PATH線を運転するという一点に徹した、珍しいタイプの地下鉄シミュレーターを試してみました、
古い作品ですが、トンネル内のライティングや車内の雰囲気は現代でも十分味わい深く、
運転に集中してじっくり楽しみたい方には刺さる作りになっています、
シフト（Shift Duty）で実際の時刻表に沿った運行を再現できる点や、ドア開閉や行き先表示を操作できる細かさは、輸送の「仕事」を体験したい人に嬉しい仕様です、
ただし設定やキーコンフィグはやや分かりにくく、初回は操作の割り当てなど手作業で整える必要があるため、導入時は少しだけ手間がかかります、
総じて、古き良き時代の鉄道シミュの香りが残るゲームで、掘り出し物感覚で楽しめる一作です、
どんなゲーム？
World of Subways 1 – The Pathは、ニューヨークとニュージャージー間を結ぶPATH線を題材にした地下鉄運転シミュレーターです、
路線は地下区間と地上区間がほぼ半々で構成されており、およそ50kmに及ぶ経路の一部を再現しています、
プレイヤーは運転士視点で、レバー操作やブレーキ、ヘッドライト、行先表示や車内放送まで細かく操作し、シフト形式で時刻表に沿った運行を体験できます、
3Dコックピットは視点回転が可能で、停車中には車内やホームを自由に歩き回れるフリームーブ機能も搭載されており、より没入感のあるプレイが可能です、
開発は物理挙動に力を入れており、走行による振動や車体の揺れ、架線間のスパーク表現など演出面のこだわりも見受けられます、
一方で、発売が2008〜2009年と古いため、外部景観の描画距離や地上風景の使い回し、駅の歩行者の静止ぶりなど、現代基準では見劣りする点もあることは留意が必要です、
World of Subways 1 – The Pathの評価は？
ユーザーレビューを総合すると、評価は「好きな人には深く刺さるが、古さや不具合が気になる」という傾向です、
良い点としては、トンネル内の光表現や車内の雰囲気、物理挙動の再現が好評で、「運転に集中して楽しめる純粋なシム」として支持されています、
たとえば「トンネルの照明効果は今でも印象的だ」という意見や、「古い路線の雰囲気をよく捉えていて没入感がある」といった肯定的な声が見られます、
反面、操作の初期設定が手間であること、メニューやカメラの自由度が低いこと、駅の人の動きがほとんどないこと、グラフィックやスカイボックスが古臭いと指摘される点が目立ちます、
また一部区間でフリーズやクラッシュが発生する報告があり、「安定性に課題がある」「グラフィック設定を変えるとクラッシュする」といった具体的な不満も複数見られます、
ユーザーの総意としては「セール時に購入する価値あり、フルプライスは割高」といった評価に落ち着いている印象です、
「すごく基本的な操作系だが、列車を運転するという一点に特化している」、（ユーザーレビュー翻訳）、
「トンネルの照明効果は今でも良く、車内の雰囲気は十分に没入できる」、（ユーザーレビュー翻訳）、
DLCはある？
シリーズとしては続編や別路線のボリュームが存在し、ユーザーの記述ではVol.2（ベルリン）やVol.3（ロンドン）といった別作品があることが示されています、
また、開発元や流通経路によりSteam以外のストア（例：Aerosoft）で拡張版や別バージョンが販売されているケースがあるため、DLCや拡張がSteamで一貫して揃っているとは限りません、
ユーザーの声として「拡張はSteamで売られていないことがある」「別ストア版に追加コンテンツがあるかもしれない」といった言及があり、購入時は販売ページをよく確認することが推奨されます、
World of Subways 1 – The Pathは無料で遊べる？
レビューや配布情報から判断すると、本作は有償販売のタイトルであり、無料で正式にプレイできる配布形態ではないと推測されます、
複数のユーザーが「セールで安く買った」「$10程度なら納得できる」といった価格に関する感想を述べていることから、定価での購入よりもセール時の購入が現実的です、
体験版や無料プレイの情報は確認されておらず、無料で遊べる可能性は低いと見て良いでしょう、
マルチプレイはある？
ユーザーレビューや仕様説明から、本作はシングルプレイヤー向けの運転シミュレーターであり、マルチプレイ要素は搭載されていないようです、
運行をスコア制で評価する仕組みや、シフトに応じた事件発生オプションなどはありますが、他プレイヤーと同時に運転するマルチ要素は見当たりません、
対応言語は？
ストアレビューとユーザーの指摘によれば、ゲーム音声やアナウンスは英語（ただし一部に非ネイティブの発音あり）で提供されており、日本語対応はされていない可能性が高いです、
ユーザーの一人は「英語の発音がドイツ語訛りのようだ」と述べており、日本語のメニューや日本語音声の情報はレビュー内で確認できませんでした、
したがって日本語未対応と考え、英語に抵抗がない人向けのタイトルと言えます、
動作環境は？最低要件
公式の厳密な最低要件表記はここにありませんが、ユーザーレビューと発売時期を踏まえた目安を以下にまとめます、
- OS：Windows XP/Vista/7相当の古い環境でも動作した報告あり、
- CPU：Core 2 Duoクラス以上推奨、古いP4でも動くという報告もある、
- メモリ：2GB〜4GB程度を想定、
- グラフィック：DirectX9相当の3Dカードで動作する仕様、現代GPUなら問題ないが描画距離や古いシェーダーに起因する表示が目立つ、
- ストレージ：インストール用に数GBの空き、
コメント、発売が2008〜2009年のため、当時のミドルスペックで十分動作する設計です、
ただし一部ユーザーは「WTC周辺でFPSが15程度に落ちる」「グラフィック設定変更でクラッシュする」と報告しており、動作の安定性は環境依存である点に注意してください、
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際にプレイしてみると、シンプルに「運転すること」に集中できる潔さが魅力でした、
トンネルを駆け抜けるときの照明の揺らぎや、コックピットの振動表現が思いのほか臨場感を高めてくれます、
キーの初期割り当ては手動で整える必要がありましたが、自分好みに設定してしまえば深く没入できる作りです、
古い作品ながら独特の空気感と運転の手応えがあり、鉄道好きならセール時の購入をぜひおすすめします、（編集部）
World of Subways 1 – The Pathの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価、トンネル演出や物理表現は好評でコアなファンに人気、DLCや別路線はシリーズで存在するがSteam外で販売されている場合あり、
日本語対応はなく英語（および一部非ネイティブ発音の音声）が基本、
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