイはある?
City VRにはマルチプレイ機能はありません。あくまで一人でVR空間を自由に散策する体験型のアプリです。友人と一緒に街を見学することはできませんが、撮影した写真を共有したりスクリーンショットをSNSにアップロードするなど、VR体験を他者と共有することはできます。
対応言語は?
City VRの対応言語は英語のみとなっています。日本語をはじめとする他の言語には対応していないため、日本ユーザーにとっては言語面での不便さが気になるかもしれません。今後の言語対応に期待したいところです。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 SP1 or newer
- Processor: Intel Core i5-4590 equivalent or greater
- Memory: 8 GB RAM
- Graphics: NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 equivalent or greater
- Storage: 10 GB available space
- VR Headset: HTC Vive (Oculus Rift support coming soon)
上記の最低動作環境を満たしていれば、スムーズにCity VRを体験できるはずです。グラフィックスボードはVRアプリに最適化されたモデルが必要となります。
PC GAME NAVI編集部レビュー
City VRはVRならではの視点と体験を存分に味わえる素晴らしいアプリです。巨大な建築物を間近で見たり、空中から街を俯瞰したりと、思わず見入ってしまうほどの美しい景色が広がります。現実とは一線を画した非日常的な空間で、まるで別の世界に迷い込んだかのような不思議な感覚に襲われます。まだ一部の都市しか収録されていませんが、今後の機能拡張に期待が高まります。(編集部)
City VRの評価・DLC・日本語対応をまとめました
City VRは、VR空間で有名都市の景色を自由に堪能できるユニークなアプリです。サンフランシスコをはじめ、シカゴやニューヨークなどの都市がDLCとして随時追加される予定です。ただし、まだ一部の機能面での改善の余地があり、日本語対応にも課題があります。ただ、VRならではの新しい体験を味わえる点は高く評価できるでしょう。
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