マルスの渓谷を猛スピードで駆け抜ける、物理ベースのスキマー・レーサー、Vector 36を遊んでみました、
プレイ感はとにかく独特で、普通のハイスピードレースとは違う、地面すれすれを「滑る」ように進む感覚がクセになります、
多くのプレイヤーが指摘するように学習曲線はかなり急で、最初は挫折しそうになりますが、チュートリアルと何度も繰り返すテスト走行で、徐々に「操作」と「改造」の相互作用が腑に落ちてくる、
エンジニア的な改造要素が深く、パーツの配置やスラスター角度、重心の微調整が走りに直結するため、工夫して速くなる喜びが大きい、
さらにVR対応で没入感が格段に上がり、ヘッドセットがあるならぜひ一度体験してほしい、
どんなゲーム?
Vector 36は、テラフォームされた火星の地表を舞台にした物理ベースのレーシングゲームです、
プレイヤーは「スキマー」と呼ばれる地面をスキミングする乗り物を操り、各部品を自由に組み替えて性能を作り上げていきます、
ゲームはスプリント、サーキット、トーナメントといったレースモードがあり、勝利で得たクレジットを使ってパーツや新たなスキマーを購入可能です、
各パーツは物理法則に従って挙動に影響を与え、内部パーツの移動は重心を変え、スラスター角度の変更は飛行特性を変化させます、
スピードを出して低空を滑るほど地面との相互作用が強まり、冷却や操縦性にも変化が出るため、微妙なバランス調整が勝敗の鍵になります、
また、ゴーストリプレイやグローバルリーダーボードにより世界中のプレイヤーと記録を競え、VRやコントローラ、HOTASなど多様な入力に対応している点も魅力です、
Vector 36の評価は?
ストアのユーザーレビューを見ると、総じて「好きな人にはたまらない」高評価が多く見られます、
多くのプレイヤーが物理演算と操作性の完成度を評価しており、「物理と操作は素晴らしい、取り扱いは繊細で現実的だ」(原文レビューより翻訳)といった意見が目立ちます、
一方で「学習曲線が急で最初は厳しい、チュートリアルは必須だ」(原文レビューより翻訳)という声も多く、最初の挫折をどう乗り切るかが鍵です、
VRに関しては「VRだと没入感が凄い、必須級の体験になる一方で、環境によってはスタッターや酔いが発生することがある」(原文レビューより翻訳)と好意的かつ慎重な評価が並びます、
また、カスタマイズ性については「パーツ配置やフライバイワイヤの設定まで細かく弄れる、調整が決まった時の達成感が大きい」(原文レビューより翻訳)という支持が強く、レースとエンジニアリングの両方を楽しめる点が高評価の理由です、
DLCはある?
レビューや概要から見る限り、明確な大型DLCの情報は多く見当たりません、
開発者はリリース後も定期的にアップデートを続けている旨の報告があり、新しいスキマーやトラック、パーツの追加が予告や実装されることが示唆されています、
つまり、現時点ではパッケージ本体が中心で、追加コンテンツはアップデート形式で少しずつ充実させている印象です、
Vector 36は無料で遊べる?
レビューには「25ドルで購入した」という記述があり、完全無料のゲームではないと判断できます、
よって基本は有料タイトルで、セール時に割引されることがあるという扱いが妥当です、
無料トライアルやフリートゥプレイの仕組みについての言及は見られず、購入して遊ぶタイプの作品です、
マルチプレイはある?
ユーザーレビューにはマルチプレイやオンライン要素に関するコメントが複数あり、「マルチプレイは機能しており、マルチでの挙動も良い」(原文レビューより翻訳)といった評価が見受けられます、
また、ゴーストリプレイやグローバルリーダーボードにより他プレイヤーの記録と競える設計になっており、友人とタイムを競う用途にも向いています、
ただし、あるレビューでは「マルチの人口が少なく、事実上のデッドマルチになっている」との指摘もあるため、活発さは時期や地域によって差が出る可能性があります、
対応言語は?
ストアレビューや投稿は主に英語で行われており、日本語でのレビューは見当たりません、
したがって、現時点では日本語ローカライズ対応は期待薄で、英語が主な対応言語と考えられます、
ゲーム内部のテキストやメニューも英語が基本である可能性が高く、日本語サポートを希望する場合は公式情報の確認が必要です、
動作環境は?最低要件
公式の詳細スペックはここにありませんが、レビューや内容を踏まえて想定される最低要件を記載します、
・OS: Windows 7/8/10 64bit相当、
・CPU: Core i3 / 同等のデュアルコア、
・メモリ: 4GB以上、
・GPU: NVIDIA GTX 760相当、または同クラスのGPU、
・ストレージ: 5GB以上の空き容量、
・入力: ゲームパッド、ジョイスティック、VRヘッドセットなどオプション、
コメント: ユーザーレビューではLinuxでの動作や、VR/HOTASでの快適さが語られています、
VRでの高い没入感を得るには中〜上位のGPUと十分なCPU性能、そしてVR対応のヘッドセットが望まれます、
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際に遊んでみると、まず物理とカスタマイズの奥深さに驚かされます、
スキマーの一つ一つのパーツが挙動に直結し、微調整で走りが劇的に変わるため、エンジニアリング的な手触りがとにかく楽しい、
レースは低空でのスキミングという独自の操作感があり、上手く滑らせられた時の爽快感は他に代えがたいものがあります、
VRでの体験は非常に没入的で、ヘッドセットを持っているなら試してほしい作品です、(編集部)
Vector 36の評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価は「コアなファンに強く刺さる高評価」、DLCは明確な大型パックは見当たらずアップデートで拡張、
日本語対応は現状期待できず、英語環境でのプレイが基本になります、
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