Into the Dark: Ultimate Trash Editionは、玄人向けのB級ゲームです。グラフィックは粗野で、バランスも適当、声優陣も素人まがいと、まさに”trash”を体現したようなゲームとなっています。しかしそこには、政治的な皮肉やポップカルチャーへの数多くの言及が隠されており、それを見つけ出すのが楽しみの一つとなっています。
どんなゲーム?
このゲームでは、保険詐欺を調査する私立探偵”ピート”の視点から物語が展開します。安っぽい事務所で悪質な夫婦の浮気調査などを行っていたピートですが、大手保険会社の調査部長”サム”に雇われ、より危険な任務に立ち向かうことになります。
ゾンビ、ナチス、そしてナチス・ゾンビまでが登場するこのアドベンチャーゲームは、ユーモアとホラーが絶妙に混ざり合った作品となっています。
B級映画のような雰囲気を存分に味わえる、まさに”trash”の集大成のようなゲームと言えるでしょう。
プロモーション動画
Into the Dark: Ultimate Trash Editionの評価は?
ユーザーからの評価は非常に厳しいものとなっています。”このゲームはひどすぎる”、”5ドルでも高すぎる”といった辛辣なコメントが目立ちます。
コントロールの設定変更ができないことや、サウンドの質の低さなど、基本的な部分に不満が寄せられているようです。
このゲームは単なるB級ゲームを超えて、ユーザーの期待を裏切るレベルの出来栄えのようですね。
DLCはある?
Into the Dark: Ultimate Trash EditionにはDLCはないようです。製作者も”トロール”を交えながらゲームの”欠陥”を紹介していることから、本作はそのままが”最終形態”なのかもしれません。
トロール気味な製作者の姿勢から考えると、ゲームの重要なコンセプトの一つが”トラッシュ”であり、DLCを出す必要がないと判断したのかもしれません。
Into the Dark: Ultimate Trash Editionは無料で遊べる?
ユーザーレビューでは、本作を5ドルで購入したと書かれていることから、無料ではなく有料のゲームであることが分かります。ただし、低価格帯の作品のようなので、ある程度リーズナブルな価格設定だと考えられます。
マルチプレイはある?
ゲームの概要を見る限り、Into the Dark: Ultimate Trash Editionにはマルチプレイ機能はないようです。シングルプレイでの体験が中心の、ストーリー重視のゲームのようです。
B級映画のようなエキセントリックな雰囲気を1人で堪能できるのが、この作品の魅力の一つと言えるでしょう。
対応言語は?
ゲームのレビューにはすべて英語で書かれていることから、Into the Dark: Ultimate Trash Editionの対応言語は英語のみと考えられます。
日本語をはじめとする他の言語には対応していないようですね。プレイする際は、英語のスキルが必要となります。
動作環境は?最低要件
– Windows 7以降のOSに対応
– メモリ1.85GB以上が必要
– Windowsの管理者権限が必要
– Windowsの互換モードがWindows 7必要
ゲームの性質上、大量のメモリを使用するため、他のアプリケーションを終了するなどして空きメモリを確保する必要があるようです。また、管理者権限が必要なことから、一般ユーザーでは正常に動作しない可能性があります。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Into the Dark: Ultimate Trash Editionは、B級映画のような愉快なトラッシュ感が魅力のゲームです。ゲームプレイはシンプルながら、ユーモアとホラーが絶妙に融合しており、エキセントリックな世界観を味わえます。
不具合が多いことは残念ですが、それがかえってゲームの”トラッシュ”感を醸し出しているようにも感じられます。
本作は、B級ゲームを堪能したいユーザーにとってはお勧めの一本だと思います。(編集部)
Into the Dark: Ultimate Trash Editionの評価・DLC・日本語対応をまとめました
ユーザーからはかなり厳しい評価を受けているInto the Dark: Ultimate Trash Edition。グラフィックやサウンド、コントロールなどの基本的な部分に多くの問題が指摘されています。
DLCはなく、日本語にも非対応で、基本的に英語プレイが必要となります。
一方で、B級映画のようなエキセントリックな世界観が特徴で、そこにユーモアとホラーが絶妙に融合しているのが魅力です。不具合が多いのがマイナスポイントですが、それがかえってゲームの”トラッシュ”感を醸し出しているといった側面もあります。
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