懐かしのSierraのアドベンチャーゲームが、そのノスタルジックな魅力を継承しつつ、新たな挑戦的な物語を描き出したのが『Quest for Infamy』です。プレイヤーは悪者になりすまして、悪事を重ねながらも、予想外の展開に巻き込まれていきます。探索的な要素とアクション、パズルなど、さまざまなゲームプレイが楽しめる作品となっています。
どんなゲーム?
『Quest for Infamy』は、クラシックなファンタジーRPGの世界観を継承しつつ、そこに悪役の視点を取り入れた作品です。プレイヤーは「悪名高き者」となり、嘘つき、盗み、そして汚名を着せるなど、様々な悪事を働きながら冒険を進めていきます。そのために、3つのキャラクタークラス「強盗」「盗賊」「魔術師」から好みのタイプを選んで、独自のストーリーを経験することができます。剣と魔法を駆使しながら、陰謀渦巻く世界を探索していく爽快感は抜群で、プレイスタイルによってまったく異なる展開を楽しめるのが魅力です。
Quest for Infamyの評価は?
ユーザーレビューを見ると、このゲームに対する評価は非常に高いことがわかります。「90年代のSierraのアドベンチャーゲームの懐かしさと新鮮さが見事に融合した作品」「前作のクエスト・フォー・グローリーシリーズのファンには特におすすめ」など、RPGやアドベンチャーゲームのファンから高い評価を得ています。なかでも、「開発者が赤字を出しながらも制作したというのは感動的」という声もあり、ゲームの質の高さとともに、制作者の熱意が感じられる作品だと言えるでしょう。
DLCはある?
『Quest for Infamy』にはDLCはありませんが、本編には大変ボリューミーなコンテンツが用意されています。キャラクターによって異なる3つのストーリーラインや、多数のNPCとの対話、さまざまな部屋や場所の探索など、プレイヤーの選択によって展開が変わる非常に広大な世界観が魅力となっています。本編だけでも十分に楽しめる内容となっているため、DLCの必要性は低いと言えるでしょう。
Quest for Infamyは無料で遊べる?
ゲームのレビューを見る限り、『Quest for Infamy』は有料タイトルとなっています。無料でダウンロードできるデモ版もあるようですが、フル版を楽しむには購入が必要です。ただし、ユーザーからは「開発者が赤字を出しながら制作した」という声があるように、コストパフォーマンスの高いゲームだと評価されているようです。
マルチプレイはある?
『Quest for Infamy』はシングルプレイ専用のタイトルで、マルチプレイ機能はありません。1人でゲームを進めながら、キャラクターの選択やストーリーの分岐によって、それぞれ異なる体験を楽しめるのが特徴です。広大な世界観を1人で探索し、さまざまな選択肢に悩みながら進めていくのが、このゲームの醍醐味だと言えるでしょう。
対応言語は?
『Quest for Infamy』は英語対応のみとなっています。日本語を含む他の言語には対応していないようです。ただし、ユーザーレビューでは「懐かしの雰囲気や内容は楽しめる」といった声もあり、英語が得意でなくても十分に楽しめる作品だと考えられます。今後の日本語対応に期待したいところです。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7/8/10
- プロセッサ: 2GHz デュアルコアCPU
- メモリ: 4GB RAM
- ストレージ: 4GB 空き容量
- グラフィック: DirectX 9 対応グラフィックカード
ゲームの動作には、それほど高スペックなPCは必要ありません。低スペックPCでも快適に遊べる設計になっているのが特徴です。レトロな雰囲気を感じられる一方で、現代的な快適なプレイ体験も実現できる、バランスの取れた仕様だと言えるでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
クラシックなファンタジーRPGの醍醐味と悪役ならではの魅力が見事に融合した『Quest for Infamy』。プレイヤーは悪事を重ねながらも、予想外の展開に巻き込まれていく痛快な冒険を体験できます。3つのキャラクタークラスから選んで、独自のストーリーを楽しめるのが大きな魅力。また、剣と魔法、パズルなど、さまざまなゲームプレイが楽しめるのも魅力の一つ。長年の経験を活かし、ノスタルジックな雰囲気と新鮮な要素が絶妙に調和したこの作品は、ファンなら絶対にハマること間違いなしです。(編集部)
Quest for Infamyの評価・DLC・日本語対応をまとめました
ユーザーレビューでは高い評価を得ている『Quest for Infamy』ですが、DLCは用意されておらず、日本語対応もされていません。一方で、ゲームそのものは非常にボリューミーで、3つのキャラクタークラスそれぞれにストーリーが用意されるなど、プレイ体験は豊かです。また、開発者の熱意も感じられる作品だと評価されています。英語が得意でなくても十分に楽しめるでしょう。
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