ファンタジー世界の代表的なレースであるオークやゴブリンといったグリーンスキンの戦力が強化されるDLC「The King and the Warlord」は、シリーズ屈指の人気キャラクターたちが勢力を争う熱戦を体験できる魅力的なコンテンツです。
この DLCでは、ダークで野蛮なグリーンスキンと、古来から守り続けてきた伝統を誇るドワーフという、まさに対極にある二つの勢力の主要な指揮官が登場します。これらの指揮官たちは、かつて共通の敵を撃破し、協力して栄華を極めた「カラック・エイト・ピークス」の奪還を目指すことになります。
カラック・エイト・ピークスを巡る攻防戦は、ダークで激しい物語を展開。ゲームプレイ面でも、新たな部隊や特殊能力を兼ね備えた強力な部隊が登場し、グリーンスキンとドワーフの戦略的な選択肢が大きく広がります。
シリーズの集大成とも呼べる最新作「Total War: WARHAMMER III」で、まさに頂点を目指す二大勢力の一大決戦を体験してみてはいかがでしょうか。
どんなゲーム?
「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」は、人気ファンタジーシリーズ「Warhammer」の世界観を『Total War』のリアルタイム戦略ゲームシステムに落とし込んだDLCです。グリーンスキンのゲロブリナー族とドワーフの両陣営の新しい指揮官と部隊を加え、さらにダイナミックな戦略的選択肢が提供されます。
このDLCの主な舞台となるのは、かつて共通の敵を破った二つの勢力が、その富と名声の象徴である「カラック・エイト・ピークス」を巡って争う物語です。プレイヤーは、二つの陣営のうちどちらかを選んで、栄誉と富を手に入れるべく全力で戦い抜くことになります。
高い戦闘力と特殊能力を持つ新兵種、伝統的な部隊への強化、そして両陣営の指揮官に用意された固有のストーリーなど、まさに総力戦といえる一大バトルが繰り広げられます。
Total War: WARHAMMER – The King and the Warlordの評価は?
ユーザーレビューを見ると、この DLCに対する評価は概して良好だといえます。ストーリーやキャラクターの魅力、新しい部隊の特性などがプラスの評価を集めています。特にグリーンスキンのスカースニック率いる「曲がり屋の月族」と、ドワーフのベレガル・アイアンハマー率いる「アングルント一族」の二つの勢力については、ユニークで面白いキャンペーンが展開されると高い評価を得ています。
一方で、カラック・エイト・ピークスの奪還に至るまでのストーリーやミッションが難易度が高すぎるという指摘もありました。ただし、これらの難しさがその分達成感を高めているという意見もあり、むしろDLCの特徴だと捉えられていることがわかります。
総じて、人気ファンタジーのキャラクターたちが熾烈な争いを繰り広げる物語と、新ユニットの追加による多彩な戦略的選択肢がゲームの魅力を大きく高めていると評価できるでしょう。
DLCはある?
「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」は、本編の追加DLCとして提供されています。本DLCには、新たな2人の指揮官、各6種類の新部隊、22種類の精鋭部隊「名誉の大隊」といった豊富なコンテンツが収録されています。
これらの追加部隊によって、グリーンスキンとドワーフの戦略的な選択肢が大幅に広がり、より多彩な戦術が楽しめるようになっています。また、新指揮官によるキャンペーンストーリーも用意されており、本編の物語をさらに深化させる内容となっています。
本DLCは、「Total War: WARHAMMER」シリーズの集大成とも呼べる最新作「Total War: WARHAMMER III」のゲームモード「永遠の帝国」でも利用できる、まさに必携の追加コンテンツといえます。
Total War: WARHAMMER – The King and the Warlordは無料で遊べる?
ゲームの概要を見る限り、「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」は本編「Total War: WARHAMMER」シリーズの追加DLCとなるため、本編を購入する必要があると考えられます。つまり、このDLCを単体で無料で遊ぶことはできません。ただし、本編がセールなどで安価に提供されている際には、お求めやすい価格で楽しめる可能性はあります。
マルチプレイはある?
「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」では、本編同様にマルチプレイに対応しています。グランドキャンペーンでは2人同時プレイが可能で、双方が好きな指揮官を選んで戦うことができます。また、カスタムバトルでもマルチプレイに対応しているため、友人と新ユニットを使った戦闘を楽しむこともできます。
さらに、各プレイヤーが自分のお気に入りの部隊を編成して戦うことで、より個性的な戦略を立てられるのも魅力の一つと言えるでしょう。
対応言語は?
「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」は英語をはじめ、多数の言語に対応しています。その中には日本語も含まれているため、日本語でゲームを楽しむことができます。
ユーザーレビューを見ても、日本語対応に関する不満はなく、快適にプレイできるようです。ゲームを存分に楽しむためにも、日本語での プレイをおすすめします。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7/8.1/10 64-bit
- Processor: Intel Core i3-2100 or AMD FX-4300
- Memory: 8 GB RAM
- Graphics: Nvidia GeForce GTX 460 1GB or AMD Radeon HD 5770 1GB
- DirectX: Version 11
- Storage: 60 GB available space
上記が最低動作環境ですが、『Total War』シリーズは比較的高スペックを必要とするゲームです。高解像度でスムーズに動作させるには、より高性能なCPUやGPUが望ましいでしょう。大規模な戦闘シーンを快適に楽しむには、メモリも16GBほど搭載されていると良いでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
『Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord』は、ダークファンタジーの世界観を巧みに表現しつつ、グリーンスキンとドワーフの激しい抗争を描いた見応えのある内容になっています。新指揮官やユニットの追加によって戦略の幅が大きく広がるほか、強敵に立ち向かう達成感も十分に味わえます。ファンタジーを舞台にしたリアルタイム戦略ゲームを求める方には、まさに最適な一本だと思います。(編集部)
Total War: WARHAMMER – The King and the Warlordの評価・DLC・日本語対応をまとめました
「Total War: WARHAMMER – The King and the Warlord」は、人気ファンタジーシリーズ「Warhammer」の世界観を『Total War』シリーズならではのリアルタイム戦略ゲーム体験に落とし込んだDLCです。
本DLCには、新指揮官やユニットが多数追加されており、ダークファンタジーの世界を舞台にした迫力のある物語や、戦略的選択肢の幅が大きく広がるのが特徴です。
評価は良好で、特に新指揮官のストーリーや、新ユニットの特性が高く評価されています。DLCとしての価格の割に、十分なボリュームと内容が提供されていると考えられます。また、日本語にも対応しているため、ファンタジーRTSを楽しみたい方にお勧めです。
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