ニュースの要約
- エプソンが、PrecisionCoreプリントヘッドとロボットを組み合わせた「Direct to Shape Printing System」を発表
- 立体物への高精度な直接印刷を実現し、製造工程の合理化と環境負荷低減に貢献
- 2025年6月のAutomaticaで初出展し、同年7月からドイツでの常設展示を開始
概要
セイコーエプソン株式会社は、独自のPrecisionCoreプリントヘッド「S800」とエプソンの産業用ロボットを組み合わせた「Direct to Shape Printing System」を発表しました。
この新システムは、立体物への直接印刷を可能にする革新的なソリューションで、従来のアナログ印刷からデジタル化を図ることで、製造工程の合理化と環境負荷の低減に貢献します。また、版や専用材料を用意する必要がないことから、コストを抑えつつパーソナライズやカスタマイゼーションのニーズにも応えられます。
「Direct to Shape Printing System」は、2025年6月24日から27日にドイツのメッセ・ミュンヘンで開催される「Automatica」で初出展されます。その後、同年7月からドイツのEpson Deutschland GmbHに常設展示される予定で、お客様の基材に対するテスト印刷や評価環境が整備されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
「Direct to Shape Printing System」:セイコーエプソンがPrecisionCoreプリントヘッドとロボットを組み合わせた新システムを発表について
セイコーエプソンが発表した「Direct to Shape Printing System」は、独自のPrecisionCoreプリントヘッドと産業用ロボットを組み合わせた立体物への直接印刷ソリューションです。従来のアナログ印刷からデジタル化を図ることで、製造工程の合理化と環境負荷の低減を実現しています。また、版や専用材料の準備が不要なため、コストを抑えつつパーソナライズやカスタマイゼーションにも対応できる柔軟性を備えています。
この新システムは、スポーツ・産業用品、自動車部品、家電製品、アパレル雑貨など、さまざまな立体物への印刷需要に応えられると期待されています。機能性印刷への活用も視野に入れており、今後の技術革新に大きな期待がかかっています。
2025年6月のAutomatica展示会を皮切りに、ドイツでの常設展示を開始することで、グローバルな事業展開も本格化していきます。エプソンのプリントヘッドとロボット技術が融合した新しい印刷ソリューションに、業界関係者や消費者の注目が集まりそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000042912.html
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