Tabletopia上の「Scythe」は、ボードゲーム好きなら一度は触ってみたい世界観と戦略性を手軽にオンラインで楽しめる一作です、
実際のプレイ感は物理ボードの雰囲気をそのままデジタルに落とし込んだような作りで、資源管理や陣地拡大、メックの運用といったエンジンビルド要素がしっかり残っており、短時間でのプレイ感覚を損なわないテンポの良さが魅力です、
価格面でも手頃さが評価されており、TabletopiaのUIは慣れれば直感的に操作できるため、友人と集まってのオンラインセッションや、実物を持っていない人同士での遊びに最適だと感じました、
ただしセットアップや自動プレイヤー(Automa)の挙動など、物理版や他の仮想卓と比べて手作業が必要な部分もあるため、導入時はその点を把握しておくことをおすすめします、
どんなゲーム?
Scytheは、1920年代の別世界を舞台にした4X系のボードゲームで、農業と戦争、錆びた歯車と革新が同居する独特の世界観が魅力です、
プレイヤーは東欧の五つの派閥のいずれかを担当し、領土の征服、兵力や資源の獲得、村人や建造物の配置、そして巨大なメックの稼働を通じて勢力を拡大していきます、
各派閥は初期資源や能力、隠された目標が異なり、非対称なバランスで設計されているため、繰り返し遊んでも毎回違った戦略性が楽しめます、
運要素は遭遇カードや戦闘カードといった限定的なものに留まり、基本はプレイヤーの選択によって勝敗が左右されるため、思考の比重が高いプレイが求められます、
行動選択はラウンドやフェーズで区切られないストリームラインな方式を採用しており、ターン間の待ち時間が短く、テンポよく進む点も特徴です、
プロモーション動画
Tabletopia – Scytheの評価は?
ユーザーレビューを総合すると、価格対効果とオンラインで手軽に遊べる点が高く評価されています、
あるレビューでは「完全ではないが、とにかく安くて手軽にオンラインでScytheを遊べる方法だ」と評価されており、Tabletopia自体は無料でダウンロード可能、DLCはホストだけが所有していれば良い点が好評です、
一方でセットアップの煩雑さや、オートマ(Automa)モードが完全自動ではなくプレイヤーが相手の駒を動かす必要がある点に不満の声も多く見られます、
具体的なユーザーの声としては「セットアップが面倒で、ランダムにマトリックスを割り当てても駒を手動で配置しなければならない」、
「どのプレイヤーか表示されず、”プレミアムが必要”と出る混乱があった」などの翻訳レビューがあり、操作面や表示面での改善を望む意見が散見されます、
とはいえ実際のゲーム性や世界観の再現、価格面の手軽さを評価するプレイヤーも多く、総合的には“手頃にScytheを楽しみたい”人には魅力的な選択肢と言えるでしょう、
DLCはある?
説明文にある通り、Tabletopia版のScytheはDLCとして配布されており、ホストのみがそのDLCを所有していればプレイ可能という仕様です、
物理版や他プラットフォーム向けの拡張に相当する要素が含まれている可能性があり、1~5人でのプレイが想定されています、
ユーザーレビューからは、TabletopiaのScythe自体が有料扱いになっているケースや、別途課金表示が出る混乱が報告されているため、購入前にSteamストアやTabletopia上の説明を確認することをおすすめします、
Tabletopia – Scytheは無料で遊べる?
Tabletopiaプラットフォーム自体は基本無料でダウンロード可能、
ただしScytheは「DLC」として配布されているため、ホストがそのDLCを購入している必要があります、
一部レビューでは「$5.99で購入できる安価な選択肢」との記載があり、Tabletop Simulatorと比べて安価である点が利点として挙げられています、
つまりプレイヤー全員が個別に購入する必要はなく、ホストが所有していれば同席者は追加購入なしに遊べる可能性が高い仕様です、
購入前にはストアページで『Only the host needs to own this DLC.』の表記を確認しておくと安心です、
マルチプレイはある?
はい、マルチプレイに対応しており、1~5人でのプレイが想定されています、
ただしレビューによれば、オートマ(Automa)モードは完全自動のAIではなく、プレイヤーが相手の操作を代行する形になる点が注意点です、
またランダムな勢力割り当てやボードの自動セットアップに関しては不便さが指摘されており、駒の手動配置やカードの並べ替えをプレイヤーが行う必要があるため、プレイ前の準備に時間がかかることがあります、
それでも友人同士でのオンライン対戦や、複数人でのセッションを気軽に開ける点は魅力的です、
対応言語は?
ストアレビューや提供情報を見る限り、ユーザーインターフェースや説明は主に英語で提供されている可能性が高いです、
レビューでは言語対応についての具体的な日本語対応報告は見当たらず、日本語ローカライズはされていないか、限定的であると推測されます、
そのため英語のルールやカード文を読むことに抵抗がなければ問題なく遊べますが、日本語表示を重視する場合は事前に対応状況を確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
以下はTabletopiaプラットフォームとBoard GameのDLCを想定した推定の最低要件です、
- OS:Windows 7以降、macOS 10.12以降を推奨、
- CPU:デュアルコア相当以上、軽量な処理が可能なもの、
- メモリ:最低4GB、推奨8GB、
- ストレージ:数百MB〜数GBの空き容量(Tabletopia本体とDLC分)、
- ネットワーク:常時接続可能なブロードバンド回線、オンライン同期のため安定した通信が必要、
コメント:Tabletopia上のボードゲームはグラフィック負荷が高くないため、一般的なモダンPCであれば快適に動作することが多いです、
ただしオンラインでの同期や多人数セッションを行う場合は、安定したネット回線と十分なRAM、CPU余裕があると安心です、
PC GAME NAVI編集部レビュー
編集部で実際に遊んでみると、Scytheの世界観と戦略性がしっかりとTabletopia上に再現されており、
資源運用やメック運用の手触りは物理版の良さを維持しています、
UIは最初こそ慣れが要りますが、慣れてしまえば直感的に動かせる場面が多く、友人とのオンライン卓に最適でした、
価格面でも手頃で、ホストのみDLCを所有すれば遊べる点はグループでの導入コストを下げてくれます、(編集部)、
Tabletopia – Scytheの評価・DLC・日本語対応をまとめました
まとめると、Tabletopia版Scytheは手頃な価格で本作の戦略性と世界観をオンラインで体験できる一方、DLCはホスト所有が基本である点と、UIや自動化周りに若干の手作業が必要である点に留意が必要です、
日本語対応は限定的と見られるため、英語でのプレイに問題がなければ十分におすすめできる選択肢です、
以下、参考としてストアレビューの日本語翻訳を掲載します、
「完全ではないが、これは確かにScytheをオンラインで遊ぶ最も安く簡単な方法だ、低価格であり、Tabletopiaはダウンロード無料でホストだけがDLCを所有すれば良い点が便利だ」、
「ただただ???、プレイヤーが誰か表示されず、’プレミアムが必要’と出る、購入したはずなのにプレミアム扱いの表示が出る混乱があった、どの派閥なのか、ポーンはどこにあるのか分からない、ボードゲームファンは避けたほうが良いと感じる」、
「一人用モードを期待して購入したが、Automaモードでは相手の駒を自分で動かさなければならなかった、つまりコンピュータが自動で操作するわけではないと後から判明した、Tabletopiaはデジタル版のボードゲームの再現としてはOKだが、完全なコンピュータゲームを期待すると失望するだろう」、















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