State of Matterは、テトリス的な要素を取り入れつつ、メトロイドヴァニアシリーズからの影響も色濃く感じられるクリエイティブな一作です。短めのゲーム時間ながら、素晴らしい音楽と緻密な設計のパズルが魅力的。ステージをクリアしていくごとに新たな能力が手に入り、それまでアクセスできなかった場所にも行けるようになっていくのが楽しい体験です。小さなチームによる初作品とは思えない完成度の高さに驚かされます。
どんなゲーム?
State of Matterは、異星の鉱山基地を舞台にした一人称視点のパズルアクションシューターです。プレイヤーは鉱山用の実験的なツール「Phasm IV SLG」を手に、固体・液体・気体の3つの状態変化を使い分けながら、基地内のパズルを解いて奥に進んでいきます。敵対するロボットたちも、状態変化の特性によって異なる対処法を試さなければならず、クリエイティビティを発揮しながら戦っていくことになります。そしてこの基地に隠された真実を探っていく過程が、ゲームの大きな目的となっています。
State of Matterの評価は?
Steam上のユーザーレビューでは、「メトロイド作品に影響を受けつつ、パズルの設計が秀逸」「状態変化による敵対ロボットへの対処法が面白い」といった好評の声が上がっています。また「価格に対して内容が濃く、小さなチームによる初作品とは思えない完成度の高さ」にも称賛が集まっている一作です。短めのゲームタイムではありますが、ユーザーからはクリエイティブなゲーム性が高く評価されています。
DLCはある?
State of Matterにはこれまでのところ追加コンテンツ(DLC)の予定はありません。ベースゲームのボリュームや内容が十分に濃厚だと評価されているため、開発チームは当面の間はDLCの提供を行わない方針のようです。今後の動向に期待しつつ、現時点では完成された1本のゲームとして楽しめる作品といえるでしょう。
State of Matterは無料で遊べる?
State of Matterは有料ゲームであり、無料で遊べる仕様ではありません。しかし、発売時の価格は比較的手頃な水準に設定されていると評価されているため、購入を検討する価値は十分にあると考えられます。
マルチプレイはある?
State of Matterには、マルチプレイモードは用意されていません。基本的には一人でプレイする単独プレイが基本となっています。ただし、ゲームの内容もストーリーも一人で楽しめる作りになっているため、マルチプレイ要素がなくてもクリエイティブな体験を得られるゲームだと言えるでしょう。
対応言語は?
State of Matterでは、英語以外の言語には対応していません。したがって、日本語によるプレイはできません。ただし、英語だけでも十分に楽しめるゲーム性となっているため、英語に不慣れな方でも遊べる可能性があると考えられます。
動作環境は?最低要件
– CPU:Intel Core i5-6600 or AMD Ryzen 5 2600
– GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060 or AMD Radeon RX 580
– RAM:8GB
– HDD:10GB以上の空き容量
ゲームを快適に楽しむには、上記の最低スペックを満たす環境が必要です。特にグラフィックスカードの性能が重要となるため、この点に注意が必要でしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
State of Matterは、メトロイドヴァニア要素とパズル要素が巧みに融合した非常に面白いインディーゲームです。3つの状態変化を駆使して基地内を探索し、多様な敵を撃破していく過程は一切退屈を感じさせません。ゲームのボリュームはそれほど長くありませんが、素晴らしいアートデザインと音楽、そして洗練されたゲームプレイによって、濃密な体験を得られるでしょう。お手頃な価格でも十分にお買い得な作品といえます。(編集部)
State of Matterの評価・DLC・日本語対応をまとめました
State of Matterは、メトロイドヴァニア要素とパズル要素が融合したクリエイティブなインディーゲームです。ユーザーから高評価を得ており、小規模な開発チームによる完成度の高さが特徴的です。DLCの予定はなく、日本語には対応していません。ただし、英語でも十分に楽しめるゲーム性が備わっています。
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