ニュースの要約
- ゴーレムと大林組がAIを活用し、建物のライフサイクル全体のCO2排出量を正確に算定するシステム「Gorlem CO2」を開発
- 従来の専門的な知識を要する作業を自動化し、排出量算定の精度向上と作業時間の75%以上の削減を実現
- 得られたデータを蓄積し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する取り組みを予定
概要
不動産・建設業に特化したデータプラットフォーム「Gorlem」を運営する株式会社ゴーレムと、株式会社大林組は、AIを活用して建物のライフサイクル全体のCO2排出量を正確に算定するシステム「Gorlem CO2」を開発しました。
従来、建物のCO2排出量の算定には専門的な知識を有する技術者が手作業で行っていたため、相当な時間を要していましたが、本システムを活用することで作業の自動化を実現し、作業時間を75%以上削減しつつ、正確な算定結果を得ることができます。
今後は、様々な建物のCO2排出データを蓄積し、建築主に合理的かつ訴求力のあるカーボンニュートラルなプランを提案することで、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
ゴーレム: ゴーレムと大林組はAIを活用し建物のCO2排出量算定を自動化する取り組みを開始についてまとめました
ゴーレムと大林組が共同で開発した「Gorlem CO2」は、建物のライフサイクル全体のCO2排出量を正確に算定できるシステムです。従来の手作業では煩雑で時間のかかる作業を、AIの活用により大幅に自動化することで、正確な算定結果を迅速に得られるようになりました。
今後は、様々な建物のデータを蓄積し、カーボンニュートラルな設計提案などに活用していく予定です。建物のライフサイクルを通じたCO2排出削減に向けた取り組みは、持続可能な社会の実現に重要な役割を果たすことが期待されます。ゴーレムと大林組の協業による本システムの開発は、建設業界のデジタル化と脱炭素化を同時に進める意欲的な取り組みだと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000148643.html
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