ひとつのアナログゲームを遊んでいるかのような趣があり、ユニークなアプローチで展開されるこの作品は、プレイヤーの探索心や洞察力を刺激してくれます。不思議な雰囲気に包まれた世界を、光と影のはざまで見つめ、謎を解き明かしていくのは大変面白い体験となるでしょう。
どんなゲーム?
『htoL#NiQ: The Firefly Diary』は、2D側スクロールのパズルアクションゲームです。古代の遺跡の底で目を覚ましたヒロインのミオンが、2匹の蛍の導きによって抜け出していく過程を描きます。ミオンの移動を光の蛍「ルーメン」で、障害物の破壊などを影の蛍「アンブラ」で操作することで、謎解きや敵対する生物との戦いを繰り広げていきます。ゲームを進めるうちに、ミオンの記憶や遺跡の謎が明らかになっていきます。独特の世界観と、明るさと暗闇のコントラストが印象的で、探索の喜びを味わえる作品となっています。
プロモーション動画
htoL#NiQ: The Firefly Diaryの評価は?
レビューでは、物語の語り口や音楽など、作品の雰囲気については高い評価を得ています。一方で、ゲームプレイの部分に関しては、「遅い」「RNGに不公平感がある」など、いくつかの指摘がされています。また、100%完全クリアを目指すには、収集物を集めたり、特定の課題をクリアしたりと、かなりの努力が必要だと言及されています。全体としては、個性的で面白い作品だが、難易度の高さからオススメには慎重になった方がよいとの意見が見られます。
DLCはある?
現在のところ、本作にはDLCの発売予定は確認できませんでした。ゲームの内容も比較的コンパクトで、追加コンテンツの必要性は高くないと考えられます。今後DLCの情報が公開されれば、随時アップデートしていきたいと思います。
htoL#NiQ: The Firefly Diaryは無料で遊べる?
無料ではなく、有料のゲームとなっています。Steam上での価格は1,000円前後となっています。無料体験版などの提供もないため、この価格で購入する必要があります。ただし、時期によってはセール中に安価で購入できるチャンスもあるかもしれません。
マルチプレイはある?
本作はシングルプレイのみで、マルチプレイはサポートされていません。ミオンの逃げ出す過程を1人で体験し、謎を解いていくゲームデザインとなっています。マルチプレイ要素はないため、1人で楽しむタイプのゲームといえるでしょう。
対応言語は?
本作の対応言語は英語のみとなっています。日本語を含む他の言語には対応していないため、日本語を母語とする方にとっては、プレイする際に多少の支障がある可能性があります。ただし、ゲームの進行に必要な情報は英語でも理解できるはずなので、言語面での問題はそれほど大きくないと考えられます。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 以降
- プロセッサ: 2GHz以上のデュアルコアCPU
- メモリ: 4GB RAM
- ストレージ: 2GB以上の空き容量
- グラフィック: DirectX 9以降に対応したビデオカード
これらの最低スペックを満たせば、ほとんどのPCで快適にプレイできると考えられます。特に高性能なPCを必要とするわけではないため、幅広いユーザーにとって手に入りやすいゲームと言えるでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
ミオンという個性的なヒロインの逃避行を描いた本作は、光と影で描かれる不思議な世界観が魅力的です。パズルの解法を探りつつ、遺跡の謎に迫っていく過程には好奇心をかきたてられ、じっくりと遊びたくなる作品だと感じました。ゲームプレイの難易度については課題があるものの、探索の喜びと物語のおもしろさが十分に楽しめる内容となっています。(編集部)
htoL#NiQ: The Firefly Diaryの評価・DLC・日本語化をまとめました
本作『htoL#NiQ: The Firefly Diary』は、ユニークな世界観と個性的なキャラクターが特徴のパズルアクションゲームです。ゲームプレイの難易度は高めですが、探索や謎解きの楽しさは十分に味わえる作品といえます。現時点ではDLCの発売予定はなく、日本語にも対応していませんが、基本的な英語理解さえあれば問題なくプレイできるでしょう。
人気記事