Cyber Controlは、買い求めた割には得した気分になれない 2.5Dのサイドスクロール式シューティングゲームです。ゲームの最適化がよくないため、NVIDIAのRTX3080グラフィックスボードを搭載したPCでも、カメラが回転したりエネミーが出現するときにフレームレートが大幅に低下してしまいます。また、ゲーム中にオプション設定に入れず、メインメニューに戻らなければならないのは非常に不便です。自動セーブもなく、チェックポイントも適度な間隔にあるわけではありません。さらにカメラアングルが固定されていて、敵を的確に狙うのが難しいのが最も大きな問題点です。全体的な完成度が低く、アマチュアなプロジェクトのようにも感じられるので、現状ではおすすめできません。
どんなゲーム?
Cyber Controlは、地球上2144年の未来を舞台とした2.5Dのパズルプラットフォームゲームです。
気候変動による自然災害や大量の人口移動を経て、生体機械的なスーパーヒューマン「アルファ」が支配する新しい世界秩序が築かれています。
プレイヤーは、生体機能に直接影響を及ぼし死に至る可能性のある自分のアバターを無効化しようとしている、サイバーアナーキストのジョーンズ・マードックの冒険に同行します。
反乱軍の一員であるジェニー・リーの協力を得ながら、アルファの支配網である「存在論ネットワーク」を縫うように進み、最終的に現実世界に戻り、反乱軍による自律と自由を求める活動に加わることが目的です。
Cyber Controlの評価は?
ゲームの最適化の悪さや操作性の問題点から、現時点では楽しめる作品とは言えません。
RTX3080という高性能なグラフィックスボードを搭載したPCでさえ、フレームレートが大幅に低下してしまうのは残念です。
敵を的確に狙うのが難しいという操作性の問題も、ゲームを楽しめなくする大きな要因となっています。
ただし、ゲームの内容自体は魅力的で、サイバーパンクなサッドな世界観や、反抗軍との戦いに挑む主人公の物語は面白みがあります。
開発中のタイトルとしては、まだ改善の余地がある部分が多いと言えるでしょう。
DLCはある?
現時点ではDLCの情報はありません。
Cyber Controlは早期アクセス版として販売されている未完成のゲームなので、今後の開発状況によってはDLCが追加される可能性はあります。
ただし、リリース後しばらくはメインゲームの完成に注力するため、DLCの提供は当面ないと考えられます。
Cyber Controlは無料で遊べる?
Cyber Controlは有料タイトルで、無料で遊べるオプションはありません。
ゲームの情報を見る限り、今後も無料化される予定はないようです。
マルチプレイはある?
Cyber Controlにはマルチプレイモードはありません。
1人用のシングルプレイのみのゲームとなっています。
ゲームのメインシナリオを1人で進めていくというスタイルになっています。
対応言語は?
Cyber Controlは英語のみに対応しています。
日本語を含む他の言語にはまだ対応していないようです。
今後の更新で日本語化される可能性はありますが、現時点では日本語での プレイはできません。
動作環境は?最低要件
– OS: Windows 10 64bit
– CPU: Intel Core i5-8400 or AMD Ryzen 5 2600
– RAM: 8 GB
– GPU: NVIDIA GTX 1060 6GB or AMD RX 580 8GB
– ストレージ: 10 GB
推奨スペックは比較的高めに設定されているため、一般的なゲーミングPCであれば問題なく動作するはずです。
ただし、ゲームの最適化が良くないため、より高スペックなPCを用意しても安定したプレイができるとは限りません。
PC GAME NAVI編集部レビュー
Cyber Controlは、サイバーパンクな世界観と、反乱軍との戦いに挑む主人公の冒険が魅力的なゲームです。
2.5Dのパズルプラットフォームアクションを楽しめ、ゲームの内容自体は面白いものになっています。
ただし、ゲームの最適化が十分ではなく、操作性の問題もあるため、現時点では十分に楽しめるとは言えません。
これからの開発に期待したいタイトルです。(編集部)
Cyber Controlの評価・DLC・日本語対応をまとめました
Cyber Controlは、サイバーパンクな世界観とストーリーが魅力的ですが、技術的な問題点も多数あり、現時点では十分に楽しめるとは言えません。
DLCの情報はなく、また日本語にも対応していないため、日本ユーザーにとっては注意が必要です。
引き続き、開発の進展に期待したい作品といえるでしょう。
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