Room 817: Director’s Cutは、まさに”真の恐怖のゲーム体験”と呼べるタイトルです。マップやヒント、チュートリアルはありません。あなたは自分の力で生き残らなければなりません。 ゲームに小さな手間さえ加えられば、即座に死が待っているのです。セーブポイントもないため、一度死んでしまえば最初からやり直しです。しかし、それこそが本作の醍醐味でもあります。物語とともに、自分の力を試され続けるのが何とも爽快な体験なのです。
どんなゲーム?
Room 817: Director’s Cutは、一人称視点のサバイバルホラーゲームです。6レーン通りにある部屋817号室。この場所には何か恐ろしい秘密が隠されていると噂されています。1997年8月、この部屋で2人の警官が行方不明になりました。その1年後、ジャーナリストのアラン・パーカーがこの事件の真相を追及するため、一人で調査に乗り出します。プレイヤーは彼の目線で、部屋の奥深くに隠された謎を解き明かしていく必要があります。
そのためには、部屋の中に仕掛けられた罠を避け、謎めいた存在から逃げ続けなければなりません。一度死んでしまえば最初からやり直しとなる過酷な設計ですが、その分プレイヤーの緊張感も途切れることはありません。部屋の隅々まで注意深く探索し、鍵を見つけ出し、脱出を目指すのが本作の醍醐味です。
Room 817: Director’s Cutの評価は?
Room 817: Director’s Cutに寄せられているユーザーレビューは概して好意的です。”真の生き残りホラー”と称される本作の難易度の高さは、多くのプレイヤーを魅了しているようです。ゲームを進めるうちに、徐々に部屋の構造や謎を理解していく楽しさは格別で、”自分の力で攻略する”達成感が大きいと評価されています。一方で、最後の脱出シーンがやや物足りないという指摘もあります。また、カメラのコントロールや罠の位置など、一部の細かい部分に改善の余地があるとの意見もありました。
ただし、本作のコアコンセプトである”セーブポイントなし”のルールは、多くのプレイヤーから高く評価されています。そのプレッシャーが本作の魅力を最大限引き出しているのは間違いありません。
DLCはある?
Room 817: Director’s Cutにはこれまでのところ、DLCの発売予定はありません。ただし、ゲーム内には”Director’s Cut”の表記があるため、今後何らかの拡張コンテンツが登場する可能性はあるかもしれません。
製作者であるTimさんは、Steamユーザーへの手書きの手紙で「本作を通して私の想いを伝えたい」と述べていることから、続編の制作に意欲的である可能性も高いでしょう。今後の動向に期待したいところです。
Room 817: Director’s Cutは無料で遊べる?
Room 817: Director’s Cutは有料タイトルで、無料で遊べるオプションはありません。Steamにて3.99ユーロ(約550円)で販売されています。ユーザーレビューを見る限り、この価格設定は妥当なものと評価されているようです。
マルチプレイはある?
Room 817: Director’s Cutはシングルプレイのみの対応となっています。マルチプレイモードや協力プレイなどの機能はありません。1人で部屋817号室の恐怖に立ち向かうのが本作の基本的な楽しみ方となります。
対応言語は?
Room 817: Director’s Cutは、英語に加えて日本語にも対応しています。ゲーム本編のほか、Steamストアページの説明も日本語で確認できるため、日本語を母語とするプレイヤーでも十分に楽しめるでしょう。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 SP1以降
- プロセッサ: Intel Core i3-2100 / AMD FX-4350
- メモリ: 4GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 750 / AMD Radeon HD 7850
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4GB以上の空き容量
上記の最低動作環境を満たせば、Room 817: Director’s Cutを快適に遊ぶことができます。4GBのメモリや750クラスのグラフィックスボードなど、比較的低スペックな構成でも問題なく動作するのが特徴です。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Room 817: Director’s Cutは、まさに”真のサバイバルホラー”と呼ぶにふさわしい傑作です。 セーブポイントがないため、一度でも死んでしまえば最初から再挑戦しなければならず、プレイヤーの緊張感が途切れることはありません。部屋の隅々まで注意深く探索し、慎重に行動する必要があるのですが、それゆえに謎の解明や脱出への達成感は格別です。グラフィックスやサウンドも本作の醸し出す恐怖的な雰囲気を存分に引き出しており、臨場感溢れる体験を楽しめます。ホラーゲームファンはもちろん、チャレンジ精神のある方にもぜひ遊んでいただきたい作品です。(編集部)
Room 817: Director’s Cutの評価・DLC・日本語対応をまとめました
本作は、マップやヒントなどのアシストがない”真のサバイバルホラー”と高く評価されている傑作ゲームです。一度死ぬと最初からやり直しとなる過酷なルール設計ながら、その分プレイヤーの緊張感と達成感が非常に大きいのが特徴。グラフィックスやサウンドも本作の恐怖的な雰囲気を存分に引き出しており、ホラーゲームファンはもちろん、チャレンジ精神のある方にもおすすめできる作品です。
現時点ではDLCの発売予定はありませんが、今後の続編制作に期待が持てます。また、日本語にも対応しているため、国内ユーザーでも安心して楽しめます。
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