Slice&Diceは、まるで3Dドミノのように切断やスライスして、さまざまな物理演算を引き起こす物理パズルゲームです。オブジェクトをうまく操作して、サイコロを目的の穴に落とし込むというシンプルながらも奥深い挑戦が楽しめます。パズルを解くだけでなく、観客にもアドバイスをもらいながら一緒に遊ぶのも醍醐味の1つですね。
どんなゲーム?
Slice&Diceはカットザロープに似たコンセプトのVRパズルゲームです。3D空間にさまざまな立体オブジェクトが用意されていて、プレイヤーはそれらをスライスしたり切断したりして、サイコロを目的の穴に落とし込む必要があります。100ステージ以上あり、平均プレイ時間は20時間以上と大ボリュームです。ステージが進むにつれて、多階層の複雑な構造や新しいメカニクスが登場するなど、徐々に難易度が上がっていきます。
Slice&Diceの評価は?
ユーザーからは概して高い評価を得ています。VRパズルゲームの定番であるカットザロープに比べて、より立体的な操作が特徴的だと言われています。音楽は8ビット調のタイトーライクな演奏で雰囲気もよく、グラフィックスは低ポリのスタイリッシュな仕上がりとなっています。ただし、後半の難易度がかなり高くなるため、パズルゲームが得意でない人には向かないかもしれません。コツコツと頭を使って攻略していく楽しみはパズルゲームファンには堪らないでしょう。
DLCはある?
現時点では、Slice&Diceにはダウンロードコンテンツ(DLC)は発表されていません。ただし、開発元のZen Studiのは、今後の大型アップデートなどでさらにコンテンツが追加される可能性は十分にあると述べています。パズルゲームを長く続けられる魅力的な作品なだけに、今後の展開にも期待が高まります。
Slice&Diceは無料で遊べる?
Slice&Diceは有料作品で、Steamで販売されています。無料でプレイすることはできません。ただし、たまにセールなどで一時的に価格が下がることもあるので、お得に購入できるチャンスを�逸さないよう気をつけましょう。
マルチプレイはある?
Slice&Diceには、マルチプレイ機能はありません。基本的にはシングルプレイのみの対応となっています。ただし、観客が一緒に協力して解いていくことができるので、一人で遊んでも観客と共に楽しむことができる点は特徴的といえるでしょう。
対応言語は?
Slice&Diceは英語のみに対応しています。日本語を含む、その他の言語での表示には対応していません。ただし、ゲームの操作自体は直感的で難しくないため、英語が苦手な人でも遊ぶことは可能と考えられます。
動作環境は?最低要件
- OS:Windows 7 SP1以降
- プロセッサ:Intel i5-4590相当以上
- メモリ:8GB RAM
- グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290相当以上
- ストレージ:3GB以上の空き容量
- VRデバイス:HTC Vive、Oculus Rift
Slice&Diceは比較的高スペックなPCを要求するVRゲームとなっています。おすすめのグラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 970以上となっています。また、Oculus RiftやHTC ViveなどのプレミアムなVRデバイスに対応しています。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Slice&Diceはとても楽しいパズルゲームです。3D空間を自由に操作でき、物理演算を駆使して問題を解決していく面白さは群を抜いています。ステージ数も多く、後半の難易度が高くなっていくのでやりごたえ十分。音楽やグラフィックス、操作性も素晴らしく、VRゲームの醍醐味を存分に味わえます。パズルゲームが好きな人はもちろん、気軽に楽しめるVRゲームをお探しの人にもおすすめです。(編集部)
Slice&Diceの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Slice&Diceは物理演算を活かしたアクロバティックなVRパズルゲームです。ユーザーからは高い評価を受けており、サイコロを目的の穴に落とし込むシンプルな目標ながら、立体的な空間操作が魅力の作品となっています。DLCの計画は未定ですが、今後の大型アップデートに期待が持てます。ただし、日本語には対応していないのが残念な点です。VRゲームを楽しみたい人や、パズルゲームが好きな人におすすめの1本です。
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