バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセットを複数モニター化できるソフトウェア「Breakroom」をご紹介します。このソフトウェアを使えば、Windows上のアプリケーションを自由に配置できるようになり、まるでVR空間にワークスペースを作れるようになります。撮影やデザイン作業をしながら、YouTubeチュートリアルを見たり、オンラインポーカーをしたり、Redditを閲覧したり、といった具合です。ゲーミング以外にもVRヘッドセットをフル活用できるのが魅力的ですね。
どんなゲーム?
Breakroomは、VR空間に Windows 10 のようなデスクトップ環境を再現するソフトウェアです。自分好みの背景や雰囲気を選んで、そこに複数のアプリケーションウィンドウを自由に配置できます。通常のデスクトップPCのようにマウスとキーボードで操作し、日常的に使うアプリケーションを活用できるのが大きな特徴です。趣味や仕事で使えるツールが一通り揃っているため、VRヘッドセットを洋室や和室、海の風景など、個性的な背景の中で使えるようになります。
Breakroomの評価は?
Breakroomのユーザーレビューを見ると、VR空間での使い勝手についての指摘がありました。ウィンドウの移動や拡大縮小が不自然だったり、予期せぬエラーが起きて操作が中断されてしまうといった問題点が挙げられています。一方で、直感的なインターフェイスやリラックスできる背景演出への期待感も感じられます。まだ開発途上のソフトウェアですが、徐々に課題が改善されていくことが期待されます。
DLCはある?
BreakroomにはDLCの情報は見当たりませんでした。現時点では基本機能のみの提供のようで、今後の情報に期待したいところです。背景の種類やアプリケーションの拡張性など、ユーザーのニーズに合わせた追加コンテンツが提供されることを願っています。
Breakroomは無料で遊べる?
Breakroomはストアページ上で有料製品としての販売が確認できました。無料でトライアルできるような情報もないため、有料での提供と考えられます。
マルチプレイはある?
Breakroomのプレイ情報からは、マルチプレイ機能の有無は確認できませんでした。VR空間を共有したり、リアルタイムでコミュニケーションを取れる機能があれば、さらに活用の幅が広がるかもしれません。今後の機能拡張に期待したいですね。
対応言語は?
Breakroomの対応言語は英語のみとなっています。日本語を含む他の言語への対応は未発表のようですので、日本ユーザーにとってはまだ利用しづらい面があるかもしれません。国内ユーザーの需要に応えられるよう、日本語化への対応に期待したいところです。
動作環境は?最低要件
- VRヘッドセット: HTC Vive、Oculus Rift
- オペレーティングシステム: Windows 10
- CPU: Intel Core i5 または同等のプロセッサ
- RAM: 8GB 以上
- グラフィックス: Nvidia GeForce GTX 970 または同等の GPU
VRゲームを快適に楽しむためのスペックが必要となりますが、最近のパソコンであれば概ね問題ないと思われます。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Breakroomを試してみましたが、VR空間で自由にデスクトップ環境が再現できる面白さに虜になりました。趣向を凝らした背景の中で、普段使いのアプリを自在に操れるのは新鮮な体験です。まだ機能面で改善の余地はありますが、着実に進化していく姿勢が感じられます。これからVRの可能性を広げていく良質なソフトウェアだと思います。(編集部)
Breakroomの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Breakroomは、VR空間での作業ツールとして注目されています。ユーザーレビューでは課題もありますが、新しい体験を提供する期待作として評価されています。DLCや日本語対応については、今後の情報に期待が寄せられています。
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