ニュースの要約
- Formlabs社が2次硬化機「Form Cure (2nd Generation)」を本日リリース
- 硬化用LEDの増強により処理時間を大幅に短縮
- 耐衝撃性に優れた新型樹脂材料「Tough1500 V2」も登場
概要
株式会社システムクリエイトは、Formlabs社が新しい2次硬化機「Form Cure (2nd Generation)」を本日リリースしたことを発表しました。
Form Cure (2nd Generation)は、硬化用LEDの数を13個から48個に増やし、パワーも39Wから150Wと大幅に強化されました。これにより硬化時間が大幅に短縮され、一般的なレジンでは従来の5分から1分に、耐熱仕様のハイテンプレジンでは120分から15分にまで短縮されました。
また円テーブルサイズが4cm以上大きくなり、最大高さも185mmから245mmに拡張されたことで、一度に処理できるサイズや数量も向上しています。
併せて、強靭性と柔軟性に優れた新型樹脂材料「Tough 1500 V2」も発表されました。破壊強度とガードナー衝撃強度が向上し、ドリルやタップでの加工に強く、薄肉でも破損しにくい特性を備えています。また、高いコンプライアンス性とロス曲げ疲労特性を実現しており、スナップフィットなどの機能的要素を必要とする用途にも適しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Form Cure (2nd Generation):株式会社システムクリエイト、Formlabs製2次硬化機の最新版を本日リリース!圧倒的な高速処理を実現についてまとめました
Formlabs社の新型2次硬化機「Form Cure (2nd Generation)」は、圧倒的な高速硬化処理性能を実現したことで注目を集めています。硬化用LEDの大幅な増強によって、従来機と比較して処理時間を大幅に短縮できるようになりました。また、新開発の高強度樹脂「Tough 1500 V2」の登場で、3Dプリントパーツの用途がさらに広がりそうです。
特に工場内での長期使用に耐える耐衝撃性や、スナップフィットなどの機能的要素を備えた製品の開発に威力を発揮するでしょう。Formlabs社の製品は常に進化を遂げており、3D造形技術の活用がますます広がることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000263.000140772.html
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