あの懐かしのNESゲーム「ロロの大冒険」を彷彿とさせる、indie製品「Subject F-011」。プレイヤーは青いボールキャラクターとなり、ピンクのボールキャラクターであるラーラを救出するために、様々な障害物を操作しながら頭脳を研ぎ澄ませて難題を解いていく。ファミコン時代のレトロ感あふれる雰囲気を現代にふさわしくアレンジした、まさに"スピリチュアルな後継作"といえるだろう。
どんなゲーム?
ゲームの舞台は地球の軍事施設「エリア51」。捕らわれの身となった主人公は、仲間を救出しながら抜け出すための様々な障害物を操作し、計算された難問を解いていく。敵の動きを利用してブロックを押し動かし、鍵を集めることで次のステージへと進んでいく。敵やアイテムの使い分けが肝心で、一つ一つのパズルを解いていくことで、次第に抜け出す道筋がみえてくるのだ。ファミコンの名作「ロロの大冒険」シリーズのスピリチュアルな成功者といえる。
Subject F-011の評価は?
ユーザーからは高い評価を集めている。特に「懐かしさとともに新鮮な気分を味わえる」「パズルの難易度が絶妙」といった声が多く、NES時代のレトロゲーマーからも注目されている。一方で、一部の難関ステージでは絶望感を覚えることもあり、ヒントシステムの追加を望む声もある。しかし全体としては、ノスタルジックな雰囲気の中にも現代のゲーマーを楽しませる工夫が随所に見られる、素晴らしい作品と言えるだろう。
DLCはある?
現在のところDLCの配信は予定されていないようだ。ただし、ゲーム内の「カスタムパズル作成」機能により、プレイヤー自らが新しいパズルを作成し、オンラインで共有することが可能。つまり、ユーザー参加型でゲームの拡張が期待できる。今後、開発者による追加コンテンツの配信も期待できるかもしれない。
Subject F-011は無料で遊べる?
有料作品。ゲームの内容や評価を考えると、妥当な価格設定だと思われる。
マルチプレイはある?
残念ながら、マルチプレイモードはないようだ。ひとりで着実にパズルを解いていくスタイルのゲームなので、協力プレイや対戦といった機能はないと見られる。しかし、オンラインでの自作パズルの共有機能があるため、他プレイヤーとの交流は期待できるかもしれない。
対応言語は?
英語のみの対応となっている。日本語をはじめ、他の言語には未対応のようだ。今後の日本語対応も未定のようなので、英語が堪能でない人にとっては少し難しい面もあるかもしれない。
動作環境は?最低要件
- OS: Windows 10/11 (64-bit)
- プロセッサ: Intel Core i3 以上
- メモリ: 4 GB RAM
- ストレージ: 1 GB 以上の空き容量
- グラフィック: DirectX 11 対応のグラフィックボード
比較的低スペックでも動作するようで、多くのPCユーザーが快適にプレイできる環境が整っている。
PC GAME NAVI編集部レビュー
NESの名作「ロロの大冒険」シリーズのスピリチュアルな後継作として、まさに私たちの期待に応えてくれた素晴らしいパズルゲームだ。懐かしさと新鮮さが絶妙に融合した非常にやり応えのある作品。障害物の移動や敵の動きを巧みに利用したパズルは頭を柔らかく使わせてくれ、それでいて遊び応えはたっぷり。ゲームを進めるうちに、徐々に抜け出す道筋がみえてくる爽快感も味わえる。必見のオススメ作品だ。(編集部)
Subject F-011の評価・DLC・日本語対応をまとめました
Subject F-011は、懐かしのNES「ロロの大冒険」シリーズのスピリチュアルな後継作として、高い評価を受けている。パズルの難易度が絶妙で、ノスタルジックな雰囲気と現代的な要素がうまく融合したゲームデザインが光っている。DLCの配信は予定されていないが、カスタムパズル機能でユーザー参加型の拡張が期待できる。一方、日本語対応はなく、英語のみの対応となっている。
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