Clickteam Fusion用の拡張セット「Firefly」は、私たちがいつもの2Dイベント編集の感覚でそのまま3Dゲーム制作に踏み出せるよう、親しみやすさを重視したツールキットです、
初めて3Dに挑戦する人でも、チュートリアルやサンプルを辿りながらステップアップできる作りで、面白さをすぐに体感できるのが魅力です、
レビューには未完成を指摘する声もありますが、基本コンセプトは明快で、FPSやサードパーソン、3Dパズルなど多彩なジャンルに展開できる点は大きな強みです、
開発コミュニティに参加して改善点を共有しつつ、自分なりの3D表現を作る楽しさを見つけられる拡張だと感じました、
どんなゲーム?
Fireflyは厳密には「ゲーム」ではなく、Clickteam Fusion 2.5のための3D開発用オブジェクトセットで、
従来の2Dプロジェクトで使っていたプロパティやアクション、条件、式の流れをそのまま3D制作に応用できるよう設計されています、
公式の説明によれば、First Person ShooterやThird Person Adventure、3Dパズルなど多様なジャンルを作れる汎用性が売りで、
ドキュメントやサンプル、Chocobreak 3DチュートリアルやFPSチュートリアルが同梱されており、2Dのイベント知識を橋渡ししながら学べるようになっています、
継続的な開発が行われている旨の案内もあり、コミュニティで改善点をフィードバックしながらプロジェクトを育てていくことが前提のツールキットです、
プロモーション動画
Fireflyの評価は?
ユーザーレビューを見ると、Fireflyの可能性を評価する声と、現状の未完成さを指摘する声が混在しています、
あるユーザーは「買わないほうがいい、未完成で読み込み時に ‘Content coming soon’ と表示され、数年間更新がない」と明確に不満を述べており、
さらにそのユーザーは、DLCを最低限機能させるレベルエディタが開発者のサイトからダウンロードできるはずだが、サイトが壊れていて入手できないと報告しています、
そのためSteamの返金ポリシー上で2時間経過後は返金不可とされたが、プレイ時間は0時間になっている矛盾も指摘され、消費者の権利に関する助言まで述べられている状況です、
一方で、Firefly自体の機能やチュートリアルの構成、Clickteam Fusionとの親和性については肯定的なコメントも期待でき、ツールとしての魅力は残るため、用途やサポート状況を確認できる人には有用だと言えます、
DLCはある?
Fireflyの周辺にはDLCや追加コンテンツが存在する旨の表記があり、
レビューでは「DLCを最小限機能させるためのレベルエディタが別途ダウンロードされるべき」との記載があり、
しかし、そのダウンロード元となる開発者サイトが壊れており、必要なファイルが入手できないという問題が報告されています、
公式側が継続的に開発・配布を行っていると明示しているため、本来はチュートリアルやサンプル、追加ツール類が提供される前提ですが、現状の提供状況やサポートの有無は事前に確認したほうが安全です、
Fireflyは無料で遊べる?
Steamストアのレビューや公式説明から見ると、FireflyはClickteam Fusion 2.5 StandardまたはDeveloperを前提とした有料の拡張オブジェクトセットである可能性が高く、
つまりClickteam Fusion自体のライセンスが必要であり、Firefly単体が無料で遊べるというよりは、追加の有料コンテンツとして提供されているケースが想定されます、
公式説明には「Requires Build 287.7」との記載があり、動作環境や対応バージョンが限定される点もあるため、無料で遊べるかどうかは配布形態やプロモーション次第ですが、基本的には有料のアドオンであると考えたほうが良いでしょう、
マルチプレイはある?
公式説明と付属のチュートリアル文面からはFirefly自体がマルチプレイ機能を個別に提供する旨は明記されていません、
Fireflyは主に3Dオブジェクトとそれを操作するための関数やイベントの集合であり、マルチプレイを実現するにはClickteam Fusion上でネットワーク処理を実装するか、別途プラグインや追加のシステムを組み合わせる必要があると考えられます、
そのため、即時にネットワーク対応のマルチプレイが組み込まれているわけではなく、マルチプレイ対応は開発者側の実装次第という位置づけになります、
対応言語は?
公式のストア説明は英語で書かれており、Clickteam FusionおよびFireflyのドキュメントやチュートリアルも英語が中心である可能性が高いです、
レビューやコミュニティ情報を確認すると、英語以外のローカライズについて明確な記載は見当たらず、日本語対応が公式にされているという情報は見つかりませんでした、
そのため、日本語での完全なサポートやローカライズを期待する場合は、事前にコミュニティや配布ページで日本語資料の有無を確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
以下は、Fireflyを利用する際に想定される最低要件の例です、
- OS: Windows 7以降相当、またはClickteam Fusionが動作する環境、
- ソフトウェア: Clickteam Fusion 2.5 StandardまたはDeveloper、ビルド287.7以上、
- CPU: 一般的なデスクトップ向けプロセッサ(Core i3相当以上推奨)、
- メモリ: 4GB以上(8GB以上推奨)、
- グラフィック: DirectX互換のGPU、OpenGL/DirectXの基本的な3D描画が可能な性能、
- ストレージ: ドキュメントやサンプルを含めた追加ファイル用に数百MB以上の空き容量、
簡単なコメントとしては、Firefly自体は3Dオブジェクトセットであるため、極端な高スペックは必須ではありませんが、開発やプレビューで快適に動かすには中程度以上のCPUとGPU、十分なメモリを用意することをおすすめします、
PC GAME NAVI編集部レビュー
FireflyはClickteam Fusionユーザーにとって、手軽に3D表現へ踏み出せる魅力的な道具箱のような存在です、
チュートリアルやサンプルが揃っている点は学習曲線を和らげてくれますし、FPSやサードパーソン、パズルといった幅広いジャンルに応用できる柔軟性は大きな利点です、
ユーザーレビューでは未完成や配布・サポート周りの課題が指摘されていますが、基本設計は理解しやすく、コミュニティと一緒に使い込むことで活用の幅が広がる印象を受けました、
Clickteam Fusionの既存ワークフローを壊さずに3D制作を試したい方には試す価値があるツールだと感じます、(編集部)
Fireflyの評価・DLC・日本語対応をまとめました
まとめると、FireflyはClickteam Fusionユーザーにとって3D制作の敷居を下げる有用な拡張であり、
機能面やチュートリアルは魅力的ですが、DLCや追加ツールの配布状況やサポート面には注意が必要です、
日本語対応は明確ではないため、英語ドキュメントに抵抗がある場合は導入前に情報収集をおすすめします、
レビュー引用:
「買わないでください、これは未完成です、読み込み時に ‘Content coming soon’ と表示され、数年間更新がありません、
DLCを最低限機能させるレベルエディタは開発者のサイトからダウンロードするはずですが、サイトが壊れておりダウンロードできません、
SteamはこのDLCの2時間の返金期間を過ぎたと言いますが、私が記録したプレイ時間は0時間です、
以下は消費者権利に関する助言で、イギリスのConsumer Rights Act 2015(スコットランドを含む)に基づく返金や修理・交換の権利、
製品が欠陥品である、説明と異なる、目的に適さない、販売時に約束された重要なコンテンツが欠けている場合などは救済が得られる可能性があるとしています、」
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