誰もがこのゲームを知っている理由がよくわかる。まるで現実のあるかのようなコンセプトで、すぐに遊びたくなるゲームだ。トランプ支持者を銃撃するという過激な内容にもかかわらず、ユーモアを含んでおり、面白おかしく楽しくプレイできるように作られている。ゲームを通してアメリカの問題に触れられるのは興味深い。
どんなゲーム?
「Day of the Trumplings」は2016年に発売されたタワーディフェンスゲームで、トランプ大統領支持者を銃撃しながらタワーを築き上げて守るというユニークな内容が特徴。トランプ大統領をはじめとした支持者を撃ち落とすという過激な設定ながら、ゲームではユーモアたっぷりのアプローチが取られている。彼らを「Trumplings」と呼ぶなど、奇抜な表現で登場人物たちを描いているのは面白い。ゲームプレイはタワーを建設して敵を迎え撃つというタワーディフェンスの基本的な流れだが、3人称視点で敵を直接撃つこともできるなど、ユニークな要素が散りばめられている。
Day of the Trumplingsの評価は?
ゲームの評価は賛否両論がある。「プログラミングが酷く、フレームレートの問題やグラフィックの粗さ、奇妙なタワーディフェンス要素が散見される」といった否定的な意見がある一方で、「$2という価格なら十分楽しめる」「ユーモアが光る面白いゲームだ」などポジティブな評価も多数ある。ゲームを遊べば分かるが、確かに完成度は高くないものの、価格と内容のバランスはいい感じだと言えるだろう。
DLCはある?
本ゲームにはDLCの情報はなく、基本無料の1つのステージのみが提供されているようだ。追加ステージやキャラクター、武器などのコンテンツが出る予定はないと思われる。このゲームはあくまで1つのネタとして作られたものであり、大規模な拡張は行われていないのが現状のようだ。
Day of the Trumplingsは無料で遊べる?
ユーザーレビューを見る限り、本ゲームは有料のタイトルであり、無料で遊べる仕様ではないことがわかる。Steam上での価格は$1.99(約200円)となっており、ゲームをプレイするには課金が必要となる。無料で楽しめるようなフリーミアムモデルでもないため、有料タイトルと位置づけられている。
マルチプレイはある?
ゲームの公式情報を見る限り、本作にはマルチプレイ機能は搭載されていないようだ。プレイヤー1人でタワーを建設し、トランプ支持者たちを撃ち落とすシングルプレイのみが用意されている。協力プレイや対戦モードなどの多人数プレイは用意されていないため、1人で黙々と敵を撃ち落としていくゲームプレイが特徴となっている。
対応言語は?
本ゲームはEnglish(英語)のみの対応となっており、日本語をはじめとした他の言語には対応していないようだ。ユーザーレビューを見ても日本語の記述はなく、海外向けのタイトルと考えられる。そのため日本語を含む多言語への対応はされていないと推測できる。
動作環境は?最低要件
- オペレーティングシステム: Windows 7以降
- プロセッサ: 2GHz以上のデュアルコア
- メモリ: 2GB RAM
- ストレージ: 1GB以上の空き容量
- グラフィックス: DirectX 9以降に対応したビデオカード
本作はそこまで高スペックを必要としない比較的軽めのゲームのようだ。Windows 7以降の環境で2GBのメモリがあれば、ほとんどのPCで問題なく動作するはずだ。
PC GAME NAVI編集部レビュー
まさに時代を象徴するような斬新なコンセプトのゲーム。トランプ支持者を撃ち落とす過激なストーリーながら、ユーモアたっぷりの演出によってユニークな体験を味わえる。タワーディフェンスの基本的なゲームプレイに、銃撃による直接的な敵撃破要素が加わり、奥深いアクションが楽しめる。グラフィックの粗さや難易度の高さなどの課題もあるものの、$2という手頃な価格設定で大いに遊べる一作といえるだろう。(編集部)
Day of the Trumplingsの評価・DLC・日本語対応をまとめました
本ゲームは過激な内容ながらもユーモアたっぷりの演出で高い評価を得ている。しかし、グラフィックの粗さや難易度の高さなどの課題もある。DLCの予定はなく、1つのステージのみの提供となっている。また、英語のみの対応で日本語をはじめとした他言語には対応していない。動作環境はそこまで高スペックを必要としない比較的軽めのゲームのようだ。
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