Concrete Visionsは、ドームのグラフィックスとレイアウトにメイルコンバットを組み合わせた2Dのサバイバルホラーアクションゲームです。オーブリーなアート、一癖ある敵キャラクター、そしてスリリングな雰囲気が特徴的で、プレイヤーは街中を彷徨いながら凶暴な住民との戦いを繰り広げていきます。バニラのままでも十分楽しめますが、探索の幅を広げるModやDLCなどのコンテンツも用意されているので、ゲームを最大限楽しめるでしょう。オーバーグロースした町を舞台に、様々な凶器を駆使して生き残りを目指す、スリリングなサバイバルホラー体験が味わえます。
どんなゲーム?
Concrete Visionsは、まるで現実世界のようなリアルな雰囲気を醸し出す2Dのサバイバルホラーアクションゲームです。主人公が街中を歩き回り、ドアを開けて部屋を探索するなど、ゲームプレイの中心は探索と生存です。しかし、町に残された危険な住民とのメイル戦闘も避けられません。鉄パイプやビンなどの近接武器を使って戦闘を行いながら、より安全な場所を探し続けるのがこのゲームの醍醐味といえるでしょう。グラフィックスはレトロ風ながら、写真素材を使って作られているため、どこか不気味な雰囲気が漂っています。また、サウンドトラックやボイスも雰囲気を盛り上げており、プレイヤーを惹きつける要素となっています。プレイ時間は2時間ほどと短めですが、リプレイ性も高く、ゲーマーに様々な楽しみを提供してくれるタイトルとなっています。
CONCRETE VISIONSの評価は?
ゲームユーザーによるレビューを見ると、「ソロデベロッパーの制作ゲームとしては十分に遊べる」「メイルコンバットがシンプルすぎて少し退屈になる」「雰囲気や写真素材を使ったグラフィックスは評価できる」といった意見が多く見られます。また、価格が2ドルと手頃なことや、プレイ時間が短めなことなどから、ゲームを楽しむ上での妥協点も評価されているようです。ただし、メイルコンバットの深さが足りないという指摘もあり、今後の改善に期待が寄せられています。全体としては、予算と期間の制約の中で作られたゲームとしては十分な出来だと評価できるでしょう。
DLCはある?
Concrete Visionsにはマップ拡張などのDLCコンテンツは現在のところ提供されていません。ただし、開発者のDOSManGamesは今後の作品でさらなる改善を約束しているため、このゲームについてもアップデートや追加コンテンツが期待できるかもしれません。無料アップデートでのゲームバランスの調整や、有料DLCでの新要素追加などが期待できるでしょう。
CONCRETE VISIONSは無料で遊べる?
Concrete Visionsは有料ゲームで、Steamにて2ドルで販売されています。無料でプレイできるバージョンはありません。
MODがなくても楽しめる?
Concrete Visionsはバニラの状態でも十分に楽しめるゲームです。グラフィックスや雰囲気、サウンドなどのクオリティが高く、メイルコンバットも基本的な部分はしっかりと出来ています。ただし、メイルコンバットの深さに一部ユーザーから不満の声があるため、MODを使って遊びの幅を広げるのも面白いかもしれません。
MODがある?
Concrete Visionsについては、まだ大規模なModの開発は行われていないようですが、一部のユーザーによる小規模なModが公開されています。例えば、ゲームバランスの調整や新しい武器の追加などがあります。開発者のDOSManGamesも今後のアップデートで新要素を追加する可能性があるので、今後Modの活発化が期待できるかもしれません。
マルチプレイはある?
Concrete Visionsにはマルチプレイ機能は搭載されておらず、シングルプレイのみのゲームとなっています。ソロプレイのサバイバルホラー体験を楽しめるゲームですが、協力プレイなどのマルチプレイ要素が追加されれば、さらに面白さが増すかもしれません。
日本語化MODは必要?対応言語は?
Concrete Visionsは英語のみの対応となっており、現時点では日本語化されていません。しかし、オープンな開発スタイルをとっているDOSManGamesなので、ユーザーによる日本語化Modなどがいずれ登場する可能性はあります。日本語を必要とするプレイヤーは、日本語化Modの有無を確認してから購入を検討するのが良いでしょう。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7/8/10/11
- Processor: Intel Core i5-2500K or AMD FX-8350
- Memory: 8 GB RAM
- Graphics: NVIDIA GeForce GTX 660 or AMD Radeon HD 7850
- DirectX: Version 11
- Storage: 5 GB available space
このゲームはそれほど高スペックを必要としませんが、最低でもCore i5相当のプロセッサとGeForce GTX 660相当のグラフィックスボードが必要です。8GB以上のRAMと5GB以上の空き容量があれば、快適に遊べるはずです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Concrete Visionsは、ドームのようなレトロなグラフィックスと写真のようなグロテスクな雰囲気が印象的なサバイバルホラーゲームです。主人公の戦闘スタイルは単純ながら、凶暴化した住民との戦いは緊張感に満ちており、逃げ回りながらの探索がスリリングです。一人で始まったコンクリートジャングルの冒険は、予想外の物語とエンディングでプレイヤーを釘付けにします。最低2ドルという手頃な価格設定も魅力で、短時間ながら十二分に楽しめるゲームだと思います。(編集部)
CONCRETE VISIONSの評価・MOD・DLC・日本語化をまとめました
このゲームは、ソロデベロッパーの手作り感が感じられるサバイバルホラーアクション作品です。レトロなグラフィックスとグロテスクな雰囲気が特徴的で、短時間ながらリプレイ性も高い作品に仕上がっています。メイルコンバットの深みに一部課題がありますが、価格が手頃なことやMod、DLCの可能性から、ホラーゲームファンにとって十分楽しめる一本だと言えるでしょう。ただし、現時点では日本語化には対応していないため、そこが気になる方は注意が必要です。
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