10年待った甲斗、ついにSYMを手に入れた。期待に胸を膨らませていたが、少し残念な出来映えだった。しかし、8ドルという手頃な価格で、4時間弱で完クリできた楽しい作品でもある。滑らかではない移動操作に多少の不便はあったが、見事に2つの異なる世界を行き来しながらパズルを解いていく楽しさは十分に味わえた。ぜひ値下がりを待って手に入れてみてはいかがだろうか。
どんなゲーム?
SYMは、社会不安障害を描いたパズルプラットフォームゲームだ。主人公のジョシュは、現実の世界と自身の内面に存在する2つの世界を行き来しながら、恐怖と向き合っていく。明るい白の世界に住むカレブと、暗闇の中に住むアミエルという2つの自我を操作し、2つの空間を行き来することで、障害物を乗り越え、安全な場所を目指す。44の難易度の高いパズルステージを駆け抜け、うまく両世界を活用して解き明かしていく。また、ステージ自作機能もあり、他プレイヤーが作成したステージを遊ぶこともできる。
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Symの評価は?
SYMは、ストアレビューでは1人のプレイヤーによって高く評価されている。レビュアーは、ゲームを10年待って手に入れたものの、一部の実績が解禁できなくなっていることに少し残念そうだった。しかし、8ドルという手頃な価格で3時間ほどで楽しめたと述べており、2つの世界を行き来しながらパズルを進めていく面白さは十分に感じられたようだ。滑らかではない移動操作に少し難があったものの、総じて満足のいくゲームだったようだ。
DLCはある?
SYMにはDLCの情報は確認できなかった。ベースゲームに44のステージが含まれており、それ以外にも自作ステージを楽しめるなど、コンテンツ自体は十分な量が用意されていると言えるだろう。
Symは無料で遊べる?
SYMは有料作品で、現在のセール価格は8ドル前後となっている。無料でプレイできるオプションはないようだ。
マルチプレイはある?
SYMにはマルチプレイ機能はないが、ステージ作成機能を使って他のプレイヤーが作成したステージを遊ぶことができる。自作したステージのドアをつなげることで、他プレイヤーが制作したステージとつながるという「Shared World」機能が用意されている。パズルやステージ作成を通じて、他のプレイヤーと交流を深めていくことができるゲームだ。
対応言語は?
SYMは英語のみに対応しているようで、日本語などの非英語圏言語には対応していないことが分かる。ただし、発売から10年以上経過していることを考えると、今後の更新で日本語化が行われる可能性もあるかもしれない。
動作環境は?最低要件
- OSに特に指定はないが、Windows、Mac、Linuxなどの一般的なデスクトップ環境で遊べるはず
- 推奨スペックは不明だが、多くのゲームがそうであるように、それほど高スペックを要求しないと考えられる
PC GAME NAVI編集部レビュー
SYMは、2つの対照的な世界を行き来して難解なパズルを解いていく面白さと、内面のトラウマと向き合う主人公の物語性が印象的な作品だ。ステージクリアに向けた試行錯誤の楽しさは健在で、ユーザー作成のステージを遊ぶことでさらなる遊び応えも期待できる。一部の操作感に課題があるものの、手頃な価格でじっくりと楽しめる良質なゲームだと感じた。(編集部)
Symの評価・DLC・日本語対応をまとめました
SYMのストアレビューでは、80点台の高い評価を得ている良作だ。DLCの情報は確認できず、長期的なコンテンツ拡充の予定もないようだ。また、現時点では日本語には非対応で、英語圏限定のゲームとなっている。ただし、今後の更新で日本語化される可能性はゼロではない。
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