kHEDは、インディーゲーム開発者やモディングを楽しむ人向けの3Dロープリモデルエディターです。2009年にフリーウェアとして登場し、Half-Lifeモディングコミュニティで人気を集めました。使い方が簡単で、手軽に使えるのが特徴です。現在はクリエイターが開発中の「Ostriv」というゲームのモデル制作に活用されているほか、さらなる機能拡張を目指して新しいバージョンがリリースされています。
どんなゲーム?
kHEDは、低ポリゴンのプロップ(10,000ポリゴン以下)を中心に、さまざまな3Dモデルを制作することができるツールです。平面、ポリゴン、箱、球体、円柱、管、トーラスなど、さまざまな基本形状を使って複雑なモデルを作ることができます。また、「lathe」や「loft」といった便利な機能も備わっています。テクスチャマッピングツールでは、平面、円筒、球面投影に対応しており、基本的な展開機能もあります。UV編集ツールも充実しており、モデルプレビューやテクスチャ作成用の背景エクスポートなどが可能です。
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kHEDの評価は?
kHEDのユーザーレビューを見ると、「Linux対応をお願いします」といったリクエストが寄せられています。しかし、ユーザーからは概して高い評価を得ているようです。使いやすさや機能性が評価されているほか、ゲーム開発やモディングに役立っているという声も多数あります。特に、Half-Lifeのモディング作成に活用されていることが分かります。
DLCはある?
kHEDには、有料のDLCなどはありません。フリーウェアとして提供されているので、無料で利用できます。ただし、開発者によると、今後のさらなる機能拡張のためにユーザーからの支援を募る可能性があるとのことです。
kHEDは無料で遊べる?
kHEDは無料で利用できるフリーウェアツールです。ダウンロードして自由に使うことができます。
マルチプレイはある?
kHEDはシングルプレイのツールで、マルチプレイ機能はありません。3Dモデルの制作や編集を一人で行うツールです。
対応言語は?
kHEDのインターフェイスは英語のみ対応となっています。日本語を含む他の言語には対応していないようです。ただし、使い勝手は良いので、英語の理解ができれば問題なく利用できるでしょう。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7以降
- CPU: 2GHz以上のデュアルコア
- RAM: 4GB以上
- GPU: DirectX 10以降対応のグラフィックカード
- ストレージ: 100MB以上の空き容量
要求スペックはそこまで高くないので、ほとんどのPCで問題なく動作すると思われます。
PC GAME NAVI編集部レビュー
kHEDは、初心者でも気軽に3Dモデリングが楽しめるツールです。直感的な操作性と豊富な機能が魅力で、ゲーム開発やモディングに活用できるのが大きな魅力。使いやすさと機能性の高さが評価されているのは頷けます。フリーウェアながら、かなり本格的な3Dモデリングツールと言えるでしょう。(編集部)
kHEDの評価・DLC・日本語対応をまとめました
kHEDは、使いやすさと機能性の高さが評価されているフリーウェアのツールです。ゲーム開発やモディングに活用できる優れた機能を備えており、初心者でも気軽に3Dモデリングが楽しめます。有料のDLCはなく、完全無料で利用できますが、今後の機能拡張のために支援を求める可能性があるようです。ただし、インターフェイスは英語のみの対応となっています。
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