Sword of Rapierは、この数年様々なプラットフォームにポートされながら生き延びてきた注目の1本です。2010年にXbox LIVE Indie Gamesで発売された後にPC版やスマホ版、PS Vitaへとリリースされ、低予算ながらも面白さを追求し続けてきた珠玉のアクションRPGです。
主人公のカサンドラは、自身の過去を思い出せない中で、謎の存在が狙っているものを探しながら戦っていきます。そんなカサンドラの冒険を、独特の”空中コンボ”システムを使って爽快に楽しめるのが本作の最大の魅力です。
どんなゲーム?
Sword of Rapierは、主人公のカサンドラが自身の過去を探る旅を描いたアクションRPGです。戦闘では、敵を空中にあげて連続攻撃を繰り出すという、独特の”空中コンボ”システムが採用されています。武器はレイピアを使い、敵を打ち上げてからさまざまな魔法スキルと組み合わせて、高度なコンボを決めていくのが醍醐味です。ストーリーは定番の”記憶喪失”テーマを取り入れつつ、ヒロイン目線でのドラマが展開していきます。グラフィックは当時の低予算アクションゲームならではの3Dドット絵風ながら、空中での華麗な戦闘アクションは見応えのある仕上がりとなっています。
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Sword of Rapierの評価は?
Sword of Rapierのストアレビューを見ると、グラフィックの”懐かしさ”や音楽の良さが評価されている一方で、英語翻訳の粗さやゲームシステムの単調さなどが指摘されています。戦闘の基本は楽しいものの、コンボを生かし切れないバランス調整の難しさや、ステージレイアウトの単調さなど、細かい部分での改善の余地も見られます。ただし、低予算ながらも一人の開発者の熱意が詰まっている作品であり、今後の展開にも期待が持てる作品と言えるでしょう。
DLCはある?
Sword of Rapierにはストアページ上ではDLCの記載がありませんが、過去のポート版ではボスラッシュモードの追加などが行われています。PC版でも同様の追加コンテンツがリリースされる可能性はありますが、現時点では未発表となっています。
Sword of Rapierは無料で遊べる?
デモ版などの無料プレイ体験は提供されておらず、Steamにて通常価格で販売されています。
マルチプレイはある?
Sword of Rapierにはマルチプレイモードは搭載されておらず、シングルプレイのみのタイトルとなっています。ストーリーやアクション性を楽しむ1人用ゲームとなっています。
対応言語は?
Sword of Rapierの公式ストアページでは英語のみの対応が記載されています。日本語を含む他の言語への対応は行われていないようです。ただし、ユーザーレビューの感想からは英語翻訳の質が高くないことが窺えるため、日本語に対応していない点は残念と言えるでしょう。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 SP1+
- プロセッサ: Intel Core i3 2.4GHz以上
- メモリ: 4GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GTX 750 Ti / AMD Radeon HD 7790以上
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4GB以上の空き容量
3Dアクションゲームながら、比較的低スペックなPCでも快適に動作する設計となっています。ただし、解像度を上げるとグラフィック面での負荷が高くなるため、1080pで遊ぶのがおすすめです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Sword of Rapierは、独特のアクション性と懐かしいドット絵グラフィックが魅力の1本です。メインの戦闘システムは空中コンボを駆使して敵を次々と打ち倒していく爽快感があり、スキルとタイミングを意識しつつプレイすることで、深い楽しみが得られます。ストーリー面では記憶喪失というありきたりなテーマを扱っているものの、ヒロインの視点で物語が展開していくのが面白く、エンディングに向けてどのように真相が明かされていくのかにも注目が集まります。低予算ながら開発者の熱意を感じさせるタイトルで、アクションRPGファンにはお勧めの1作です。(編集部)
Sword of Rapierの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Sword of Rapierは、独特の空中コンボアクションが魅力のアクションRPGです。グラフィックや音楽の良さが評価されている一方で、英語翻訳の粗さや一部のゲームシステムの単調さなども指摘されています。現時点ではDLCの情報はなく、日本語対応も行われていません。ただし、低予算ながら開発者の熱意が感じられる作品で、今後の展開にも期待が持てる作品となっています。
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