ゲーム好きならではのジョークとサブカル参照が満載の、テキスト主体のインタラクティブノベル、Don’t Wake Me Upを遊んでみました、舞台は記憶を失ったままトラブルだらけの仮想現実、ただし唯一覚えているのは、これまで遊んだ全てのゲームの記憶だけ、肩の力を抜いて笑える場面が多く、登場キャラクターたちの掛け合いも魅力的でした、選択が物語を大きく分岐させるため、自分のプレイスタイルで物語を紡げる楽しさがあります、特に序盤のテンポとユーモアは光っていて、ゲーム文化への愛情が感じられる作りになっています、テキスト量はかなり多く、読みごたえのある作品を味わいたい方におすすめです
どんなゲーム？
Don’t Wake Me Upは、400,000語に及ぶテキストベースのインタラクティブノベルで、プレイヤーの選択が物語を左右するタイプのゲームです、舞台は不具合のある仮想現実、記憶を失った主人公が目覚め、過去に遊んだあらゆるゲームの断片だけを頼りに夜を抜け出すことになります、パロディと風刺が効いた世界観で、エモ吸血鬼や宇宙の詩人、剣の姫など、多彩なキャラクターと旅をします、ゲームは6つの異なるジャンルを模したワールドを巡り、武器化されたトップハットや、クラシック音楽テーマのモンスタートラックレース、サイバーパンクなカジノなど奇想天外な要素が盛り込まれています、途中で恋愛対象によって物語が大きく分岐する構成になっており、ノンバイナリーや多様な性別表現にも対応しています
Don’t Wake Me Upの評価は？
ユーザーレビューを参考にすると、序盤の出来は高評価を受けやすく、ユーモアや設定、キャラクターの掛け合いを楽しめる一方で、後半の展開や結末に対して賛否が分かれる印象です、あるレビューには次のような不満がありました、
「良いエンディングを得るためにレンとロマンスすることが強制される、レンをロマンスしないとアステリウスのルートに入る」
さらに同レビューは、後半でのプロットツイストがキャラクターや物語への没入感を損なったと指摘しており、
「登場人物の過去がまったくの作り話だとわかり、感情移入が台無しになった」
一方で、物語の前半二章のテンポや魅力を高く評価する声もあるため、序盤の体験を楽しめるかどうかで好みが分かれる、総じてテキスト量とユーモアは魅力ですが、後半の構成に懸念があるという評価が目立ちます
DLCはある？
公式情報やレビューを総合すると、執筆時点で大規模なDLCの情報は確認できません、ゲーム自体が大部のテキスト重視の単体作品として完成しているため、追加コンテンツよりも本編の分岐やリプレイ性で価値を提供するタイプです、ただし作者がストーリーテラー兼ゲームライターであることから、将来的に小規模な追加ルートや修正パッチが出る可能性は否定できません、現状は本編のみで遊ぶ構成になっていると見てよいでしょう
Don’t Wake Me Upは無料で遊べる？
レビューや配信ページの記述を参考にすると、本作は有料のインタラクティブノベルとして販売されているのが一般的です、テキスト量が非常に多く、プロのライターによる制作である点や、Steamでレビューが付いている点から、フリーではなく購入して楽しむタイプのタイトルと推測されます、セール時に割引されることはあるため、気になる方はセールを待つのも良いでしょう
マルチプレイはある？
Don’t Wake Me Upはテキストベースの一人称向けインタラクティブノベルであり、マルチプレイ要素は含まれていません、物語の選択と分岐はプレイヤー個人の体験に重きを置いているため、他のプレイヤーと同時に遊ぶような協力や対戦の仕組みはありません、友人と感想を共有してルート比較を楽しむ、といった遊び方が主になります
対応言語は？
公式の説明は英語で書かれており、作者の出自や配信状況から主要対応言語は英語であると考えられます、日本語対応については明記がないため、現時点では日本語ローカライズはされていない可能性が高いです、英語のテキスト量が非常に多い作品なので、英語で読むことに抵抗がなければそのまま楽しめますが、日本語対応の有無は購入前にストアページで確認することをおすすめします
動作環境は？最低要件
- OS: Windows 7以降、または対応する最新OS
- プロセッサ: デュアルコア相当のCPU
- メモリ: 4GB以上
- ストレージ: 200MB〜1GB程度の空き（テキスト主体のため容量は小さめ）
- サウンドカード: 標準的なサウンド出力に対応
コメントとして、テキスト主体のゲームのため高性能なGPUや大量のメモリは不要です、古めのPCでも快適に動作することが多く、ストレージも軽めなのでノートPCでも遊びやすい設計になっています、ただし大量のテキストを快適に読むために画面解像度やフォント設定を調整できる環境だとより快適です
PC GAME NAVI編集部レビュー
本作はゲーム文化への深い愛情と、ブラックユーモアを効かせた会話劇が魅力の一作です、序盤のテンポと世界観は非常に楽しく、テキスト好きにはたまらない分量があります、選択によって物語が大胆に分岐するので、複数回プレイして違う顔を見つける楽しみがあります、一方で後半の展開に関しては意見が分かれるため、先入観なしで序盤をじっくり味わってほしいです、総じて文章で遊ぶことに喜びを感じるプレイヤーにおすすめの作品です（編集部）
Don’t Wake Me Upの評価・DLC・日本語対応をまとめました
まとめると、評価は序盤のユーモアと設定で高評価を得やすい、しかし後半のプロットや結末で賛否が分かれる、DLCは現時点で確認されておらず、本編が主体、日本語対応は明記がなく英語が主である可能性が高い、購入前にストア情報を確認することをおすすめします
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