Clickteam Fusion用の3Dオブジェクトセット「Firefly」は、クリエイター向けのツールながら、初心者にも入りやすい可能性を秘めた面白い選択肢です、
実際のユーザーレビューでは難易度の高さや機能の不足を指摘する声もありますが、それでもチュートリアルやサンプルが用意されているため、Fusionで2Dから3Dへとステップアップしたい方には魅力的です、
オブジェクトをフレームエディタに配置してイベントエディタで組み立てるだけでFPSやサードパーソンアドベンチャー、3Dパズルなど多彩なジャンルのプロトタイプを作成できます、
開発は継続的に行われているため、コミュニティにフィードバックを送ることで改善を期待できるのもポイントです、
どんなゲーム?
厳密には「ゲーム」ではなく、Clickteam Fusion 2.5向けの3Dオブジェクトセットとして提供される開発ツールです、
このFireflyを導入することで、従来の2Dプロジェクトで使ってきたプロパティ、アクション、コンディション、式の流れをそのまま3D開発に応用できます、
チュートリアルやドキュメント、サンプルプロジェクトが同梱されており、まずはChocobreak 3Dのチュートリアルで基礎を学び、次にFPSチュートリアルでより深い機能を習得する流れが用意されています、
そのため、プログラミングに自信がないクリエイターや、Clickteam Fusionの既存ユーザーが手軽に3D表現へ挑戦するためのブリッジ的な役割を果たします、
Fireflyの評価は?
ユーザーのレビューを引用すると、「残念ながらFireflyはリリースから9年経っても非常に難しく、機能が最小限のままです、私は信じたかったのですが、現時点では誰にもおすすめできません、セール中でも近づかない方がいいです」との厳しい意見があります、
この声から読み取れるのは、ドキュメントやチュートリアルがある一方で、習得の敷居や使い勝手に不満があるユーザーがいるという点です、
一方で、Clickteam Fusionユーザーにとっては既存のワークフローを活かして3Dを扱える利点があり、クリエイティブな可能性は十分にあるため、学習コストを受け入れられるかどうかで評価が分かれると言えます、
開発が継続中である点はポジティブ材料であり、コミュニティとのやり取り次第で改善される余地も残されています、
DLCはある?
現状、Firefly自体はClickteam Fusion向けのオブジェクトセットであり、専用のDLCという形で追加コンテンツが提供されている情報は見当たりません、
パッケージはオブジェクト、ドキュメント、チュートリアル、サンプルが含まれる形で提供されており、追加要素が欲しい場合は開発者やコミュニティからのアップデートで機能追加や改善が行われる可能性が高いです、
そのため、別途購入する大規模なDLCは特にないものと考えられ、必要な拡張はアップデートやコミュニティ資源で賄われる形が基本になります、
Fireflyは無料で遊べる?
FireflyはClickteam Fusion向けの商用アセットとして提供されることが多く、無料で配布されているという情報は限定的です、
説明文からもClickteam Fusion 2.5 StandardまたはDeveloperが必要と明記されており、基本的には有料のアドオンとして配布される可能性が高いです、
セールで価格が下がることはあっても、完全に無料で入手できるかどうかは配布ポリシーやプロモーション次第となります、
マルチプレイはある?
Firefly自体は3Dオブジェクトと機能群を提供する開発キットであり、単独でマルチプレイ機能を備える「ゲーム」ではありません、
ただし、提供されるオブジェクトや関数を活用して、Clickteam Fusion側でネットワーク処理やマルチプレイの仕組みを組み立てることは可能です、
つまり、Fireflyはマルチプレイを直接提供するわけではないものの、開発者次第でマルチプレイ対応のゲームを作るための材料になるという位置づけです、
対応言語は?
公式の説明や付属ドキュメントは英語で提供されていることが多く、日本語対応の有無は限定的です、
Steamレビューも英語で書かれている点から、現時点では主に英語がサポート言語であると推測できます、
日本語の公式ドキュメントやローカライズが無い場合、英語ドキュメントを読み解く必要があり、英語に不慣れなユーザーはややハードルが上がる可能性があります、
動作環境は?最低要件
以下はFireflyを使用して開発を始めるための想定最低要件です、
- OS: Windows 7以降を推奨、Windows 10/11での使用が望ましい、
- ソフトウェア: Clickteam Fusion 2.5 StandardまたはDeveloper、Build 287.7以降が必要、
- CPU: デュアルコア相当以上のプロセッサ、開発用途ならばクアッドコア推奨、
- メモリ: 4GB以上を最低ライン、快適には8GB以上を推奨、
- グラフィック: DirectX互換のGPU、統合GPUでもプロトタイプは可能だが専用GPU推奨、
- ストレージ: 数百MB程度の空き、プロジェクトやアセットで容量は増加する可能性あり、
要求スペックはあくまで開発用のオブジェクトセットとしては高くなく、一般的な開発環境があれば動作する想定です、
ただし、実際の3D表現の複雑さや作成するゲームの規模次第でCPUやGPU、メモリの要求は上がります、
PC GAME NAVI編集部レビュー
FireflyはClickteam Fusionユーザーにとって3D表現への良い入り口になるツールだと感じました、
ドキュメントとチュートリアルが同梱されているため、2Dワークフローを活かして学習が進められます、
確かに習得の難しさや機能面で物足りなさを感じる場面はあるものの、継続的な開発とコミュニティの存在は頼もしいです、
試してみる価値は十分にあり、特にFusionでこれから3Dに挑戦したい方におすすめできる内容でした、(編集部)
Fireflyの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価は学習コストと機能面で賛否が分かれる、DLCは特別な追加パッケージは見当たらない、
日本語対応は限定的で主に英語ドキュメントが中心である、















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