元のボードゲームを好きだった私にとって、Spirit Islandのデジタル版はまさに待望の一本でした、
物理的なセットアップの煩わしさを省き、駒の移動や対決ルールの適用を自動化してくれるおかげで、戦略に集中できる爽快さがあります、
ソロでも協力プレイでも遊べる設計は他のプレイヤーとの連携や、自分だけでじっくり試行錯誤する楽しさを両立していて、
サウンドトラックは派手さはないものの霊ごとに雰囲気が変わる演出が心地よく、没入感をさりげなく高めてくれます、
UIは概ね直感的ですが、移動系の操作や一部の表現で慣れが必要な部分もあるため、最初はチュートリアルやアンドゥ機能を活用すると良いです、
時折マルチでのデシンクや細かいバグが報告されますが、開発側はパッチで修正を重ねており、全体としては快適に遊べる出来だと感じました、
拡張も豊富で、物理版を揃えるより手頃にプレイ範囲を広げられる点もデジタル版の大きな魅力です。
どんなゲーム?
Spirit Islandは、1700年代をモチーフにした架空の世界で、自然の精霊となって島を侵略してくる植民者(侵略者)から土地と原住民を守る、
協力型のターン制ストラテジーゲームです、
プレイヤーは1~4体の異なる精霊を操作し、それぞれ固有の元素的能力とパワーカードを駆使して、地形の支配や侵略者の排除を目指します、
島はモジュラー式のボードで様々なレイアウトが可能、
原住民ダハン(Dahan)と連携して力を伸ばし、恐怖(Fear)を生み出して侵略者の勢力をそぎ落としていくシステムが特徴です、
デジタル版はボードゲームの全ルールやカードを忠実に再現し、数多くの組み合わせによる高いリプレイ性と、ソロプレイやオンラインマルチに対応する利便性を兼ね備えています、
ゲーム内には多数のマイナー/メジャーパワーカード、対戦相手の個性を増すアドバーサリー、複数のシナリオやブライト/フィアカードなど、原作の充実したコンテンツが収録されています。
Spirit Islandの評価は?
ユーザーレビューを見ると、全体的に非常に高評価です、
多くのプレイヤーが「ボードゲーム版の戦略的深みをそのままデジタルで再現している」と称賛しており、
例えば「元のボードゲームはすぐに私のお気に入りの一つになり、このデジタル版はあらゆる戦略的深みを、よりアクセスしやすい形式で捉えている」との意見があります、
また「挑戦的で知性と忍耐を試す素晴らしいゲーム、特にソロモードが最高」といった評価や、
「ボードゲームの移植がうまくいっている、クロスプラットフォームで参加できる」といった移植の完成度を称える声も多いです、
一方でマルチプレイ時のごく稀なデシンクや、メインメニューに広告が表示される点を不満に挙げるレビューも見られます、
総じて、戦略性の高さと自動化による利便性、豊富な拡張コンテンツが評価されており、コアなボードゲームファンや戦略系好きに強く勧められる作品です、
DLCはある?
はい、複数のDLCがリリースされています、
公式説明にある通り、Branch & Clawは二体の精霊やアドバーサリー、四つのシナリオや新しいカード群とイベントデッキを追加します、
Jagged Earthはさらに多くの精霊や島ボード、シナリオ、イベントや恐怖・ブライトカードを追加して、ゲームの深みと難易度の幅を大きく広げます、
Horizons of Spirit Islandは特に新規プレイヤー向けに五体の精霊と三つの島ボードを追加し、導入をサポートします、
さらにプロモパック(Flame、Featherなど)もあり、新たな精霊やアドバーサリー、シナリオ等で遊びの幅を増やせます、
レビューでも多くのプレイヤーが拡張の存在を楽しみにしており、デジタル版ではこれらDLCを手軽に導入できる点が好評です、
Spirit Islandは無料で遊べる?
いいえ、基本的に有料のタイトルです、
ストアレビューやユーザーコメントを見る限り、購入して遊ぶ前提のゲームであり、DLCも個別に購入する有料コンテンツになっています、
体験版の有無やセールでの割引はストアのタイミング次第ですが、恒常的に無料で遊べるという情報は確認できません、
マルチプレイはある?
あります、
デジタル版はクロスプラットフォームでのオンラインマルチプレイに対応しており、フレンドや世界中のプレイヤーと一緒に遊べます、
またソロで1~4体の精霊を操作することで一人プレイが可能で、ローカルでのパス&プレイやSteam Remote Play Togetherにも対応しています、
レビューには「マルチプレイは概ね安定している」という評価が多いですが、稀にマルチでのデシンクや応答が来ないといったエッジケースの報告もあります、
とはいえアンドゥ機能や頻繁なパッチでの修正により、実用上は快適に遊べることがほとんどです、
対応言語は?
ストアの説明やレビューを踏まえると、本作は基本的に英語を中心としたローカライズが行われています、
レビュー内に日本語対応に関する明確な言及は見当たりませんでした、
そのため日本語インターフェースや日本語字幕が公式に提供されているかは不明であり、現時点では日本語未対応の可能性が高いです、
購入前にストアページで対応言語を確認することをおすすめします、
動作環境は?最低要件
最低推奨の目安として、以下のような環境が想定されます、
- OS:Windows 7/8/10 64bit相当、
- CPU:2GHzクラスのデュアルコア以上、
- メモリ:4GB以上、
- グラフィック:統合GPUまたはVRAM512MB以上のGPU、
- ストレージ:500MB〜1GB程度の空き容量、
- DirectX:バージョン9以降、インターネット接続(オンラインマルチプレイ時)、
コメント:本作はカードやボードの自動化が主体で、重い3D描画を求めるタイトルではないため、
高性能なゲーミングPCを必要とするわけではありません、
ただし複数の拡張や高解像度のテクスチャを有効にすると要求が上がる可能性があるため、
快適にプレイしたい場合は少し余裕のあるメモリとGPUを用意しておくと安心です、
PC GAME NAVI編集部レビュー
実際に遊んでみると、原作ボードゲームの複雑さを良い意味で残しつつ、
デジタルの利便性でテンポよく進められるバランスが素晴らしいと感じました、
ソロでじっくり精霊のシナジーを探る楽しさも、協力して戦略を練る楽しさも両立しており、
音楽やマップの表現が雰囲気を高め、アンドゥ機能が初心者の学習を助けてくれます、(編集部)
Spirit Islandの評価・DLC・日本語対応をまとめました
評価:戦略性の高さと原作への忠実な移植性が高く評価されています、
DLC:Branch & Claw、Jagged Earth、Horizonsなど複数の拡張で遊びの幅が大きく広がります、
日本語対応:ストアやレビューに明確な記載がなく、日本語未対応の可能性が高いので購入前の確認を推奨します、
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