TRI: Of Friendship and Madnessは、三角形を空間に召喚して道を作るという独創的な仕組みが光る、一風変わった一人称視点のパズルアドベンチャーです、
独特のアートスタイルと静かな世界観が魅力で、探索と発見を楽しみたい人には刺さる要素が多く詰まっています、
プレイしていると「なるほど」と唸らされる場面が何度もあり、三角形を積み重ねて高所へ登ったり、反射で光を導いたり、壁を歩けるようになったりと、少しずつ解ける謎がプレイヤーの応用力を刺激してくれます、
一方で、レベル構成や操作の繊細さにより詰まることもあり、忍耐力や試行錯誤を楽しめる人向けの作りでもあります、
全体としては、「独創的なパズル体験を求める中級〜上級者」におすすめしたい作品です、
どんなゲーム?
TRI: Of Friendship and Madnessは、不思議な「Odd Gods」の世界を舞台に、TRIと呼ばれるアーティファクトの力で三角形のプラットフォームを生成し、ステージ内のギミックを解き進める一人称視点のパズルゲームです、
プレイヤーは壁や床にアンカーポイントを打ち込み、三角形を作り出して登ったり渡ったり、光を反射させたり、あるいは壁を歩いたりといった多彩な応用を覚えながら先へ進みます、
全16ステージ構成で、各ステージは比較的大きく、隠しの像を見つけたり、チャレンジモードでタイムや使用三角形数を競ったりとリプレイ性も用意されています、
また、物語的には「狐の像」を集める要素があり、探索することで新たな能力や隠し要素が解放される仕組みになっています、
ビジュアルは個性的で落ち着いた雰囲気を持ち、バイオレンス要素はなく、思考と空間認識を楽しむタイプのゲーム体験を提供します、
プロモーション動画
TRI: Of Friendship and Madnessの評価は?
Steamユーザーレビューを見渡すと、評価は賛否が分かれており、独創性を高く評価する声と、操作性や後半の難易度で不満を抱く声が共存しています、
肯定的な意見では「コアとなるパズルメカニクスはユニークで、実装も良く、各レベルが創造的で大きい」といった評価があり、長尺で粘り強く挑む価値があると支持されています、
実際のユーザーレビューからの引用(翻訳)をいくつか掲載します、
「このゲームは他に類を見ないパズルゲームです、コアとなるパズルの仕組みは独創的で、レベルデザインも非常に創造的です、ただし非常に長く、何度も詰まるでしょう、忍耐と実験が必要です、」
といった肯定的な声がある一方で、否定的な意見も存在します、
「ストーリーが薄く、三角形を置いて集める作業が反復的で単調に感じられました、メカニクスは時に不器用で、最終的におすすめできないと感じました、」
「最高に面白いアイデアの断片が見えるが、実行が悪く操作が極めて繊細でイライラする、レベル通過が作業化してしまうことがある、」
さらに「最初の13ステージまでは非常に良いが、最後の3ステージで品質が大きく落ち、特にレベル15の終盤は時間を浪費するほど厳しい」という具体的な批判も確認できます、
要約すると、TRIは「独創的でやりがいのあるパズル体験」を提供する一方で、「操作の繊細さや後半の厳しさが合わない人には辛い」ゲームと言えます、
DLCはある?
はい、デジタルデラックスエディションが用意されており、TRI本編に加えてオリジナルサウンドトラックとアートブックが含まれます、
デラックス版のファイルはSteamフォルダにダウンロードされ、ライブラリ経由で音楽を再生したり、システム上のフォルダを表示して内容を確認できます、
そのほか、ゲーム内では隠しの像を見つけることでメイキング画像や開発者コメントなどのボーナスコンテンツが開放される仕組みがあり、探索の達成感に対する報酬も用意されています、
TRI: Of Friendship and Madnessは無料で遊べる?
TRIは基本的に有料で提供されているタイトルです、
デジタルデラックスエディションの存在やSteamストアでの販売形態から、基本的に購入して遊ぶタイプのゲームであると考えられます、
ただし、セール時には割引されることがあるため、安く購入する機会を狙うことは可能です、
レビューの内容からはフリートゥプレイ化や常時無料の情報は見られませんでした、
マルチプレイはある?
本作はシングルプレイに特化した一人称パズルゲームであり、マルチプレイ要素は含まれていません、
その代わり、チャレンジモードでスコアや制限条件(所要三角形数やタイム)を競うリーダーボードがあり、間接的に他プレイヤーとベストを競う要素はあります、
コミュニティとの協力や対戦といったリアルタイムのマルチプレイ体験は期待できません、
対応言語は?
ストアの説明やユーザーレビューは英語で多く記載されており、主要な対応言語は英語である可能性が高いです、
レビュー内で日本語対応について明確に触れられているものは見当たらず、日本語ローカライズがされているかは不明瞭です、
そのため日本語の完全対応を期待するよりは、英語表記でのプレイが中心になることを想定しておいたほうが良いでしょう、
動作環境は?最低要件
以下は本作の性質を踏まえた一般的な想定の最低要件です、実際のストア表記とは異なる可能性がありますので、購入前にSteamストアページのシステム要件を確認してください、
- OS:Windows 7/8/10 64-bit、
- プロセッサ:Intel Core i3相当以上、または同等のAMD CPU、
- メモリ:4GB以上、
- グラフィック:Intel HD 4000レベル以上、またはNVIDIA GeForce GTX 560相当以上、
- ストレージ:2GB以上の空き容量、
- DirectX:Version 11、
コメントとしては、TRIは高いGPU性能を要求するタイプではなく、比較的控えめなスペックで動作するインディー系のパズルゲームであると推測されます、
ただし、アート表現や大きなステージ構成により負荷がかかる場面もあり得ますので、快適にプレイするならCPUやGPUに余裕のある環境を用意することをおすすめします、
PC GAME NAVI編集部レビュー
TRIはその独創的な「三角形召喚」メカニクスが心地よく、空間把握を鍛えられる楽しい体験を提供してくれます、
アートスタイルと世界観が静かにプレイヤーを誘い、じっくり考えて解くパズル好きには多くの喜びを与えてくれます、
難所にぶつかることもありますが、試行錯誤の末に解けた瞬間の達成感は格別で、やりごたえのある良作だと感じました、
探索要素やボーナスコンテンツもあり、繰り返し遊ぶ動機付けも用意されています、(編集部)
TRI: Of Friendship and Madnessの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価は賛否が分かれますが、独創的なパズル体験を重視する人には強くおすすめできます、
デジタルデラックスエディションでOSTやアートブックが付属しコレクター向けの要素もあります、
日本語対応は不明瞭なため英語でのプレイに抵抗がある場合は注意が必要です、















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