Operation: Matriarchyは、まさに「悪くて良い」ゲームの代表作と言えるでしょう。初見では単なる平凡なFPSに見えますが、プレイしていくうちにその独特の世界観とアートワークに引き込まれていきます。アリエンやビズリスキの世界観を彷彿とさせる生物化した異様な空間が目を引き、まるで夢の中に迷い込んだかのような不気味な雰囲気が印象的です。ストーリーはシンプルですが、ロード画面の小さなテキストから垣間見える世界観の豊かさに、じわじわと惹きつけられていきます。
どんなゲーム?
Operation: Matriarchyは、24世紀の宇宙開発時代を舞台にした、連邦地球政府とヴェリア星の女性化したサイボーグ軍との戦いを描いたFPSゲームです。プレイヤーは連邦軍のポール・アームストロング上級軍曹となり、ヴェリア星の侵略から地球を守るべく戦うことになります。ゲームの序盤は宇宙船内での定番のシューティングステージですが、徐々にヴェリア星の奇妙な生物世界に深く入り込んでいきます。生物化した建築物や巨大な男性器構造物など、アーティストのヒエロニムス・ボスや兆しスラヴォミル・ビズリスキの影響を感じさせる極端なデザインが圧倒的な存在感を放ちます。
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Operation: Matriarchyの評価は?
Operation: Matriarchyの評価は賛否両論が分かれています。ゲームプレイ面では単調で簡単すぎるとの指摘がありますが、その一方で世界観と美術的な価値を高く評価するレビューも多数あります。「あまりにも酷すぎて逆に面白い」「見る者を圧倒する独特の雰囲気」といった声が目立ち、ゲームの面白さを味わうには特殊な視点が必要とされています。従来のFPSの概念を大きく逸脱したゲーム体験を求める層にとっては、まさに「宝の山」と呼べる作品だと言えるでしょう。
DLCはある?
Operation: MatriarchyにはDLCの情報はありません。ベースゲームのみの提供となっています。
Operation: Matriarchyは無料で遊べる?
ゲームのストアページを確認したところ、Operation: Matriarchyは有料タイトルとなっています。無料で遊べるようなサービスはないようです。
マルチプレイはある?
Operation: Matriarchyにはマルチプレイモードはありません。ソロプレイのみの対応となっています。
対応言語は?
ゲームのストアページでは英語のみの対応となっていますが、ユーザーレビューによると日本語化されたモッドがあるようです。公式の日本語対応はなされていないため、プレイするにはそのモッドを使用する必要があります。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 10
- プロセッサ: Intel Core i5-4590 または AMD FX-8350
- メモリ: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 25 GB 空き容量
これらの最低スペックを満たしていれば、Operation: Matriarchyを問題なく遊べるはずです。ただし、グラフィックスに凝った作品のため、より高スペックなPCを持っていると快適にプレイできるでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Operation: Matriarchyは、見た目ほどは難しくないFPSゲームですが、そこに凝縮された独特の世界観が印象的です。奇抜で露骨なデザインが際立ち、プレイヤーを異世界に誘い込みます。手強い敵でもなく難しくはないゲームプレイですが、その分寂しい雰囲気とアート性が際立ちます。ファンタジーなSF世界を感じ取りながら、ゲーミング以外の楽しみ方ができる作品だと言えるでしょう。(編集部)
Operation: Matriarchyの評価・DLC・日本語対応をまとめました
ユーザーレビューによると、Operation: Matriarchyは「悪くて良い」ゲームと評価されています。ゲームプレイ面では単調さが指摘されますが、独特の世界観とアートワークは高く評価されています。DLCはなく、公式の日本語化はされていませんが、ファンメイドのモッドが存在するようです。動作環境は低スペックでも問題なく遊べるようですが、グラフィックスを最大限に楽しむにはより高性能なPCが望ましいでしょう。
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