19世紀の蒸気機関車を忠実に再現したDLCが登場しました。中央太平洋鉄道の象徴的な機関車「ジュピター」が、Train Simulatorに登場したのです。手動の運転操作が必要で、運転の難易度が高いものの、このような歴史的な機関車を忠実に再現したDLCは非常に珍しく、鉄道シミュレーションファンには待望の一品と言えるでしょう。
どんなゲーム?
本DLCでは、1868年に製造された中央太平洋鉄道の4-4-0蒸気機関車「ジュピター」と、その姉妹機「ストーム」「ホワイルウインド」「リヴァイアサン」の計4機種が収録されています。これらの機関車は、19世紀の北米大陸横断鉄道建設の歴史的な出来事「プロモンタリーの黄金スパイク」にも登場した車両です。
DLCにはこれらの機関車に加え、荷物車や客車、平車などの19世紀風の車両も収録されており、当時の雰囲気を感じられるようになっています。運転操作には手動の要素が強く、水や薪の補給、ブレーキ操作など、リアルな運転が求められます。しかし、それ以上に歴史的な価値の高い機関車を体験できるのが魅力と言えるでしょう。
Train Simulator: CPRR 4-4-0 No. 60 ‘Jupiter’ Steam Loco Add-Onの評価は?
ユーザーレビューによると、本DLCは非常に高い評価を得ています。機関車の細部まで忠実に再現されており、運転操作の難しさも実際の蒸気機関車の特性を踏まえたものになっているとの声が多数を占めています。特に、ブレーキ操作やボイラー給水などの手動要素が評価されており、当時の雰囲気を味わえると好評です。一方で、急勾配区間では速度が上がらないなどの指摘もありますが、全体としては非常に高い評価を得ているDLCと言えるでしょう。
DLCはある?
本DLCには4機種の機関車が収録されていますが、そのほかにもDonnerパスルートのシナリオ3本が含まれています。これらのシナリオでは、DLCの機関車を使ってDonnerパスを走行することができます。また、Steamワークショップでは、さらに多数のシナリオがダウンロード可能となっているため、常に新しいコンテンツを楽しめる環境が整っています。
Train Simulator: CPRR 4-4-0 No. 60 ‘Jupiter’ Steam Loco Add-Onは無料で遊べる?
本DLCはパッケージ商品として販売されており、Steam上で購入する必要があります。基本プレイ無料のサービスではないため、有料で購入しなければなりません。ただし、シナリオなどの追加コンテンツの多くはSteamワークショップから無料でダウンロードできるため、それらを活用すれば、より楽しく遊べるでしょう。
マルチプレイはある?
本DLCにはマルチプレイ機能は搭載されていません。シングルプレイヤーでの楽しみが中心となっています。ただし、Steamワークショップからダウンロードできるシナリオの中には、他のプレイヤーと協力して遂行するものもあるため、そうしたコンテンツを利用すれば、擬似的なマルチプレイ体験を得られる可能性はあります。
対応言語は?
本DLCの主な対応言語は英語です。日本語対応については明確な情報がありませんが、ゲームそのものはグローバル展開されている製品なので、日本語化されている可能性もあります。ただし、ユーザーレビューには日本語での書き込みがないことから、日本語対応は十分ではない可能性もあります。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 / 8 / 10
- プロセッサ: 2.8 GHz Core 2 Duo (or equivalent AMD)
- メモリ: 4 GB RAM
- グラフィック: 512MB – DirectX 11 グラフィックカード
- ストレージ: 250 GB 使用可能領域
上記のスペックが最低要件となっています。ただし、より高性能なPCを使用することで、よりよい動作環境が得られると考えられます。特にグラフィックボードの性能は重要だと思われます。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Train Simulator: CPRR 4-4-0 No. 60 ‘Jupiter’ Steam Loco Add-Onは、まさに鉄道ファンのための一品といえるでしょう。細部まで忠実に再現されたジュピター号は、当時の蒸気機関車の雰囲気を完全に捉えており、ファンにとっては夢のような体験が味わえるはずです。操作が難しい部分もありますが、それ以上に歴史的な価値の高い機関車を運転できるのが大きな魅力。ゲームプレイ面でも、シナリオやスチームワークショップのコンテンツ充実度は高く、長く楽しめるDLCだと思います。(編集部)
Train Simulator: CPRR 4-4-0 No. 60 ‘Jupiter’ Steam Loco Add-Onの評価・DLC・日本語対応をまとめました
本DLCは細部までこだわりぬかれた蒸気機関車が登場し、高い評価を得ています。特に運転操作の難易度が高く、水や薪の補給、ブレーキ操作など手動要素が強いのが特徴です。DLCには4機種の機関車のほか、Donnerパスを走るシナリオも収録されており、コンテンツ面でも充実しています。一方で、日本語対応については明確な情報がないため、海外ユーザー向けの製品かもしれません。ただし、鉄道シミュレーションファンにとっては非常に魅力的なDLCだと言えるでしょう。
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