Inescapableは、インディーゲームデベロッパーのMagnetic Realmsが手がけたSF風アクションアドベンチャーゲームです。 2013年に発売された本作は、「2013年のビーストPC Metroidvania」と称賛され、同年のインディーホラーゲームのトップ10に選ばれるなど、独特の世界観と斬新なゲームプレイが高い評価を得ています。
どんなゲーム?
Inescapableは、遠隔の惑星で行われている鉱業活動の謎を追うアクションアドベンチャーゲームです。プレイヤーは主人公となり、広大な世界を探索しながら、発見された何かが及ぼす脅威の正体に迫っていきます。ゲームプレイはサイドスクロールのアクションと、アドベンチャーゲームの要素が融合したメトロイドヴァニア型のものとなっています。
16bit時代のアミガやアタリST風の懐かしい2Dドット絵グラフィックが特徴で、CRT風のスクリーンシミュレーション効果をオプションで使うこともできます。また、言語は英語ですが、プレイヤーの冒険を留める密度の高いストーリーと、予想外の思わせぶりな結末が用意されています。
Inescapableの評価は?
プレイヤーからはさまざまな反応がみられます。ゲームの独特の雰囲気や演出に魅力を感じている人もいれば、単調な敵配置やマップの設計に不便さを感じる人もいます。ストーリーについては、思わせぶりな結末に興味をもった人もいますが、拙い仕上がりだと感じる人もいるようです。一方で、5ドルという低価格を踏まえると、楽しめる要素も多いと評価する人も少なくありません。全体としては、独特の世界観と挑戦的な試みに魅力を感じつつも、一部のゲームデザインに不満を持つというミックスドな評価といえるでしょう。
DLCはある?
InescapableにはDLCは存在せず、発売時の1本物のゲームのみとなっています。ただし、ゲームの特徴にあるCRT風のスクリーンシミュレーション効果はオプション機能として用意されています。
Inescapableは無料で遊べる?
Steam上で販売されているInescapableは有料ゲームで、一般的な価格設定となっています。無料でプレイできるバージョンはありません。
マルチプレイはある?
Inescapableはシングルプレイのみのゲームで、マルチプレイ機能はありません。1人で遊ぶ一人称視点のアクションアドベンチャーとなっています。
対応言語は?
Inescapableは英語のみに対応しており、日本語を含む他の言語には非対応です。ゲームのストーリーや台詞は英語で展開されるため、英語が得意でない場合は理解が難しい可能性があります。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows / macOS / Linux
- CPU: 2GHz CPU
- RAM: 2GB以上
- ストレージ: 200MB以上
- グラフィック: OpenGL 2.0対応GPU
ゲームのシステム要件は比較的低めに設定されているため、一般的なPC環境であれば問題なく動作するはずです。ただし、CRT風のスクリーンシミュレーション効果を使用する場合は、より高スペックなPCが求められるかもしれません。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Inescapableは、陰鬱で趣のある世界観と、プレイヤーの想像力を掻き立てる独特のストーリー展開が魅力のアクションアドベンチャーゲームです。限られた要素でありながら、メトロイドヴァニア風の探索と謎解きが楽しめ、低価格ながらも一癖ある内容が面白い作品だと感じました。ただし、一部のゲームデザインに難点もあり、プレイヤーの好みによっては物足りなさを感じるかもしれません。(編集部)
Inescapableの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Inescapableは、独特の世界観や不思議なストーリー展開が評価される一方で、単調なゲームデザインに難点も指摘されるミックスドな作品となっています。DLCなどの追加コンテンツはなく、言語も英語のみの非対応となっています。ただし、5ドルという手頃な価格設定も魅力の1つだといえるでしょう。
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