ドイツ最古のうちの1つ、ミュンヘンからガーミッシュ＝パルテンキルヒェンに至る美しい風景の鉄道路線がTrain Simulatorに登場しました。南バイエルン州を走る100kmに及ぶこの路線は大部分が単線で、ドイツ最大の都市ミュンヘンから雄大なバイエルンの山岳リゾートまでを結んでいます。1854年にミュンヘン～パジングから着工されたこの路線は、その後ガーウティング、ミュールタール、シュタルンベルクまで順次延伸されていきました。その後も地元の町々への支線が作られ、1925年にはついにミュンヘン中央駅からガーミッシュ＝パルテンキルヒェンまでの全線が電化されました。
どんなゲーム？
このDLCでは、ミュンヘンからガーミッシュ＝パルテンキルヒェンまでの100km以上にわたる鉄道路線を詳細に再現しています。ミュンヒェン市内から始まり、郊外の田園地帯を抜けてアルプスの裾野に入るまでの変化に富んだ風景が楽しめます。全長に約20の駅があり、19世紀の趣のある駅舎も多数モデル化されています。基本の車両はシーメンス製のブレーブラン426形電車ですが、追加で様々な車両が手に入るDLCも用意されています。最高速度160km/hの区間もあり、高速走行を楽しめるゲームプレイも魅力の1つです。
プロモーション動画
Train Simulator: Munich – Garmisch-Partenkirchen Route Add-Onの評価は？
ユーザーからの評価は非常に高く、特に路線の丁寧な再現と、アルプスの麓を抜ける景色の美しさが高く評価されています。100kmを超える長距離路線ながら、急勾配や曲線の多い区間もあり、緻密な運転が求められる鉄道シミュレーターファンにもお勧めです。高速走行が可能な区間もあり、プレイヤーの好みに合わせた走行を楽しめるのが魅力です。ただし、初心者にはミッションやチュートリアルの数が少ないかもしれません。全体的に見ればミュンヘン近郊の鉄道を手軽に体験できる良質なDLCだと評価できるでしょう。
DLCはある？
このDLCには、基本的に電車1種類しか収録されていませんが、オンラインのSteamワークショップからは追加のミッションや車両をダウンロードできます。特に、このDLCにつながるMittenwald DLCを所有していれば、より多くのミッションが楽しめるようになります。
Train Simulator: Munich – Garmisch-Partenkirchen Route Add-Onは無料で遊べる？
無料で遊べるわけではなく、Train Simulator本体を所持していることが前提となります。このDLCを単体で購入する必要があります。
マルチプレイはある？
このDLCにはマルチプレイ機能はありませんが、複数人で協力してミッションをこなすといった遊び方は可能です。
対応言語は？
このDLCは英語に加えて、ドイツ語にも対応しています。日本語には対応していませんが、ゲーム自体は日本語UIに対応しているため、日本語プレイヤーでも問題なく楽しめます。
動作環境は？最低要件
– OS:Windows 7 / 8.1 / 10
– プロセッサ:2.8 GHz Core 2 Duo (3.2 GHz Core 2 Duo推奨)
– メモリ:4 GB RAM
– グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 750 / AMD Radeon R9 250X (4GB VRAM推奨)
– DirectX:バージョン 9.0c
– ストレージ:15 GB 空き容量
このDLCはグラフィックス面でかなり高度な作りになっているため、ある程度のスペックが必要とされます。高解像度で美しい景色を楽しむには、推奨スペックを満たすPCをお持ちであることをおすすめします。
PC GAME NAVI編集部レビュー
ドイツ南部の美しい風景を舞台にした本格的な鉄道シミュレーター。アルプスの裾野を走る全長100kmの区間を、高速電車から地域鉄道まで多彩な車両で走破できるのが魅力。ミッションやチュートリアルの数は少ないものの、ユーザー作成の豊富なコンテンツが用意されているため、熱心な鉄道ファンには最適な1本となっている。（編集部）
Train Simulator: Munich – Garmisch-Partenkirchen Route Add-Onの評価・DLC・日本語対応をまとめました
ミュンヘンからガーミッシュ＝パルテンキルヒェンまでの100km以上の鉄道路線を完全に再現したDLCです。ユーザーからも非常に高い評価を得ており、路線の詳細さや美しい風景が特に好評です。基本の車両以外にもDLCで追加の車両を入手できるほか、関連DLCとの連携で遊びの幅も広がります。日本語対応はありませんが、Train Simulator本体が日本語UIに対応しているため、日本語ユーザーでも問題なく楽しめます。
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