この「Bridge It +」は、まさに”橋を壊れないように建設する”ゲームです。橋が崩れ落ちて列車が谷底に転落するのを見るのも、このゲームの醍醐味の1つかもしれません。
荒涼とした砂漠や深い森林を舞台に、巧みな設計と構造物の構築が求められます。待ちかまえるのは、無警戒に近づいてくる自動車、重たい貨物列車、観光客を載せた遊覧船。果たして、あなたの橋は試練に耐えられるでしょうか?
どんなゲーム?
「Bridge It +」は、橋を設計・建設するシミュレーションゲームです。38もの難易度の異なるステージが用意されており、車や列車、船舶を安全に通過させることが目的です。初級者から上級者まで楽しめるよう、さまざまな橋の形式を使い分けることが求められます。吊り橋やドロー橋を使い分けたり、耐震性を考慮したりと、思考力と創造力が試されます。橋の設計を安価に抑えつつ、強度も保たなければなりません。操作性の良いエディットツールで美しい橋を作り上げることができ、友人とステージを共有することも可能です。チュートリアルステージでは、ナレーションによるゲームの説明もあり、初心者でも安心して取り組めます。さらに、地震によって橋を徹底的に試される場面もあり、予期せぬ出来事にも柔軟に対応する必要があります。
橋梁建設シミュレーションの定番として、じっくりと楽しめるゲームといえるでしょう。
Bridge It +の評価は?
ユーザーからは概して好評を得ています。直感的な操作性と、レベルによって難易度が段階的に上がっていくことが高く評価されています。初期の簡単なステージでは橋の基礎を学べ、中上級者向けの難しいステージでは創造性を発揮する必要があるため、幅広いユーザーに楽しめるゲームデザインだと言えます。ただし一部のステージでは現実離れした設計が要求されたり、橋の強度が不自然だと感じられる箇所もあるようです。そのため、より自然な物理演算を求める声もあります。全体としては、橋梁建設ゲームの定番として楽しめる作品だと評価できるでしょう。
DLCはある?
現時点では、本作にDLCの配信は行われていません。ゲームの内容については、ユーザーからも概して満足度が高いという評価が得られているため、開発元がDLCを制作する必要性を感じていないのかもしれません。今後、追加コンテンツの配信が行われる可能性はありますが、現状では未定といった状況です。
Bridge It +は無料で遊べる?
このゲームはスチームで販売されており、有料タイトルとなっています。無料でプレイできるバージョンはありません。ただし、時期によってはセールなどが行われ、割引価格で購入できる機会もあるようです。そのため、Bridge It +をお得に手に入れるチャンスがある場合もあるかもしれません。
マルチプレイはある?
本作にはマルチプレイモードは用意されていません。あくまでもシングルプレイヤー向けのゲームデザインとなっています。ただし、ステージの共有機能があり、自作の橋を友人と共有したりすることができます。そのため、橋の設計を議論したり、ベストなソリューションを探るといった、マルチプレイに近い楽しみ方ができるかもしれません。
対応言語は?
本作は英語に対応しています。一方で、日本語を含む他の言語への対応状況については明確な情報がありません。ゲームのレビューからは、日本語での プレイ体験に関する言及もないため、おそらく日本語には非対応と考えられます。海外発のタイトルであることから、日本語化されていない可能性が高いでしょう。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 7 以降
- プロセッサ: 2GHz 以上のデュアルコア CPU
- メモリ: 2GB RAM
- ストレージ: 500MB 以上の空き容量
- グラフィック: DirectX 9 対応、512MB VRAM以上
上記の最低動作環境を満たせば、ほとんどのPCで問題なく動作するものと思われます。橋の物理演算や3Dグラフィックスを処理するため、ある程度のスペックが必要となりますが、最新のPCであれば快適にプレイできるはずです。
PC GAME NAVI編集部レビュー
「Bridge It +」は、橋梁建設シミュレーションの醍醐味を存分に味わえる作品です。物理演算に基づいた橋の設計と、段階的に難易度が上がっていくステージ構成が魅力的。初心者でも基本を学べるチュートリアルから、上級者向けの過酷な条件まで、幅広いユーザーを取り込んでいます。美しい橋を低コストで完成させる喜びは格別で、友人とステージを共有して切磋琢磨するのも楽しみの1つ。物理演算に少々の不自然さはあるものの、橋梁建設ゲームの定番として十分に楽しめるタイトルだと言えるでしょう。(編集部)
Bridge It +の評価・DLC・日本語対応をまとめました
このゲームは、橋梁建設シミュレーションの定番タイトルとして高い評価を得ています。38ものステージが用意されており、段階的に難易度が上がっていくため、初心者から上級者まで楽しめます。しかし一部のステージでは現実離れした設計が要求されるなど、物理演算の不自然さも指摘されています。DLCの配信予定はなく、日本語にも非対応のようです。とはいえ、創造性を発揮しながら美しい橋を設計・建設する醍醐味は十分に味わえる作品だといえるでしょう。
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