未経験でも気軽に遊べる雰囲気抜群の60年代体験ゲームです。色鮮やかな幻想的な世界観に包まれながら、サンフランシスコの1960年代の象徴的な出来事を学べる興味深いタイトルとなっています。音楽や芸術、歴史が織り交ぜられた”Psyche60s”は、まるで自分が当時の世界に迷い込んだかのような独特のアトモスフィアを味わえるでしょう。
どんなゲーム?
「Psyche60s」は、60年代のサンフランシスコを舞台にした3Dアドベンチャーゲームです。写真家のロベルト・ラバーネが手がけたこのタイトルでは、HIppieたちが一堂に会した「ヒューマン・ビー・イン」と呼ばれる大規模なイベントを再現しています。1967年1月14日にゴールデンゲートパークで開催された当時のパーティーの様子を、独特のアート調の世界観で体験することができます。ゲーム内では当時の音楽を聴きながら、さまざまな芸術家の作品を鑑賞したり、当時のライフスタイルや文化について学べるなど、まるで時代旅行に行ったかのような没入感を味わえるのが魅力です。
Psyche60sの評価は?
ユーザーレビューを見ると、このゲームに対する評価は決して高くはありません。操作性やカメラ、音声などが適切に機能していないなどの指摘があり、教育的な面でも物足りなさを感じているようです。ゲームコンセプトやアート表現は魅力的だと評価されていますが、完成度の低さから期待に応えられていないのが現状のようです。音楽や歴史、当時の文化について学べる良い機会にはなりますが、プレイ体験としてはかなり不満が残るようです。
DLCはある?
現時点では、「Psyche60s」にDLCの配信予定は確認できていません。ゲームの内容も比較的小規模なものであり、今後のアップデートや追加コンテンツの提供についても未定のようです。限られた予算と人的リソースの中で作られたタイトルだと推測されるため、大規模な拡張は難しいのかもしれません。ただ、ユーザーの評価を踏まえて改善が行われれば、新たな要素が加わる可能性もあるでしょう。
Psyche60sは無料で遊べる?
ストアページを確認したところ、「Psyche60s」は有料作品であることが分かりました。一時期セールで1ユーロほどの価格で販売されていたようですが、通常価格は5.99ユーロ(約800円)となっています。プレイするにはこの価格で購入する必要があり、無料で遊べるようなサービスは提供されていません。
マルチプレイはある?
「Psyche60s」はシングルプレイ専用のゲームで、マルチプレイ機能は搭載されていません。1人で夢のような60年代の世界を探索し、アート作品を鑑賞したり歴史の学習を行うことができます。複数人で協力したり競争したりといった要素はないため、ソロプレイに徹したタイトルだと言えるでしょう。ただしこれにより、他のユーザーとの交流やコミュニティ形成などが期待できないという面もあります。
対応言語は?
「Psyche60s」の対応言語は英語のみとなっています。ゲームのストアページや説明文、レビューなども英語で記載されており、日本語をはじめとした他の言語には対応していないようです。そのため、英語力のある人向けのタイトルといえるでしょう。日本語ユーザーにとっては、翻訳されていないテキストを読み解きながらプレイする必要があるので、遊びづらさを感じる可能性があります。
動作環境は?最低要件
– OS:Windows 10 64bit以上
– プロセッサ:Intel Core i3以上
– メモリ:4GB以上
– ストレージ:2GB以上
– グラフィック:GeForce GTX 750 Ti以上
比較的低スペックのPCでも動作するよう設計されていますが、高解像度の世界観を快適に体験するには、ある程度のスペックが必要となります。PCの性能に合わせて、最適な画質設定を選んでみるのがいいでしょう。
PC GAME NAVI編集部レビュー
60年代の芸術的な世界観に引き込まれながら、当時の歴史や文化を学べるのが「Psyche60s」の魅力です。操作性やテクニカルな部分で不備がありますが、それ以上に味わい深い内容に没頭できる良作だと感じました。ビジュアル、音楽、ストーリーなどが一体となった没入感抜群の体験を味わえるでしょう。アート作品鑑賞や当時の雰囲気を感じられる一品をお探しの方におすすめです。(編集部)
Psyche60sの評価・DLC・日本語対応をまとめました
ユーザーレビューでは操作性などの不具合が指摘されており、期待ほどの完成度ではないようですが、60年代のカウンターカルチャーを学べるのが魅力的な作品です。DLCの予定はなく、日本語にも未対応です。ただ、低スペックのPCでも快適に遊べる点は良いでしょう。
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