ニュースの要約
- 中学校数学教科書に『Minecraft』のワールド「京町家「薫諷堂」」が掲載された
- 和室の空間を通して「空間図形」の概念を視覚的に理解できる
- デジタルクリエイティビティと教育をつなぐ取り組みを展開していく
概要
インプレスグループが運営するIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスは、『Minecraft』のゲーム内ストアであるマーケットプレイスで販売中の作品「京町家「薫諷堂」」が、株式会社新興出版社啓林館発行の中学校数学教科書「未来へひろがる 数学1」に掲載されたことを発表しました。
今回掲載された作品は、和室の一室を再現したものです。畳や柱、障子といった空間内の平面と直線の構造を通して、数学的な概念を視覚的にイメージできる点が評価され、中学1年生用の教科書第6章「空間図形」の導入ページに活用されています。
インプレス社では、生徒が学習内容をより身近に感じられるよう、人気の『Minecraft』作品を教育現場に取り入れる取り組みを積極的に行っていく方針です。今回の事例は、デジタルクリエイティビティと教育をつなぐ先駆的な試みとして注目されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Minecraftワールド「京町家「薫諷堂」」:中学校数学教科書に掲載についてまとめました
今回の発表により、人気ゲームのMinecraftが教育現場で活用されるようになってきたことが分かりました。空間図形の概念を直観的に理解できる「京町家「薫諷堂」」が中学校の数学教科書に掲載されたのは、デジタルコンテンツと教育の融合を図る先駆的な取り組みといえます。
子供たちにとっては、日頃遊んでいるゲームの世界観を通して数学的思考力を養えるというメリットがあります。一方で、教育現場にデジタル技術を取り入れていく機運も高まってきていると感じられます。今後、このような新しい試みがさらに広がっていくことを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006571.000005875.html
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